病院の特徴

現在の入院設備は57床で、2024年夏のリニューアルオープン後は76床に
増床予定。「綾瀬循環器病院」の後方支援病院としての役割を担っているため、
入院患者様の7～8割は綾瀬循環器病院を退院された方で、残りの2～3割は
心不全で再入院を繰り返している方、症状の悪化を防ぐ心不全教育入院の方、
心臓リハビリに取り組むために地域の病院から転院された方などです。

1Fには、心臓リハビリ専門の設備が揃うリハビリテーションセンターがあり、
心臓リハビリに精通した理学療法士が複数在籍。また、患者様のADLに合わせて
病棟・病室でもリハビリを行っているほか、食事療法・服薬管理・生活指導
など、退院後の暮らしを見据えた支援に多様な専門職が介入しています。

平均在院日数は約17日と、一般的な回復期リハビリテーション病院と比べると
短いのが特徴。退院後は、関連施設「あやせ循環器クリニック」の外来診療で
継続的な支援を実現し、お身体の状況に応じて訪問看護も対応しています。

循環器看護のエキスパートを育成する教育

看護師の教育は、「綾瀬循環器病院」と合同で設立した教育委員会が中心と
なり、循環器看護のエキスパートを育成するカリキュラムを構築。
法人独自の認定看護師制度では、循環器看護の基礎的な知識・技術を身に付ける
研修プログラムを約1年かけて履修していき、修了後には試験を実施して、
合格者には認定証の授与と給与アップを行っています。

入職後のOJTは、業務に慣れるまでサポート役の先輩が付き、キャリアに
合わせたマンツーマンのOJTを実施。定期的な勉強会や、綾瀬循環器病院との
合同研修も充実していて、個人のパソコン・スマホから学べるeラーニングも
導入されているので、自己学習が進めやすいことも魅力です。

また、資格取得支援制度などのキャリアサポートが整っていて、
心不全療養指導士の資格保持者が複数在籍。法人内には、診療看護師、
集中ケア認定看護師、特定行為研修修了者なども活躍していて、
今後も専門分野を極めたスペシャリストの育成に取り組んでいきます。

家庭やプライベートを大切にできる環境

循環器疾患は冬季に発症しやすく、寒い時期は忙しくなりがちですが、
暖かい時期は残業が少なく定時に退勤できる日が多いのが特徴。
日勤の勤務時間は8：30～16：45と終業時刻が早いため、
子育て中の看護師からとても好評です。

子育て支援として、お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務
などの選択肢も用意しているほか、土日休みのシフトの希望にも柔軟に対応。
希望休や有休も取得しやすい環境を整え、お子さんの急な体調不良や
行事によるお休みにも理解を示しています。

人気の福利厚生はイベント食やリクエストメニューが充実した職員食堂で、
リニューアル後はきれいな空間で美味しい食事をお手頃価格で食べられます。
また、独身者は「借り上げ寮制度」か「住宅補助制度」を選ぶことができて
遠方から入職したスタッフもたくさん活躍しています。