病院の特徴

240床の入院設備は、認知症治療病棟180床と、精神療養病棟60床の構成。
病棟内は自然の光がたっぷりと差し込み、明るく開放的な療養環境が
大きな魅力で、作業療法や季節にちなんだレクリエーション活動を通して、
心身ともに落ち着いた療養生活が送れるようにサポートしています。

また、多職種によるユマニチュード委員会を結成して「その人らしさ」を
大切にしたケアを広め、身体拘束や行動制限の廃止を目指していることも特徴。
「見る・話す・触れる・立つ」という4つの要素を用いてコミュニケーションを
図り、言葉での意思疎通が困難な患者様とも信頼関係を築いています。

入院患者様は高齢者の方が中心で、要介護度の高い方や寝たきりの方なども
いますが、看護師と看護助手がチームを組んで生活支援に対応。
職員の介助負担を軽減するため、ミスト浴槽などの最新の介護設備を積極的に
導入しているほか、日々の食事に創意工夫や季節感を盛り込み、
最期まで口から食べる楽しみを持っていただけるように努めています。

フランス発の認知症ケア技法「ユマニチュード」を導入し、その人らしさを大切にしたケアを推進しています。

OJTにはチューター制度を取り入れ、
定期的な院内研修も充実させています

高齢者看護に興味があり、じっくりと向き合ったケアを提供したい方なら、
初めて認知症看護・精神科看護に携わる方も歓迎。入職後のOJTは、
看護師・看護助手ともに「チューター制度」を取り入れていて、業務に慣れる
まで専属のチューターの先輩によるマンツーマンの指導を実施しています。

院内研修は幅広いテーマで月2～3回企画し、無理なく参加できるように
原則業務時間内に開催。また、院外研修への参加も促し、参加後は伝達講習を
通して学びを共有しています。さらに、新型コロナの感染対策として動画研修
を取り入れたり、図書室を備えて専門書籍の回覧なども行ったりしています。

看護助手の主な仕事は、食事・入浴・排泄などの生活支援や身体介助。
ほとんどの看護助手は無資格・未経験で入職するため、基礎的な介護スキルを
身に付ける研修を実施しているほか、働きながら准看護師・看護師・介護福祉士
を目指したい方への奨学金制度や資格取得支援制度も確立しています。

作業療法室の様子。リハビリの一環として、季節にちなんだレクリエーション活動なども開催しています。

家庭やプライベートを大切にできる職場

スタッフから好評なのは、月3回まで申請できる希望休がほぼ100％通り、
有休もしっかり消化できること。事前に相談すれば、1週間前後の長期休暇も
取得可能で、リフレッシュの時間も大切にしながら働くことができます。
また、近隣には病院や介護施設などのグループ施設があり、人手が足りない際の
応援制度を確立しているので、急なお休みが必要な場合も安心です。

看護部には、20代～70代の幅広い年齢・キャリアのスタッフが在籍していて、
40代から看護師の資格を取得した方、定年後も再雇用を希望する方、
ブランクから復職した方などもいきいきと活躍中。法人合同の保育室を利用
できるため、産休・育休後もスムーズな職場復帰が可能で、
女性はもちろん、男性スタッフの育休取得も推進しています。

駅から少し離れた立地ですが、勤務時間に合わせて、東武東上線「ふじみ野駅」・
西武新宿線「航空公園駅」と病院を結ぶ無料送迎バスを運行。
敷地内には無料の職員用駐車場もあり、スタッフの約6割はマイカーで通勤し、
約4割は送迎バスで通勤しています（2023年8月）。

職員食堂では、1食300円とリーズナブルな値段で、おいしい日替わり定食を食べることができます。