特徴について

145床の入院設備は、療養病棟111床、一般病棟34床の構成で、
入院患者様は急性期の治療を終えた転院者や、介護施設または在宅から
入院される地域の高齢者の方が中心です。

地域包括ケア病棟では、多職種の連携による細やかな連携と、
ステージに合わせたリハビリを行うことで、高い在宅復帰率を実現。
終末期看護の際には、患者様が最期まで自分らしく前向きに暮らせるよう、
残存機能の維持・向上や拘縮予防に取り組んでいます。

長期入院の患者様や、認知症を抱える患者様も増えているため、院内では認定
看護師による専門領域の研修会を年3回開催。学べる機会を確保するため、
他にも、オンライン教育や勤務時間内の院内研修を整備しています。
一部の院外研修は、事前審査の上、研修費の補助を受けることも可能です。

専門職としてのキャリアや能力を磨く

緑協和病院は、高齢者に特化した病院として、
多様な疾患、認知症との合併症、あるいは終末期の患者様を受け入れるため、
常に専門職としての責任を果たせるような体制づくりに励んでいます。

医師・看護師・リハビリスタッフ・薬局・事務局など、専門スタッフ全員が
互いに連携しながら、「患者・家族・周囲にとって良い支援とは何か」を考え、
業務にあたっています。

地域包括ケア病棟では、入退院支援を専門とした看護師を配置。
院内だけではなく、在宅復帰を前提にしたケアを地域の支援者とともに検討し、
退院調整を行っています。

他にも、認知症を合併したさまざまな疾患の患者様に対応できる教育システムと
教育計画を再構築した「緑協和病院看護ラダー」を作成。
個々の能力とキャリアの発掘・育成を目指しています。

ライフステージに合わせた働き方を実現

働く職員がそれぞれのライフスタイルを大切にできるよう、定時終業を推進。
月平均残業時間は0.72時間と、ほとんど発生していません。
日勤のみの勤務や、子育て中の時短勤務の職員も多く在籍しており、
ライフステージの変化に柔軟に対応できる土壌を醸成しています。

全体の有休取得率は86%。今年度は90%の実現を目指しています。
職員からは「プライベートの時間が充実できる」という声や、
「心に余裕を持てることで、看護への姿勢を見直すことができる」という声も
多くあがっています。

職員食堂ではランチを250円で提供。夜勤時には夕食も無料で提供しています。その他、利用料なく使える職員駐車場や、常勤者向けの食事手当（5000円）など、働く上で嬉しい待遇が揃っています。