梅田病院の特徴について

「梅田病院」では、高齢化が進む地域の医療ニーズに応えていくため、
在宅医療や介護保険事業を展開するグループ施設を複数併設。
医療と介護が一体となり、住み慣れた地域で切れ目ない支援を提供できる
体制を整えることで、地域包括ケアシステムの構築に貢献しています。

地域住民の方の「かかりつけ病院」を目指し、外来では幅広い診療科に対応。
また、足立区には糖尿病患者様が多いため、専門外来を開設して「糖尿病講座」
を定期開催しているほか、糖尿病認定看護師や糖尿病療養指導士による
専門チームを結成し、病棟回診・出前講座・研修講師なども行っています。

120床の入院設備は、一般病床・地域包括ケア病床・療養型病床で構成されていて、
レスパイト（介護者の休息）入院の受け入れや、終末期の看取り支援にも力を
注いでいることが特徴。また、退院後のサポートも充実させるため、併設の
通所リハビリ・訪問看護事業所・居宅介護支援事業所などと密に連携しています。

スキルアップできる環境を整え、
介護スタッフの採用も強化

看護部では、教育委員会が中心となって、定期的にさまざまなテーマの
院内研修を開催してスキルアップを応援。特に、病院が力を注ぐ
糖尿病療養指導に関する学びを充実させていて、積極的に外部研修への参加を
促し、糖尿病認定看護師や糖尿病療養指導者の資格取得もサポートしています。

また、要介護度の高い高齢患者様が増えているため、介護スタッフの採用も
強化し、看護師が本来の業務に専念できる環境を整備。
各病棟には、看護師とほぼ同数の介護スタッフが配置されており、
医療と介護の密な連携によって、患者様に質の高いケアを提供しています。

介護スタッフは無資格・未経験で入職できて、働きながら介護福祉士の資格
を取得することも可能。介護の仕事が未経験の方は、まずは比較的自立した方
が中心の通所リハビリに配属となり、基本的な介護の知識・技術を身に付けて
から、入職3カ月以降に適性に合わせて本配属を行っています。

保育室などの子育てサポートを充実させて、
結婚・出産後も安心して働ける環境を用意。

ワークライフバランスを大切にしている職場なので、看護師は半数以上が
育児経験者で、仕事と子育ての両立のために入職される方も多いのが特徴。
保育室の利用料金は1日1200円とリーズナブルで、平日は小学生未満の
お子さんの利用が中心ですが、土日や夏休みなどの長期休暇中には、
小学生のお子さんをあずけることも可能です。

勤務は8：45～17：30で、比較的容態の落ち着いた患者様が中心のため、
残業はほとんどゼロ。委員会や院内研修、看護研究活動なども原則勤務時間内
に実施しており、2022年度からは「eラーニング」を導入したため、
子育て中も無理なくスキルアップに励むことができます。

数年前より、やりがいも働きやすさも整った職場づくりに取り組んできた結果、
足立区から「ワークライフバランス推進企業」の認定を受け、看護協会の
「看護職のワークライフバランスカンゴザウルス賞」も受賞しました。