医療法人社団 純正会
青梅東部病院 Webで病院見学

おうちでゆっくりご覧いただける、病院見学の体感コンテンツです。

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おうちでゆっくり見学できます。webで病院見学
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青梅東部病院

( 認知症治療専門病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

青梅東部病院の見学の下調べ

高齢化が進む今、認知症に関する専門スキルは大きな強みになりますよね。豊かな自然に囲まれた「青梅東部病院」は、認知症を抱える方のための専門病院。内科医と精神科医が連携し、合併する身体疾患の治療にも対応しながら、「この病院で良かった」と満足してもらえるケアの提供を目指しているそうです。さっそく見学に行って、働く魅力をチェックしてきます!

形 態
認知症治療専門病院
所在地
東京都青梅市/東青梅駅
病床数
180床
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

青梅東部病院の玄関

玄関

「青梅東部病院」へのアクセスは、「東青梅駅」と病院間を運行する無料送迎バスに乗って約7分。奥多摩の美しい山々に囲まれた立地が特徴で、駅から少し離れていますが、敷地内には無料の職員用駐車場があるのでマイカー通勤の方が多いそうです。玄関で迎えてくれたのは、4F病棟の看護師長さん。「ようこそ!今日は自慢の職場をたっぷりとご紹介しますね」。

玄関の次
青梅東部病院のあけぼの農園

あけぼの農園

まずは、スタッフの皆さんで耕した敷地内の「あけぼの農園」を紹介していただきました。自然に恵まれた環境で、おいしい野菜が育ちそうですね。「ええ、土いじりが好きな患者様のために、以前から園芸療法ができるスペースが欲しいねと話し合っていて、こちらのレクリエーション委員会の看護師やOTが中心となって畑をつくり、先日ジャガイモを植えました」。素敵な取り組みですね。

あけぼの農園の次
青梅東部病院の病棟

病棟

つづいて病棟に行き、水村看護部長にお会いしました。どんな方を求めていますか?「高齢者看護や精神科の経験がある方はもちろん、認知症に興味があって学んでいきたいという気持ちがある方なら、未経験者でも大歓迎です。患者様は若年性認知症の方もいらっしゃいますが、大半は80代以上の高齢者の方で、身体介助や生活支援を担う看護助手も積極的に採用しています」と、水村看護部長。

病棟の次
青梅東部病院のデイルーム

デイルーム

病棟のデイルームは穏やかな雰囲気で、患者様たちがゆったりと生活しています。「長期入院の患者様が多いことから、生活の場としての環境整備にも力を注いでいて、病院というよりも介護施設に近い雰囲気です。患者様の認知症の進行度はさまざまですが、『身体拘束ゼロ』を目標に掲げ、多職種が工夫を重ねて安心・安全な環境づくりを進めているんですよ」と、看護師長。

デイルームの次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

青梅東部病院のデイルーム

デイルーム

デイルームには、季節にちなんだ手作りの装飾がたくさん飾られています。「四季を感じることは認知症の進行を遅らせる効果があると言われているので、外出が難しい患者様でも季節の変化を楽しんでいただけるように、スタッフみんなで作品をつくっています」。院内の至るところに装飾を飾り、患者様との会話のきっかけにもつなげているそうです。

デイルームの次
青梅東部病院の院内行事の様子

院内行事の様子

「こちらは、先日開催したひな祭りのお茶会の様子です」と、写真を見せてくれました。「当院では、入院生活に楽しみを持っていただけるように、季節ごとの行事や院内外のレクリエーションを充実させています。また、患者様の個人的な夢を叶える『夢プラン』という取り組みもあり、思い出の地を訪問したり、好きなものを食べに行ったり、ご家族も一緒に楽しんでいるんですよ」。次回の夢プランは秩父観光を予定しているんだとか。

院内行事の様子の次
青梅東部病院のOT室

OT室

つづいて、作業療法士さんが活躍するOT室へ。「質の高いチーム医療を推進する当院では、医師・看護師・OTなどが連携し、集団・個別での生活機能回復訓練にも取り組んでいます。認知症の症状を少しでも和らげ、その人らしい穏やかな生活を取り戻していただけるように、ADLの維持・向上だけでなく、QOLも高めていけるような関わりを心がけています」と、OTさん。

OT室の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

青梅東部病院の病室

病室

病室を覗くと、看護師さんが患者様とお話をしていました。「当法人では、フランス発の認知症ケア技法であるユマニチュード®の考えを取り入れ、患者様に『この人となら良い時間を過ごせる』と感じてもらえるような関わりを全職員が心がけています。法人本部ではユマニチュード®推進委員会を立ち上げ、定期的に研修を開催しているので、当院のスタッフも積極的に参加しているんですよ」と、看護師長。

病室の次
青梅東部病院のデイルーム

デイルーム

デイルームに戻ると、看護助手さんがおやつの介助を行っていました。「当院では、患者様の生活支援や環境整備を担う看護助手も積極的に採用中です。看護助手は無資格・未経験者も大歓迎で、入職後はこんなふうにベテランの先輩がサポート役に付くので安心してくださいね」。手厚いキャリア支援を整え、看護助手として働きながら看護師・准看護師・介護福祉士などの資格取得を目指す方も応援しているとのこと。

デイルームの次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

青梅東部病院の病棟

病棟

つづいて、子育て中のママさん・パパさん看護師さんを紹介していただきました。子育て中のスタッフは多いですか?「はい。子育てサポートとして保育費・学童保育費補助制度があり、小さな子どもを持つスタッフが多数活躍しています。残業がほとんど発生しない職場なので、子どものお迎えに遅れる心配がなく、勉強会や委員会活動なども基本的に勤務時間内の開催で、無理なく参加できています」と、お2人。

病棟の次
青梅東部病院の病棟

病棟

最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。働きやすさはどうですか?「休暇が充実していて、とても働きやすい環境です。月10日の公休に加えて、年3日のリフレッシュ休暇もあり、有休もほぼ100%消化できるので、家庭やプライベートを大切にできます。待遇・福利厚生も充実しているので、年齢を重ねても長く働く仲間がたくさんいますよ」と、皆さん。魅力的な職場ですね。今日はありがとうございました。

病棟の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。高齢化が進む時代に求められる認知症専門病院、いかがでしたか。

――お疲れさまでした。高齢化が進む時代に求められる認知症専門病院、いかがでしたか。

認知症専門病院と聞くと、ハードルが高い印象もありましたが、とても穏やかな雰囲気の病院で、多職種が一丸となって身体拘束をしない認知症ケアを目指しています。見学前は、精神科病院や療養型病院のような場を想像していましたが、実際は介護施設に近い雰囲気で、季節行事やレクリエーション活動が活発です。

――認知症ケアが未経験でも働くことはできますか?

はい。入職後のOJT体制も整っていますし、週に一度は勉強会が開催され、本部主催のユマニチュード®の研修にも積極的に参加できるので、働きながら専門性を身に付けることができます。看護助手として働きながら看護師資格を取得し、卒後1年目から働いている方もいて、新人教育体制がしっかりしています。

――では、ここはちょっと、というところは?

看護師もオムツ交換や行事の開催に携わるので、「生活支援やレクリエーションは看護師の仕事ではない」と考える方には合わないと思います。職種ごとに役割はありますが、職種を超えて協力し合える業務はみんなで行っていました。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

母体の「医療法人社団 純正会」では、グループ内副業制度を設け、普段の職場では得られないスキルを磨くチャンスを用意しているそうです。経験を広げながら収入を増やすこともでき、スタッフの皆さんに好評なんだとか。

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