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医療法人 光陽会 磯子中央病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

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看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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スタッフとの距離を大切に、
働きがいのある職場づくりを。

Profile

看護部長/古澤友美体育大学を卒業後、中学校の体育教師として勤務。子どもの入院時に看護師の姿に感銘を受けて、看護の道に進むことを決意。働きながら看護学校に通い、43歳で看護師となる。さまざまな経験を積んだ後、グループ内の他病院で副看護部長・看護部長を経験し、2018年に「磯子中央病院」に異動して看護部長に就任する。働きがいのある職場を目指し、看護部改革を進めている。

これまでの歩み

看護師を目指したきっかけを教えてください。

息子が原因不明の高熱で小児科病棟に入院していたとき、看護師さんが泣きじゃくる子どもの患者さんたちに献身的に看護を行っていたんです。その姿を見て感銘を受けて、「私も看護師になって人の役に立ちたい」「絶対看護師になろう」と思い、看護の道へ進むことを決めました。

どんな新人時代でしたか?

当時は厳しく指導されることが当たり前の時代で、43歳の新人看護師だった私は20歳ほど年下の先輩から容赦のない指導を受けることになり、最初は戸惑いました。ですが、ここで教えてもらわないと今後の看護師人生が大変だと思い、「すみません、すみません」と、挙動不審になりながら頑張っていました。

必死に食らいついて頑張っていると、認めてもらえたのか、優しくしてもらえるようになりました。当時の先輩とは現在も仲良くさせていただいているんですよ。

看護師としての転機を教えてください。

民間病院やクリニックなどで一通り経験を積み、そろそろ同じ職場で長く働こうかなと考えていたときにひかりグループと出会いました。初めはパートとしての勤務だったのですが、グループ内の他病院が新築移転するときに、当時の看護部長から「副看護部長として入職しない?」と誘われたんです。管理業務の経験が浅かったのでお断りし、一般職としてならと入職自体は承諾したのですが、実際に入ってみたら副看護部長だったんです(笑)。就任したからには頑張らないといけないので、必死に勉強しましたね。

そして、その1年後には看護部長に就任することになりました。急なキャリアチェンジに戸惑いもありましたが、学生時代や体育教師時代にスポーツのコーチングについて習った「自分が変わらないと人は変わらない」という教えなどを思い出しながら、管理業務に取り組んでいました。

その後は、認定看護管理者のセカンドレベルを受講し、管理業務の論理的な部分を学ぶことができたので、受けて良かったと感じています。

テーマ1

看護について

部長として心掛けていることはありますか?

スタッフと同じ業務をして初めて信頼が得られるものだと考えているので、毎朝「ここの病棟はスタッフが足りているか」「足りていない時間帯はどこか」などを確認して、患者様の食事配膳をしたり、新入職者が多い病棟にサポートに入ったり、人員が足りない曜日に出勤したりと、積極的に現場に出るようにしています。

また、看護部長とスタッフの距離は遠くないと思ってもらうことも大事だと考えているので、スタッフが気軽に話しかけられるように看護部長室のドアを常に開けておくようにしています。ときどき「疲れた~」と言いながら入ってくるスタッフもいるんですよ(笑)。スタッフの思いを傾聴し、理解を深められるように取り組んでいます。

大切にしている看護観はありますか?

「誰もが平等に医療・看護を受けられるようにする」ということを大切にしています。息子が原因不明の高熱を出したときに、病院やクリニックを20カ所ほど回ったのですが、原因が分からないので受け入れてもらうことが難しかったんです。最終的にある病院に「これは大変だから入院しましょう」と言ってもらえて、そのときに「誰もが医療をしっかり受けられる世の中になってほしい」と感じました。

なので当院では、患者様が医療を受けたい時に受けられるように、できる限り入院などを断らないようにしています。それは看護部全体でも大切にしながら取り組んでいることなんですよ。

貴院の看護の特徴を教えてください。

高齢者救急に力を注いでいる病院で、生命にかかわるような重症度の高い患者様は少なく、比較的看護必要度の低い方が多いことが特徴です。

スタッフの活躍の場は一般病棟・回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟・外来・透析室・手術室・健康センターと幅広くあります。未経験の方でもイチから丁寧に育てるので、興味のある部署で活躍することができる環境です。

テーマ2

職員への思い

スタッフのために取り組んでいることはありますか?

楽しく仕事に来られるように働きがいのある職場をつくりたいと考えていて、現在は他職種とのタスクシフト・タスクシェア(業務移管・業務共同化)を進めながら残業時間の削減に力を注いでいます。

また、プライベートの時間を確保できないと、疲れてしまったり仕事がイヤになってしまったりすると思うので、プライベートや家庭の時間を大事にできるように希望休をできる限り通すことも心掛けています。有休取得率はほぼ100%を達成していて、公休と有休を組み合わせて1週間ほど連休を取ることもできますよ。

どのようなスタッフが活躍していますか?

看護部には20~70代の幅広い年齢のスタッフが活躍していて、子育て中のママさんや新卒で入職して3カ月ほどでこちらに転職した第二新卒者など、さまざまなバックグラウンドを持つスタッフが協力して高齢者看護に取り組んでいます。

一緒に働く仲間を尊重できて、明るく元気にきちんと出勤できる方なら、知識や技術関係なく大歓迎しているので、ぜひ一緒に働きましょう!

テーマ3

プライベートの過ごし方

海や砂浜で、ゆったりした時間を過ごす

小さいころから海が大好きで、砂浜や岩場でボーっとしながら、波音を聞いています。仕事終わりに行くことが多いので、真っ暗でお化けが出そうで怖いんですけどね(笑)。あとは海鮮料理の食べ歩きをしたり、お家でゴロゴロしたりして過ごすこともあります。

プライベート