医療法人社団 中山会
湯河原胃腸病院 Webで病院見学

おうちでゆっくりご覧いただける、病院見学の体感コンテンツです。

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湯河原胃腸病院

( 一般・医療療養病院 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

湯河原胃腸病院の見学の下調べ

時代や地域のニーズに合わせて改革を推進する病院って、将来性があって魅力的ですよね。全国的な知名度を持つ神奈川県湯河原の地域医療を支える「湯河原胃腸病院」は、2023年6月より「SAITO MEDICAL GROUP」の一員となり、より働きやすく、魅力溢れる病院づくりを進めているそうです。多様な人材の活躍を推進し、仕事と子育てや学業との両立を応援しているらしいので、さっそく見学に行ってきます。

形 態
一般・医療療養病院
所在地
神奈川県足柄下郡/湯河原駅
病床数
108床(一般58床・医療療養50床)
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

湯河原胃腸病院の玄関

玄関

「湯河原胃腸病院」へのアクセスは、年間を通して多くの観光客で賑わう「湯河原駅」から徒歩5分。駅前名物の「50階段」を降りたサンサン通り沿いにあり、人気のサーフポイントも近く、さまざまな観光資源に恵まれた立地です。玄関で迎えてくれたのは、療養病棟に勤務する入職15年目の看護師さん(写真左)と、入職3年目の看護師さん(写真右)。今日はよろしくお願いします。

玄関の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

湯河原胃腸病院の外来診療室

外来診療室

まずは外来診療室に伺い、消化器外科を専門とする永田院長にお会いしました。病院名の通り、胃腸の病気の診療を強みとしているのですか?「そうですね。当院は内視鏡検査の件数が多く、手術も消化器が中心です。当院の歴史は、胃腸診療所として1969年に開院したところから始まりました」と、院長。日本の高度成長期から現在に至るまで、地域医療を支えてきた歴史ある病院とのこと。

外来診療室の次
湯河原胃腸病院の救急処置室

救急処置室

つづいて、救急処置室を案内していいただきました。「あまり台数は多くないですが、二次救急指定病院として救急車の受け入れも行っています。救急搬送は地元の高齢者の方がメインですが、ときどき観光客の方が旅行中に体調を崩されて搬送されるケースもあり、地元の観光産業を支える役割も担っているんですよ」と、お2人。観光地にある病院ならではですね。

救急処置室の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

湯河原胃腸病院の看護部長室

看護部長室

お次は、服部看護部長にSAITO MEDICAL GROUPのホームページを見せていただきました。「全国15法人の病院・クリニック・高齢者施設からなる医療グループで(2023年10月)、私はグループ設立期から多様な病院の事業継承に携わり、多様な問題に対処してきました。看護部は院内で最も人数の多い部署で、患者様に最も身近な職種ですから、病院をより盛り上げるパワーを、看護部から生み出していきたいです」。

看護部長室の次
湯河原胃腸病院の院内研修の写真

院内研修の写真

「私が当院に赴任し、真っ先に取り組んだ職場改革は『教育の充実』です」と、看護部長が院内研修の写真を紹介してくれました。「看護部では、新卒者にはもちろん、中途入職者・ブランクのある方・看護助手向けの入職時研修も充実させて、安心して勤務をスタートできるようにサポートしています。2024年度には、eラーニングやクリニカルラダーの導入も予定しているんですよ」と、看護部長。

院内研修の写真の次
湯河原胃腸病院の病室

病室

病室に行くと、案内役のお2人が患者様とコミュニケーションを取っています。「服部看護部長は、『看護師はベッドサイドで看護することが一番重要』という考えで、現場のスタッフが患者様と過ごす時間をいかに多くつくることができるかを最優先に考えて、職場改革を進めています。寝たきりの方や、言葉での意思疎通が難しい方もいらっしゃいますが、患者様一人ひとりとじっくり向き合えていることが大きなやりがいです」。

病室の次
湯河原胃腸病院の会議室

会議室

つづいて、多職種カンファレンスの様子を見学しました。「当院では、小回りの利く病院規模を活かして多職種連携を強化し、質の高いチーム医療を実践しています。部署の壁がなく、他職種とも同じチームの仲間として信頼関係を築いているため、このようなカンファレンスでは活発な意見交換が行われますし、急変対応や緊急入院などで慌ただしい時間帯もフォローし合えているんです」と、皆さん。それは素晴らしい!

