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医療法人 海宝会 明和セントラル病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

医療法人 海宝会 明和セントラル病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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ワークライフバランスとやりがい、
どちらも叶えられる職場づくりを。

Profile

看護部長/打木規子看護学校を卒業後、総合病院に入職し小児科病棟で7年間勤務する。その後、妊娠・出産による4年間のブランクを経て、整形外科病院に入職。そこで主任・看護師長・副看護部長の経験を積みながら、認定看護管理者セカンドレベルを修了する。副看護部長を10年間勤め、2018年に「明和セントラル病院」の前身の「海宝病院」に看護部長として入職。現在は、働きやすさや教育体制を整えながら、やりがいを感じられる職場づくりを進めている。

これまでの歩み

看護師を目指したきっかけを教えてください。

幼い頃から人の役に立つ仕事がしたいと考えていました。叔母が看護師だったことで看護師という職業を知ったのと、中学3年生のときに筋ジストロフィー症の女の子の手記を読んで、「看護師という道も良いな」と感じ、看護師を目指すことを決めました。

新人時代について教えてください。

新卒で総合病院の小児科病棟に入職して、未熟児室と小児科病棟を日替わりで担当していました。未熟児室には900gくらいの双子の赤ちゃんの患者様などが入院していて、とても細い管をつけているお子さんや、心臓マッサージをしたら折れてしまうんじゃないかというくらい小さいお子さんが入院していました。未熟児はよく無呼吸発作を起こすのですが、準夜勤のときに無呼吸発作が起きて、現代には発作が起きたときにスムーズに対処するための機器がありますが、当時は発作が起きたら刺激するしか方法がなかったので、深夜帯まで無呼吸発作が起きないか、ひたすら観察していましたね。

小児科病棟には白血病・肺炎・喘息・ネフローゼ症候群など、さまざまな疾患の患者様がいて、白血病でお亡くなりになられた場面にも立ち会ったことがあります。当時まだ独身で子どもがいなかった私は、親の気持ちに寄り添うということが難しくて、大変だった記憶があります。とにかく無我夢中に一生懸命働いていました。

患者様との印象的なエピソードを教えてください。

スタッフ誰が勧めても食事が摂れなかった小学校高学年くらいの全盲の拒食症の患者様がいました。「私が受け持ちになったときはできる限りベッドサイドに行ってコミュニケーションを取ろう」と心掛けながら患者様と接していて、そうしたら、私が食事介助をしたときに初めて食べることができたんです。

患者様の話に共感しながら、そばで寄り添うことを大切にしていたので、受け入れてくれたんだなと思って本当にうれしくて感動しました。今でもその経験は自分の中で生きていると感じています。

テーマ1

看護について

こちらの病院の特徴を教えてください。

2021年11月に新築移転して、消化器外科や内視鏡検査・治療を中心に、内科・健診などのさまざまな医療サービスを提供している病院です。病床は一般病床と地域包括ケア病床があり、患者様の年齢・疾患もさまざまで、術前術後の看護、がん末期の看護、看取りケアなど、多様な経験を積むことができます。看護方式は受け持ち制を取り入れているので、患者様の入院から退院までを継続して見ることができて、やりがいを感じられると思います。

また、当院は退院支援看護師・受け持ち看護・MSW・リハビリスタッフなどの多職種で連携しながら患者様・ご家族の希望に沿った退院支援を行うことに力を注いでいます。看取り希望の患者様にはご本人・ご家族の希望を聞き、より良い最期を迎えられるように支援しています。

新館もできるそうですね。

ええ。当院は予防医療の分野にも力を注いでいるので、2025年9月に健診センターをメイン機能とする新館をオープンする予定です。健診センターのほかに、他法人のクリニックも複数併設されるので、それらのクリニックとも密に連携を取りながら地域の方の健康をサポートしていきたいです。

看護を行う上でスタッフに大切にしてほしいことはなんですか?

患者様・ご家族の思いや考えをしっかり聞き、受け止めることを大切にしてほしいです。忙しいときほど優しく寄り添うことを心掛けながら、どなたにも自分の家族のような心配りをしてほしいなと思います。

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職員への思い

スタッフのために心掛けていることはありますか?

コミュニケーションを取ることですね。実はつい最近まで病棟師長を兼任していたので、現場のスタッフとの距離は近いんです。部長職に専念するようになった今も、できるだけスタッフステーションや外来に顔を出して話をするようにしています。

あとは、スタッフ皆が笑顔で元気に仕事ができるように、ワークライフバランスを大切にできる環境をつくることも心掛けています。なるべく定時で帰れるようにしたり、有休を希望通りに取れるようにしたり、負担がないように夜勤回数も考慮するようにしています。

これから取り組んでいきたいことはありますか?

ラダーの導入など、教育体制を充実させていきたいと考えています。また、前向きな気持ちでいきいきと働ける職場にしたいと考えていて、そのためには働きやすさだけでなく、やりがいも大事だと思っています。患者様やご家族との関わりの中で看護の喜びを感じられるように、スタッフの人員を増やして、患者様と関わる時間を今以上にしっかり取れる環境を整えていきたいですね。

また、医療安全にも力を注いでいるので、どんな小さなことでもインシデントレポートを書ける風土を作っていきたいです。インシデントだけでなく、ヒヤリハットや、自分が起こしたわけではないけど今までこういう場面に出会ったことがあるなど、そういったことも含めて書いてもらえるようにして、医療ミスを防いでいきたいです。

求職者の方へメッセージをお願いします。

働く上で人間関係が一番悩むところだと思うんですよね。そういう部分では当院は、優しいスタッフばかりで、新人さんを温かく迎え入れている職場なので、安心して入職してほしいです。多様性を認め合い、お互いを尊重している当院でぜひ一緒に働きましょう。

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プライベートの過ごし方

愛犬2匹と散歩★

私の家では、トイプードルとマルプー(マルチーズ×トイプードルのミックス犬)の2匹を飼っていて、週末はその愛犬2匹とお散歩しています。あとは、フラダンスのレッスンを受けたり、最近ハマっているピラティスをしたりしてプライベートを過ごしています。

プライベート