病院と法人の特徴

円柱状の目を引く外観は「波と客船」をイメージし、在宅復帰というゴールに
向かう入院生活を「航海」に例え、最適な航路を取るための舵取りをサポート。
「優雅な船旅」を演出するため、院内の調度品はホテルライクなものを揃え、
「滞在型リゾート」のような病院をコンセプトにしています。

160床の入院設備はすべて回復期リハビリテーション病床で、メインとなる
1階のリハビリセンターの他にも、2F・3F・4Fの病棟ごとにリハビリスペースを
確保。リハビリ対象疾患は幅広いですが、強みは脳卒中のリハビリで、歩行訓練
ロボット「ウェルウォーク」や、最新機器が揃う「手の麻痺治療センター室」、
摂食嚥下機能評価を行う「VE」「VF」を実施できる設備なども充実させています。

また、併設の「東京湾岸リハビリテーションセンター（通所リハビリ）」や、
近隣にある同法人の急性期病院「谷津保健病院」などと連携して、
地域医療に貢献しています。

看護部の特徴

看護部では新卒採用にも中途採用にも力を注ぎ、ゼロからリハビリ看護を
深めていける教育体制を用意。新卒者には部署配属前に1～2週間の新人研修を
開催し、配属後は2名以上の実地指導者が中心となってOJTを行っています。
中途入職者には、業務に慣れるまでサポート役の先輩が付き、経験に応じたOJT
があり、回復期未経験者には特に丁寧な指導を行っているので安心です。

院内研修も充実していて、ガウンテクニック・防災訓練・BLSなどの実践を伴う
内容は対面形式で行い、実践を伴わない講義にはeラーニングを積極的に活用し、
1講義10分以内のオンライン講義を業務時間内に受講できるようにしています。

また、法人内の交換留学制度もあり、谷津保健病院（急性期）や
谷津訪問看護ステーションなどで一定期間働きながら学ぶことも可能。
さらに、資格取得支援も行っていて、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師や
回復期リハビリテーション看護認定看護師などのスペシャリストが複数在籍し、
院内外の研修講師や学会発表などで活躍しています。

リハビリテーション部の特徴

リハビリテーション部は法人採用で、東京湾岸リハビリテーション病院には
PT・OT・ST合わせて約120名が在籍（2024年11月）。人事異動によって、
急性期のリハビリに取り組む「谷津保健病院」や生活期のリハビリに取り組む
「東京湾岸リハビリテーションセンター」で、臨床経験を積むことも可能です。

教育は、理学療法科・作業療法科・言語聴覚科それぞれにチームを結成し、
さまざまな経験年数のセラピストから丁寧な指導を受けられる環境を用意。
新入職者には、業務内容や仕事の流れを一覧で示した「ポケットマニュアル」を
配布し、チェックリストに沿ったOJTや、毎日の振り返りも行っています。

スキルアップ支援として、多様なテーマの院内研修を定期開催しているほか、
症例検討会やリサーチミーティングを毎月行い、病院全体の研修や委員会活動
にも積極的に参加。また、外部研修や学会参加をサポートする制度や、
学会発表や論文執筆の英文校正費・投稿料を支援する制度なども整っていて、
日本理学療法協会が推進する生涯教育制度の研修実施機関に登録されています。