会議室の次
湯河原胃腸病院の病棟

病棟

病棟に戻ると、看護助手さんが活躍していました。「近年では、入院患者様の高齢化が進んでいるため、療養病棟には看護師とほぼ同数の看護助手を配置し、日常生活支援や身体介助業務をお願いしています。看護助手は無資格・未経験者も大歓迎です」と、お2人。

病棟の次
湯河原胃腸病院の透析室

透析室

つづいて、11床のベッドを持つ透析室へ。透析医療にも取り組んでいるのですね。「ええ、治療は午前・午後の2クール体制で、外来透析にも入院透析にも対応しています。ゆったりと奥行きのある透析室の窓からは、多くのサーファーが訪れる『湯河原吉浜海岸』がよく見え、開放的な雰囲気が味わえます」と、お2人。吉浜海岸は透明度の高い遠浅のビーチで、海水浴場としても人気なのだとか。

透析室の次
湯河原胃腸病院の廊下

廊下

つづいて、子育て中のママさんのお2人を紹介していただきました。仕事と子育ての両立は順調ですか?「はい。残業が少なく、お休みの希望も通りやすい職場なので、子どもとの時間も大切にできています。看護部では、これから結婚・出産を予定している方や、育児ブランクから復職希望の方も歓迎していて、子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択もできるんですよ」と、お2人。

廊下の次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

湯河原胃腸病院の廊下

廊下

最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。地元出身のスタッフが多いですか?「いいえ、女子寮や家賃補助制度があるため、遠方からの入職者が多く、特に北海道や東北出身者がたくさんいます。電車に乗れば首都圏に気軽にアクセスできますし、熱海・箱根・小田原などの観光地も近く、こちらでの生活を気に入る仲間が多いです」と、皆さん。プライベートの楽しみも広がる立地ですよね。今日はありがとうございました。

廊下の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。パワーアップを図る中小規模病院、いかがでしたか。

――お疲れさまでした。パワーアップを図る中小規模病院、いかがでしたか。

2023年6月より「SAITO MEDICAL GROUP」の一員になったことで、グループの本部から看護部長などの経営層が赴任し、既存の職員たちと一丸となって病院改革・職場改革を進めています。「SAITO MEDICAL GROUP」は、地方の中小規模病院の経営改善の実績が豊富で、ここ数年で急成長を遂げている医療グループらしく、働く上での安定感や将来性も感じられました。

――働きやすさはどうですか?

とても働きやすい職場です。残業は多くても月5~10時間程で、なるべく定刻通りの出勤・退勤を促し、出勤前の時間外業務は原則禁止とのこと。また、希望休が通りやすく、有休消化率は90%以上ですし、夏季休暇(3日)・冬季休暇(4日)・誕生日休暇なども設けられています。

――では、ここはちょっと、というところは?

改革を進めている病院なので、業務体制や教育内容の見直しなど、さまざまな変化があるかもしれません。ただ、「スタッフの雇用環境をより良くすること」を大事にしているため、働く側にとってプラスの変化ばかりだと思います。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

看護師の年齢・キャリアはさまざまだそうですが、親子ほどの年齢差のあるスタッフ同士も良い関係を築いていて、コミュニケーションが活発とのこと。仕事に関してはもちろん、子育てや地域の情報など、いろいろなことを教えてくれるベテラン看護師が揃っているそうですよ。

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