同愛記念病院の特徴について

「同愛記念病院」は、病棟・診療棟・管理棟の3つの建物で構成されていて、
2022年に完成予定の新棟に全病床と手術室を移転し、今の病棟は取り壊す計画。
新棟外観には和モダンなデザインを採用し、内装にも日本の伝統色を
取り入れ、日本文化の息づく両国に合った建物に仕上げる予定です。

また、新棟では開放的な環境で看護ができるよう、病床数を360床に削減し、
多床室も広いスペースを確保する方針。集中治療を担うユニットは、
より多くの基準を満たしてHCUからICUへとグレードアップさせて、
質の高い医療の提供に向けて、物品や機器なども一部をリニューアル予定です。

すぐ近くに「両国国技館」があるため、長年にわたって大相撲力士の診療に
あたっていることも大きな特徴。また、整形外科には「北海道日本ハム
ファイターズ」のチームドクターが在籍し、院内には「関節鏡・スポーツ
センター」が設置されているので、トップアスリートの来院も多いです。

新棟のパース画像。2022年春に完成予定です。

新人教育もキャリアサポートも充実

看護部では、入職後の教育サポートに「プリセプター制度」を導入し、
新卒者だけでなく、中途入職者にもマンツーマンの丁寧なOJTを実施。
入職3年目以降のスタッフには、プリセプター研修とリーダーシップ研修の
受講を促し、新人さんを温かく導く指導者の育成にも力を注いでいます。

また、継続的な成長を応援するため、独自のクリニカルラダーを構築し、
定期的にレベル別の研修を開催。職員一人ひとりが個人目標を達成できる
ように、外部研修の「補助金制度」を設置しており、専門・認定看護師の
資格取得を目指す場合は、研修期間中も基本給を支給しています。

現在の看護部には、感染管理、皮膚・排泄ケア、緩和ケア、がん化学療法看護、
認知症看護などの認定看護師が在籍しており、今後は、ICUの管理体制の強化に
向けて、集中ケア認定看護師を育成予定（2021年2月）。スペシャリスト達は、
学びを活かした専門活動はもちろん、スタッフ教育にも積極的に携わっています。

新人教育にはプリセプター制度を導入し、マンツーマンのOJTを行っています。

家庭やプライベートを大切にできる職場です

結婚・出産後も働きやすい職場を目指して、日勤常勤、時短勤務、
パート勤務などの多様な勤務形態を用意し、ワークライフバランスを推進。
どの部署でも希望休をほぼ100％通し、子育てや家族の介護など、
個々の事情に寄り添った働き方の相談にも柔軟に対応しています。

子育て支援として敷地内に設置している「保育室 たんぽぽ」は、
定員20名の家庭的な保育環境が魅力で、土曜日のみ夜間保育に対応。
近くに子どもの存在を感じながら、安心して働けると評判で、
新棟リニューアルに合わせて、保育室を拡張する予定です。

病院からは、最寄りの「両国駅」が徒歩圏内で、蔵前や東京スカイツリー
も近く、仕事帰りに⾷事やショッピングを楽しみたい⽅にはぴったりの環境。
電車通勤の場合、JR総武線、都営大江戸線、都営浅草線の3路線を利用でき、
都営バスの停留所も近くにあるため、バス通勤にも便利です。

病棟カンファレンスの様子。多職種での話し合いの場を定期的に設けています。