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医療法人 徳洲会 湘南藤沢徳洲会病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

医療法人 徳洲会 湘南藤沢徳洲会病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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希望するキャリアと働き方を
自ら選び、実現できる看護師に

Profile

看護部長/亀谷恵美子小学生の頃に曾祖母を自宅で看取り、本人・家族の希望に寄り添う在宅医療のあり方に魅かれる。高校卒業後、地元を離れ神奈川県小田原市の看護学校に進学し、1990年に同市の地域密着型病院に入職。結婚・出産を経て、1993年に「茅ヶ崎徳洲会病院」に入職し、看護主任、看護師長を経験。2012年に同院の新築移転・改称後の「湘南藤沢徳洲会病院」の立ち上げに携わり、2018年に看護副部長に就任。2021年にグループ内の他院に異動となり、2023年に再び「湘南藤沢徳洲会病院」に戻り、看護部長に就任して現在に至る。

これまでの歩み

看護師を目指したきっかけについて教えてください。

小学3年生の頃、曾祖母を自宅で看取った際に訪問診療の存在を知りました。曾祖母は90歳を超え、大往生で家族に見守られながら穏やかに旅立ったのですが、そんな理想の最期を支えてくれたのが訪問診療で、私もいつか患者様やご家族に寄り添える看護師になりたいと考えるようになったんです。

どんな新人時代を過ごしていましたか?

はじめて働いた病院では外科病棟に配属となり、手浴・足浴・洗髪など、日常生活を支える看護を通じて患者様と触れ合う時間が大好きでした。新人ですから、仕事でミスをしたり、先輩に怒られたりして落ち込むこともあったけれど、患者様から優しい声をかけてもらうと、頑張ろう!と元気になれるんですよね。

卒後3年目に徳洲会グループの病院に入職されたそうですね。

ええ。結婚して茅ヶ崎に転居し、勤めていた病院までの通勤が大変になっていた時、たまたま知人のお見舞いで「茅ヶ崎徳洲会病院」を訪れ、縁あって入職しました。徳洲会グループが関東で初めて開院した病院のため、当時は徳洲会の知名度は低く、現在のような全国規模の組織に成長するとは思ってもみませんでした。ただ、院内保育室が完備されていて、3歳と1歳だった2人の子どもを預けられる場所があったことが入職の大きな決め手でした。

実際に働いてみると、急性期医療中心の忙しい職場で、結婚・出産を機に退職していく同僚を何人も見ました。私自身も仕事と子育ての両立に悩みましたし、院内保育室だけでは子育て世代がキャリアを継続できない現実を知り、誰もが自分らしく働ける環境になってほしいと強く感じていましたね。「ワークライフバランス」という言葉もない時代のことです。

テーマ1

現在の挑戦

看護部が大切にしていることはありますか?

当院の看護部の理念は、「その人らしさを尊重し、思いやりの心をもって根拠に基づいた質の高い看護を提供」です。理念の中の「その人」とは、患者様であり看護師でもあるので、患者様、そして看護師一人ひとりを尊重する姿勢をとても大切にしています。

こちらの病院の看護の特徴を教えてください。

当院は年間1万台以上の救急搬送を受け入れる二次救急病院で、手術実績も豊富ですから、急性期の看護が中心です。多様な診療科を標榜し、産婦人科や小児科の病棟もあるので、赤ちゃんから高齢者まで、幅広い世代の患者様への看護を経験できます。看護部教育委員会では、入職後2年間で「急性期のゼネラリスト」を育成することを目標に研修プログラムを組んでいて、入職2年目にはローテーション研修を導入し、さまざまな急性期看護を経験できる環境を用意しています。

当院には夜間の救急搬送も多く、急患が入った場合、該当する病棟に空きがなくても他の病棟で受け入れて、「断らない救急」を実現しています。そのため、当院の看護師は、自分の所属病棟だけでなく、幅広い診療科の知識・技術を身に付ける必要があります。

特定の分野に精通したスペシャリストも活躍していますか?

はい。現在9分野12名の認定看護師に加えて、専門看護師2名、診療看護師(NP)3名、特定行為研修修了者2名在籍しています(2023年12月)。いろいろな看護経験を積む中で興味のある領域を見つけたらとことん深めてほしいと考えているので、定期的な意向調査によって部署異動の希望にも柔軟に対応しています。

また、徳洲会グループには一定期間グループの他院で働きながら学べる制度や、グループ内転勤制度も確立されていて、本当に活躍の場が広いです。

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職員への思い

看護部長として、スタッフのために心がけていることはありますか。

実は、私は初めて管理職へのお話をいただいた時、現場で患者様と関わっていきたい想いが強く、乗り気にはなれないまま、断り切れずに引き受けたんです。なかなかマネジメントにやりがいを見出せなかったある日、当時の看護部長から「自分が目指す部署をつくればいい。徳洲会グループは自由だから」と言われました。そこで気持ちを切り替えることができて、「キャリア形成とプライベートの充実の、両方を実現できる職場をつくること」を目指すようになりました。

プライベートが仕事に与える影響はとても大きいと思うので、まずは家庭やプライベートが充実する働き方を推進し、患者様にもご家族にも温かい笑顔で向き合える看護師を育てていきたいと考えています。

徳洲会グループは自由度が高いのでしょうか?

ええ、病院ごとに与えられる裁量権が大きく、とても自由度が高いです。例えば教育やキャリア支援では、グループ共通の制度もありますが病院ごとの開発もOKで、当院では職員のヒューマンスキル向上を目的とした「人材育成センター」を2020年に立ち上げました。

人材開発センターは、多職種で運営され、看護部教育委員会などと連携して人間力を高めるプログラム開発に注力。社会人としての常識・接遇・危機管理などの学びや、質の高いチーム医療の実践に向けたグループワーク、スタッフ間の親睦を深めるリフレッシュ研修などを企画・運営しています。徳洲会グループ初の試みですが、とても好評なので、モデルケースとして広めていきます。

求職者の方にメッセージをお願いします。

当院の一番のアピールポイントは、「自分らしさ」を大切にした働き方ができること。「理想のキャリアを支える教育」だけでなく、、趣味・子育て・家族の介護などのプライベートを応援できる制度を充実させています。当院は急性期に特化していますが、平均残業時間は月10時間を少し超える程度で、希望休も通りやすいです。

湘南の美しい海が身近にあるので、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しむスタッフや、海に近い暮らしに憧れて移住してきたスタッフも複数います。また、院内保育室の定員は88名と大規模で、幼稚園との二重保育や病児保育にも対応していて、ママさん・パパさんもいきいきと活躍中です。年齢・性別・キャリアに関係なく、多様な人材が活躍できる場があるので、ぜひ当院で自分らしい働き方に出会ってほしいと思います。

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プライベートの過ごし方

半身浴が至福のひととき

子育てが一段落し、今は夫との暮らしなので、休日は夫婦の時間や一人の時間を楽しんでいます。テレビ・本・ゲームをお風呂に持ち込みゆったり半身浴をするのが、至福のひとときです。また、レゴにはまっていて、作品づくりに没頭しています!

プライベート