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医療法人社団 協友会 吉川中央総合病院

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

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教育担当インタビューinterview

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メイン写真
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勤務形態の多様化と向き合い、
誰もが平等に学べる環境づくりを。

Profile

看護部教育担当 看護科長看護補助者として入職後、仕事と学業を4年間両立して看護師の資格を取得。新人時代は外科病棟に勤務し、がん患者様と関わる中でより専門性を身に付けたいと思い、卒後10年目に緩和ケア認定看護師の資格を取得。2014年の緩和ケア病棟立ち上げから携わり、現在は同病棟の師長職と看護部の教育担当者を兼任している。

これまでの歩み

看護師を志したきっかけについて教えてください。

実は私、最初は当院の受付事務の求人募集に応募したんです。でも、面接日に事務の担当者の方が不在で、たまたま看護部長の面接になり、「看護師になってみない?」とスカウトしていただきました(笑)。

その場の雰囲気で思わず「はい」と答えた私ですが、看護補助者として働きながら看護師の資格を取得し、かれこれ20年以上たつ今も看護の仕事を楽しんでいるので、当時の看護部長には本当に感謝しています。

どんな新人時代でしたか?

患者様と関わることが大好きで、少しでも隙間時間ができると、ベッドサイドに足を運んでお話やマッサージをしていました。でも、先輩に声をかけずに患者様のもとへ行ってしまうため、「報連相ができていない」「いつもどこかに消えてしまう」と、叱られた思い出もあります。

卒後10年目に緩和ケア認定看護師の資格を取得されたそうですね。

ええ。新人時代から勤務していた外科病棟にはがん患者様が多く、痛みや不安を訴える患者様に対して、「背中をさすること」や「手を握ること」しかできない自分に無力さを感じていました。なので、緩和ケア認定看護師の資格を取ればもっと何かできると思い、学びに行きました。

もちろんたくさんのことを学ぶことができましたが、数カ月間にわたる研修の中で、がん看護では「背中をさすること」や「手を握ること」といった、相手に安心感を与える関わりがとても重要だということにも気付かされたんです。私は当時から教育委員会に所属していたので、その学びを後輩たちに伝えていきたいと思い、「選択研修/がん看護」の講師として登壇を続けています。

テーマ1

教育担当者としての取り組み

看護部の「選択研修」について、詳しく教えてください。

「選択研修」は当院独自で考案した教育カリキュラムで、AMGのクリニカルラダーのラダーⅡ以上に認定された看護師を対象に実施しています。救急看護・認知症看護・がん看護など、さまざまな研修カテゴリーを設け、個人が興味のある領域を選んで受講できます。

大きな特徴は、認定看護師や特定行為研修修了者など、院内外で活躍するスペシャリストが講師を務めていること。AMGには認定看護師同士の横のつながりがあるので、当院に不在のスペシャリストを近隣のグループ病院から招くこともあり、例えば救急看護の選択研修は三郷中央総合病院のクリティカルケア認定看護師が担当しています。

教育担当者として、実現したいことはありますか。

「自分らしく働く看護師」に溢れた職場をつくることです。私自身が緩和ケアのスペシャリストになれたことに喜びを感じているので、スタッフ一人ひとりの特性を知り、その人に合った学びを提供し、その人らしく輝く働き方を一緒に見つけていけたらと考えています。

当院のような中規模な地域密着型病院は、中途入職の看護師たちに支えられていますから、年2回は中途入職者交流会を開催して親睦を深め、中途入職者が学びやすい環境づくりも進めています。

看護部教育委員会が目指していることを教えてください。

みんなに質の高い教育を提供することです。そのためには、「時間や場所に縛られない学び方」を増やすことが重要だと感じています。近年では勤務形態の多様化が進み、個人が望む働き方に職場が合わせていく時代なので、「どんな勤務形態であっても、学べる環境は平等だ!」をモットーに、個人のパソコンやスマホから受講できる動画研修やeラーニングを積極的に活用しています。

また、全員に受講してほしい院内研修は原則勤務時間内の開催とし、勤務時間外の研修は動画で撮影して視聴できるようにしているんです。当院には、お子さんが小さくて「学びたくても学べない」と悩むママさん看護師がたくさんいるので、そのような仲間の気持ちにも寄り添い、教育・学習方法を変化させていく必要があると考えています。

テーマ2

求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

看護部には私を含めて3名の教育担当者が在籍し、新人教育はもちろん、ラダーに沿った継続教育やキャリアサポートも充実させています。私は教育担当として各部署をラウンドする中で、教育に関するコンサルテーションの依頼や、キャリアに関する個別相談も受け付けているので、気軽に声をかけていただけたら嬉しいです。

学びを続けることで看護師人生はより豊かになっていきます。ぜひ一緒に楽しく学んでいきましょう!

テーマ3

プライベートの過ごし方

音楽フェスでストレス発散!

音楽が趣味なので、オフの一番の楽しみはフェスへの参戦です。関東近郊だけでなく、気になるフェスがあれば、九州や四国にも足を運んでいて、去年はカウントダウンフェスにも行くことができました♪

プライベート