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医療法人社団 哺育会 さがみリハビリテーション病院

リハビリテーション科

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

医療法人社団 哺育会 さがみリハビリテーション病院

教育担当インタビュー 【リハビリテーション科】interview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

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一人ひとりの強みを伸ばす教育で、
「生き残るセラピスト」を育てる。

Profile

リハビリテーション科 教育担当 言語聴覚士大学卒業後、企業の財務部に配属。その後、独立開業を目指して税務業務に従事するも、家族の病気が転機となってリハビリ業界へ。言語聴覚士の資格を取得後、2013年に上尾中央医科グループ(AMG)の病院に入職し、主任職に昇進。人事異動で2019年に「さがみリハビリテーション病院」に赴任し、リハビリテーション科の教育担当に。「一般社団法人 神奈川県言語聴覚士会」の役員も務め、県内の言語聴覚士の資質向上や相互連携の推進、地域住民の保健・医療・介護・福祉・教育の充実に寄与する活動にも参画している。

これまでの歩み

社会人から言語聴覚士を志したそうですね。

ええ、大学時代は経営を学び、税務の専門家として10年ほど働いていました。独立開業を目指していた矢先、母親が脳出血を発症し、言葉がまったく出なくなってしまったんです。

当時は「言葉のリハビリ」に積極的に取り組んでいる専門病院が少なく、「自分がどうにかするしかない!」という想いから、それまでのキャリアを捨ててリハビリの専門学校に進学しました。幸い母の予後は良く、今ではすっかり元気になって生活しています。

初めて働く職場にAMGの病院を選んだのはなぜですか?

学生時代の実習先がAMGの病院で、指導に携わってくれた先輩に入職を誘われたからです。新卒入職のセラピストは20代前半の若手が中心でしたから、30代を過ぎた自分に声をかけてくれるなんてありがたいなぁと思い、入職を決めました。

学生時代に脳について勉強する中で、20代と30代では新しい物事を吸収するスピードが違うことがわかっていたので、自分は同期よりも何倍も努力しないと…という気持ちがありましたね。

どんな新人でしたか?

控えめに言っても、生意気で扱いづらい新人だったと思います(笑)。一つのことに集中してそれを突き詰めたい性分なので、自宅に帰ってからもリハビリの技術や知識について考え込んでいました。本当に余裕のない状態でしたね。

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教育担当者としての取り組み

リハビリテーション科の教育の特徴について教えてください。

一般的に、大きな病院・施設であれば新人教育は手厚く整えていますが、年次が進むごとに学びの機会は減少していく傾向にあります。でも当院では、新人に対してはもちろん、既存スタッフの継続教育にも力を注いでいるのが特徴。AMG共通のラダー(段階的な能力開発制度)に沿って、初期研修・中期研修・後期研修と3つの段階別に研修計画を立案し、職種ごとの教育をシステム化しています。

研修形態もさまざまで、仲間と共に学ぶ集合研修に加えて、職場のパソコンや個人のスマホから学べるeラーニングや動画研修を活用したり、外部の研修・学会への参加を促したりしています。

能力や目標に合った学びができるのですね。

ええ、スタッフ一人ひとりがCAN(できること・能力)、WILL(したいこと・価値観)、MUST(すべきこと・しなければならないこと)を自覚し、自立的・主体的にキャリア形成に取り組めるよう支援しています。

AMGはキャリア支援が手厚く、外部研修・学会参加時や、資格取得時の費用を援助してくれる制度があり、みんな積極的に活用していますね。私自身も、「毎年必ず学会発表をする」という目標を自分に課しています。今はそれに加えて、認定言語聴覚士の資格取得を目標にしています。

どんなキャリアを築いているセラピストがいますか?

将来は管理職としてマネジメントに従事する道だけでなく、各領域に精通したスペシャリストとして活躍する道もあり、認定理学療法士・介護予防運動指導員・ケアマネージャーなど、興味のある資格を取得したメンバーも多いです。

当院はセラピストの活躍の場として、回復期リハビリテーション病棟・訪問リハビリ・外来リハビリがあるほか、行政と連携した介護予防教室や通所型サービスCなどに携わる機会にも恵まれていて、本当に幅広い経験が積めます。

高齢化の進展に伴い、介護予防を強みとするセラピストの需要は年々増えていますから、「時代に求められるスキル」を磨きたい方にもうってつけの職場です。

教育についての詳細はコチラ

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求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

社会も人の心も移ろいやすいこの世の中で求められる能力は、ずばり「生き残るチカラ」。それはセラピストに限らず、どの職種にも求められるスキルで、私自身も一番大切にしています。生き残るチカラを身に付けるには、一つの組織だけでなく、外の世界を知ることが重要で、そういう面で当院はとても開かれた病院です。

例えば、行政からの委託事業で地域に出向く機会や、AMGのグループ施設の仲間と学び合う機会が多いですし、院外活動も可能なので、私は「一般社団法人 神奈川県言語聴覚士会」に所属し、県内や近隣都県の言語聴覚士との交流も大事にしています。

ぜひ、専門職としての得意分野や特性の活かし方を学び、常に自分を変化させ続ける柔軟性を持ち続けてください。そして、時代や人々の多様な価値観・考え方に触れ、自己を確立できる人材に育って欲しいと考えています。

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プライベートの過ごし方

休日は何よりも家族との時間を大切に。

妻も働いているので、オフの日は家事全般をやらせてもらっています。5歳の娘がいるのですが、休日は親子で散歩に出かけ、葉っぱや石を持ち帰って顕微鏡で観察する時間が楽しいです。また、推理ドラマのトリックや犯人を開始早々予測するのが大好きで、言い当ててしまい妻に叱られたりしています。

プライベート
《看護職編》2025年12月に新築移転予定。 結婚・出産後も働きやすい回復期リハビリ専門病院。

Webで病院見学看護職編

《リハビリスタッフ編》地域支援事業に力を注ぐ回復期リハビリテーション専門病院。2025年12月の新築移転に向けて、PT・OT・STの採用を強化中。

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