「東京都済生会向島病院」の特徴

病棟は、急性期一般病棟（病棟の一部が地域包括ケア病床）と
地域包括医療病棟で構成。地域の高齢者の方を中心に、二次救急の
受け入れから退院後の在宅支援まで、継続的なケアを提供しています。

複数の疾患を抱える患者さんが多く、丁寧な観察・治療の継続が必要になるため、
患者さんやご家族の想いを聴きながら看護を行います。意思疎通が難しい方や
日常生活動作に介助が必要な方が多く、看護師は、身の回りの支援を通して患者
さんの望みをくみ取りながら看護を行います。また、入院時から退院後の生活を
見据え、多職種で連携しながらお一人おひとりに合わせた支援を実施しています。

看護部には新卒の方からベテランの方まで、幅広い年齢・キャリアの
スタッフが活躍中。採用は、「高齢な患者さんへの対応力を身につけたい」
「患者さんともう少し深く関わりたい」「新しいことにも積極的に
トライしてみたい」という方を歓迎しています。

個々に合わせた教育を実施し、
「学びたい」気持ちを尊重しています

新卒者にはプリセプターが、中途入職者にはサポート役の先輩が付いて
OJTを実施。中途入職者は、第二新卒の方からベテランの方までキャリアは
さまざまなので、指導期間は各人の成長や希望に合わせて決めています。

教育にはクリニカルラダーを導入。ラダー内容は時代に沿った学びが得られるよう
随時作り直して、病院独自の内容に。研修は当院の患者さんの特性に合わせ
必要最低限にしつつ、プラスで興味のあるものを受講できるスタイルなので、
学びたい分野を深めることもできる環境です。また、外部研修に参加する際は
資格支援金（最大1万円／年）の支援があり、無理なくスキルアップできます。

現在は、感染管理・皮膚排泄ケア・糖尿病看護・認知症看護・摂食嚥下障害
看護の認定看護師や、特定行為研修を修了した看護師が資格を活かして活躍中
（2025年1月）。スペシャリストを目指す際は、勤務扱いで研修に参加できて
費用も補助してもらえるなど、資格取得支援も充実しています。

ワークライフバランスにも配慮。

看護部全体に「定時で帰ろう」という雰囲気があり、皆で協力しながら
業務に取り組んでいるので、残業時間は月平均5～6時間と少なく、
定時で帰れることが多いです。有給休暇は入職2カ月経過ののちに取得する
ことが可能で、有休取得率は80％以上を達成しています（2025年1月）。

実際に、お子さんの都合による急なお休みが生じても、
快く対応しています。家庭の状況をふまえ相談しながら、時短勤務や
夜勤の回数軽減・免除など、それぞれの状況に合わせ、専門職としての
資格を維持しつつ働くことができるよう配慮しています。

勤務希望も可能な範囲で叶えられるよう工夫しています。
看護師として仕事をする側面だけでなく、私生活の時間も大切にし、
時には身体も心もリフレッシュできる機会を作りながら
看護師として活躍できるよう、サポートしています。