病院の特徴

「厚木佐藤病院」では、高齢者の安心した暮らしを地域全体で支援するために、
市内の複数の関連施設とチームを組み、在宅療養の後方支援体制を強化。
一般病棟や地域包括ケア病棟ではもちろん、療養病棟でも在宅復帰支援に
取り組んでいて、退訪問診療・訪問看護・訪問リハビリなどの在宅医療体制を
充実させて、行政や関連施設との地域ケア会議を定期的に開催しています。

認知症疾患医療センターの設置を機に認知症に関する相談・受診・入院が増えた
ので、看護師や介護スタッフを中心に「認知症ケア専門士」の資格取得を推進。
看護部の研修内容にも、高齢者看護・認知症ケア・退院支援など、時代に合った
学びを取り入れ、外部研修・学会にも積極的な参加を促しています。

また、地域密着型病院として、住民の皆様の健康づくりもサポートしていて、
全身のがんの検査ができる最新のMRIを導入。地域の医療機関と高度医療機器の
共同利用体制も整え、地域全体の医療水準向上に大きく貢献しています。

新卒・第2新卒者からプラチナナースまで、
多様な人材の成長をバックアップ

看護師の活躍の場は、外来・手術室・一般病棟・地域包括ケア病棟・療養病棟・
認知症治療病棟があり、希望と適正を考慮して配属先を決定します。

新卒者へのOJTは、配属部署の先輩による「プリセプター制度」と、他部署で働く
主任以上の先輩がOJTと座学・振り返りを行う「カルガモ方式」を併用。
中途入職の方には、技術チェックリストで習得状況を確認後、
教育担当者によるマンツーマンのOJTを実施しています。

ブランクのある方には、復職支援として「技術指導研修」を開催。また、看護師
の資格取得を目指す准看護師・介護職や、看護学生を支える「奨学金制度」を
設けています。さらに、定年退職前後のプラチナナースの活躍も推進し、
豊富な人生経験を看護に活かしたい50代の方の入職も歓迎しています。

看護部教育課では、レベルと目標に合った学びができるように、ラダー別の
研修プログラムを随時改訂。PC・スマホから学べる「eラーニング」や、
外部研修の費用負担制度、認定看護師などを目指す際の資格取得支援制度なども
用意し、年に一度は個別目標の達成度評価を行う面談を実施しています。

結婚・出産後も長く安心して働ける環境

保育補助などの子育て支援が充実しているので、看護部にはママさん・パパさん
が多く活躍していて、管理職も大半が育児経験者。妊娠中から無理がないように
働き方を見直してもらえて、産休・育休期間中も上司と連絡を取って復帰の
タイミングを決められるため、産休・育休後の復帰率はほぼ100％です。

また、どの部署でも子育て中はなるべく定時に退勤できるよう配慮があり、
お子さんの行事の日は優先的にシフトを調整。月3回まで申請できる希望休は
ほとんど通り、プライベートの充実のために年に一度は1週間程度の
「リフレッシュ休暇」を取得できることも好評です。

近年、身体介助が必要な高齢患者様の入院が増えているため、看護師の業務負担
軽減に向けて、介護スタッフも積極的に採用。現在、50名以上の介護スタッフ
が在籍し、半数以上が介護福祉士資格を有していて（2023年8月）、
看護師とチームワークを発揮しています。