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医療法人社団 愛友会 三郷中央総合病院

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

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メイン写真
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目標を持つことで、
仕事はもっと楽しくなる。

Profile

看護係長 看護部教育委員会 新人教育部会 部会長高校卒業後、大学の看護学部で学び、新卒で「三郷中央総合病院」に入職。卒後4年目に実習指導者資格を取得後、看護学生の指導に積極的に携わるようになり、「人に教える楽しさ」に出会う。2019年に看護主任に、2022年に看護係長となり、看護部教育委員会に所属。現在は、看護部教育委員会の新人教育部会部会長を務め、各部署と連携しながら、新人教育の更なる充実と、新人の職場定着支援に取り組んでいる。

これまでの歩み

新卒からこちらの病院に勤務しているそうですね。

ええ。当院は幼い頃からの「かかりつけ病院」で、母親が当院の看護師として働いていたので、顔見知りの職員の方が多く、馴染みの深い病院でした。看護師を志した頃は、母と同じ職場で働くなんて想像もしていませんでしたが、いろいろな病院の見学やインターンシップに参加した結果、「三郷中央総合病院のアットホームな雰囲気が一番自分に合っている」と感じたんです。

新人時代の思い出を教えてください。

先輩から指導を受けても、自分が納得するまで調べないと気が済まないタイプで、負けず嫌いでプライドも高く、生意気な新人だったと思います(笑)。でも、看護部の先輩方はそんな私の性格まで理解してあたたかく見守ってくださって、私が看護師として実現したい目標や、進みたい道も応援してくれました。

私は看護学生時代の実習にあまり良い思い出がなくて、事前学習やレポート提出に追われる日々に心が折れていました。なので、その時に「看護師になったら学生さんが実習を楽しめる環境を整えたい」という目標を持ちました。そして、卒後4年目で実習指導者資格を取得し、実習指導に積極的に関わるようになったんです。

目標を応援してくれる職場なんですね。

そうなんです。学びたい分野の外部研修への参加や、興味のある資格取得をサポートしてくれる制度も整っているので、チャレンジ精神さえあれば上を目指すことができます。実際に当院の看護部には、さまざまな目標を実現したスペシャリストが多く、認定看護師は7分野9名、特定行為研修修了者は10名在籍しているんですよ(2025年4月)。

大き過ぎない病院規模なので、スタッフ一人ひとりが理想とする働き方を上司に伝えやすく、配属部署の希望や、将来のキャリアの相談なども気軽にできます。例えば、「認知症看護を深めていきたい」というスタッフがいれば、AMGの資格取得支援制度を活用し、認知症看護認定看護師の資格取得をバックアップしています。さらに資格取得後は、専門性を発揮できる活躍の場まで提供していて、院内コンサルテーションや研修講師、院外での専門活動を行う認定看護師が多いです。

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教育担当者としての取り組み

現在の取り組みについて教えてください。

看護部の教育委員会は、新卒対象の「新人教育部会」と、卒後2年目以降の方対象の「現任教育部会」に分かれていて、私は「新人教育部会」の部会長として、1年間にわたる新人研修プログラムの企画・運営に携わっています。毎月行う委員会では、各部署の新人さんの指導の進捗や、指導にあたる実地指導者の想いを共有し、より良い教育を実践できるよう検討を重ねています。

新人教育においては、入職~部署配属前に「ローテーション研修」を実施していて、各部署の業務を2日間ずつ経験してから配属希望を調査し、なるべく希望に沿った配属を行っています。部署配属後は看護方式のPNSを活用し、新人さんを一人にせず、頼りになる先輩とペアで働ける環境を整えることで不安解消につなげています。

看護部では、部署全体で新人さんを育てていく方針で、技術指導や振り返りは毎日変わるPNSのパートナーが中心となって携わり、精神面のサポートにはメンター制度を取り入れていて、卒後年数の近い先輩がメンター(相談役)を担っているんですよ。

新人教育において、オリジナルの取り組みなどはありますか?

新卒看護師のご家族を病院に招待する「院内見学会」というイベントがあります。新人さんの成長をご家族の方にも感じていただけるように、年度末にご家族を招いて、院内や配属部署を紹介したり、ご家族の血圧を測定したりしているんです。

「働く姿を家族に見せるのは照れくさい…」と感じる新人さんもいるようですが、ご家族からはとても好評で、毎年喜んでいただけます。私も新人の頃は恥ずかしいなぁと思いましたが、自分の子どもが生まれて父親になった今は、将来子どもが看護師になったら、働く姿を見てみたい!と思いますね(笑)。

教育に携わる上で、心がけていることはありますか?

「自分は職場に必要とされている」ということが伝わるように、スタッフ一人ひとりの長所・役割などをきちんと伝えるようにしています。あとは、効果的な動機付けを行っていくために、少しの興味や関心にも目を向け、学ぶ意欲を引き出せるような関わりを心がけていますね。

教育についての詳細はコチラ

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求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

小さくてもよいので、目標を持って仕事に取り組んでほしいと思っています。目標があることで、仕事へのモチベーションも高まるでしょうし、やりがいや成長にもつながります。なかなか目標が見つからないという場合は、一緒に働く先輩に注目し、「あの先輩のようになりたい!」と思える存在を見つけてみましょう。

看護部教育委員会では、周囲から目標とされるロールモデルの育成に力を注いでいるので、身近に憧れの先輩を見つけやすいはず。ぜひ、共感できる看護観を持つ先輩や、理想の働き方と合致する先輩と出会い、積極的に学びを得ることで自身のキャリアを高めていってほしいです。

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プライベートの過ごし方

季節の変化を家族で楽しむ★

休日は、妻と2人の子ども達と過ごす時間を大切にしています。子どもは6歳と4歳で、季節のイベントは家族で楽しみたいと思っているので、お花見・潮干狩り・温泉旅行・苺狩りには毎年行っています!

プライベート