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医療法人社団 武蔵野会 小平中央リハビリテーション病院

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

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教育担当インタビューinterview

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メイン写真
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好きになることが
成長への一番の近道です

Profile

看護部教育委員会委員長 看護係長/佐藤晃子地元の高校を卒業後、看護師を志してTMG(戸田中央メディカルケアグループ)の戸田中央看護専門学校に進学。学生時代から老年看護に興味を持ち、「小平中央リハビリテーション病院」の前身「学園西町病院」に新卒で入職。新人教育や教育委員会の活動に携わる中で「人に教えること」にやりがいを感じ、2021年より看護部教育委員会の委員長に就任。療養病棟の看護師長も務めている。入職23年目。

これまでの歩み

看護師を志したきっかけについて教えてください。

幼い頃からおじいちゃん・おばあちゃんと過ごすのが大好きで、小学生の頃に祖母を亡くした時は大きなショックを受けました。その後、祖父との会話の中で、「おばあちゃんは看護師を目指していたけど、戦時中で叶えることができなかったんだよ」と教えてもらい、私が代わりに祖母の夢を叶えたいと思ったんです。

祖母の影響で看護の道に進んだので、学生時代から老年看護を深めたいと考えていて、卒後は慢性期医療に特化した「学園西町病院(小平中央リハビリテーション病院の前身)」に新卒で入職しました。

どんな新人時代でしたか?

おっちょこちょいで、新人時代は上司や先輩にいつも心配されていました。はじめての一人夜勤では、先輩方が気にかけて何度も様子を見に来てくださって、すごく心強かったです(笑)。

手のかかる新人でしたから、教育係をしてくれた先輩にはたくさんお世話になってしまい、その先輩が今も当院で働いているので、私もずっと辞めずに頑張れているんですよ。

印象に残っている患者様とのエピソードはありますか?

新人時代に働いた病棟は長期療養中の高齢患者様が中心で、はじめての受け持ち患者様は言葉での意思疎通が難しい方でした。でも、日々関わり続けることで手を握り返してくれるようになったり、声をかけると頷いてくれるようになったりと、少しずつ反応が現れました。

小さな変化でしたが、ご家族と喜び合った感動がずっと心に残っていて、老年看護がますます大好きになったんですよね。

テーマ1

教育担当としての取り組み

教育委員会では、どんな学びを提供していきたいと考えていますか。

当院は回復期~慢性期の医療に特化し高齢化が進む地域を支えているので、その人にとっての「老年看護の魅力」の発見につながる学びを提供したいです。やはり、そのものごとを好きになることが成長の一番の近道ですからね。

老年看護とは、高齢患者様の人生や価値観に寄り添い、その方らしい生活を送っていただくための支援を考え、実践すること。例えば、血圧が高い・皮膚トラブルがある・おしっこの量が少ないなど、お身体に現れている症状だけを見るのではなく、その症状を抱える患者様全体を見ることが重要です。

患者様をよく知るには、ご本人・ご家族とコミュニケーションを重ねることが大切ですから、教育委員会では認知症ケアチームと連携して認知症の方への接し方を学んだり、自ら望む医療ケアについて話し合うACP(アドバンス・ケア・プランニング)の進め方を勉強したりする機会をつくっています。

看護部の教育体制の特徴はありますか。

入職時教育に「メンターエルダー制度」を導入していることです。看護技術の習得だけでなく精神的サポートも重視するため、新人1名に対してメンター(身近な相談役)とエルダー(技術指導担当)の2名の先輩が付き、個に応じたサポート体制を整えています。

看護部はチームワークが抜群で、部署全体で新人さんの成長を支え、「みんなで成長していこう」という姿勢を大事にしています。患者様・ご家族に対してはもちろん、働く仲間にも思いやりを持ち、メンターやエルダー以外のスタッフも積極的に新人さんのフォローに入っているんですよ。

教育委員会委員長として、心がけていることを教えてください。

仲間の日々の成長や努力に目を向け、良いところは積極的に言葉にして伝えるようにしています。TMGにはキャリアラダーや資格取得支援制度などが整っていて、継続的に看護実践能力を高めていける環境があるので、それぞれが自分に合った目標を持ち、いきいきと看護を楽しんで欲しいと考えています。

教育についての詳細はコチラ

テーマ2

求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

看護師に求められるスキルは、知識や技術だけではありません。患者様やご家族の立場に立って考える姿勢や、相手の痛み・不安に寄り添う優しさなども重要な要素ですし、チーム医療を実践する当院では、多様な専門職と情報を共有し、同じ目標に向かって連携・協働することも求められます。

とにかく看護師は学ぶことがいっぱい!でも、好きなことを学ぶのって楽しいですよね。ぜひ一緒に老年看護の魅力をたくさん見つけていきましょう!

テーマ3

プライベートの過ごし方

ウォーキングで都内の名所を巡る

休日は、夫婦で趣味の野球観戦に行ったり、友人と登山やウォーキングを楽しんだりしています。最近は、ウォーキングをしながら都内の名所を巡ることにはまり、先日は浅草を観光してきました!

プライベート