【 看護スタッフ編 】
地域医療の充実のために進化を続ける病院は、活気があって魅力的な印象です。苑田会グループの「花はたリハビリテーション病院」は、高い在宅復帰率を維持するリハビリ専門病院で、より魅力的な病院づくり・職場づくりに参加してくれる仲間を募集しているとのこと。2023年度に新看護部長が就任し、子育て世代にも寄り添った職場改革を進めているらしいので、さっそく見学に行ってきます!
- 形 態
- リハビリテーション病院
- 所在地
- 東京都足立区/竹ノ塚駅
- 病床数
- 180床(リハビリ病棟120床、障害者病棟60床)
玄関
花はたリハビリテーション病院へのアクセスは、「竹ノ塚駅」東口から10分ほどバスに乗り、「花畑四丁目」バス停で下車して徒歩3分。敷地内にはサ高住「リハビリホーム 花はた」を併設していて、周囲はたくさんの緑に囲まれています。玄関で迎えてくれたのは、回復期リハビリテーション病棟で副主任を務める看護師さん。「今日は、地域にも職員にもやさしい病院づくりを進める当院の魅力を、たっぷりとご紹介しますね」。
リハビリ室
まずは、1階のリハビリ室へ。設備が充実していて、セラピストの人数も多いですね。「開設以来、最新の訓練機器を積極的に導入していて、リハビリ科にはPT・OT・ST合わせて90名以上が在籍しています(2023年12月)。認定理学療法士などの資格を有するスペシャリストも多く、看護師にも介助方法や生活リハビリの指導を行ってくれます」と、副主任さん。質の高いチーム医療で、常時80%以上の在宅復帰率を維持しているそうです。
リハビリホーム花はた 会議室
お次は、リハビリカンファレンスの様子を見学しました。「感染対策のため、併設のリハビリホーム花はたの広い会議室を借り、医師・看護師・セラピスト・相談員などが集まっています。当院の強みは脊椎・脊髄疾患や脳卒中へのリハビリで、苑田会グループや地域の急性期病院から患者様を受け入れ、多職種チームで治療計画を立案し、早い段階から退院に向けた支援に介入しているんです」と、皆さん。
看護部長室
お次は、西尾看護部長にお会いしました。子育て世代にも寄り添った職場改革を進めているそうですね。「ええ、当院は苑田会グループ合同の保育室を併設しているため、産休・育休後の職場復帰率が高く、小さなお子さんを持つママさん・パパさんがたくさん活躍しています。今後は、もっと多様な働き方が選べる職場を目指して、環境と制度を整えていきたいと考えています」と、看護部長。
スタッフステーション
スタッフステーションの一角では、eラーニングを受講中の看護師さんがいました。勤務時間内にも受講できるんですね。「はい、院内研修にもeラーニングを活用しています。すべての職員に視聴用のIDを発行しているので、産休・育休中でも自宅で学ぶことができると好評です。配信テーマは幅広く、基礎的な内容も充実しているので、リハビリ看護が未経験の方やブランクがある方も安心だと思います」。
病室
回復期リハビリテーション病棟の病室を覗くと、看護師さんとOTさんが患者様と向き合っていました。「病棟ごとに担当のリハビリスタッフを配置し、病棟生活にもリハビリ要素を取り入れられるよう看護師と連携しています。1階のリハビリ室ほど広くはありませんが、回復期の病棟内にもリハビリ室を設けていて、壁面がガラス張りなので看護師も様子を見学できるんです」と、副主任さん。
スタッフステーション
スタッフステーションに行き、新入職員への指導風景を見せていただきました。「入職後は、業務に慣れるまでプリセプターの先輩が付き、こんなふうにマンツーマンの丁寧なOJTを行っています。最近は、急性期病院の働き方が合わなかった20代の看護師の入職も増えているため、回復期や慢性期期の看護がはじめての方でも安心して働けるよう、入職時教育を手厚く行っています」と、副主任さん。それは安心ですね。
スタッフステーション
つづいて、妊娠中の看護師さんにお会いしました。産休・育休後にスムーズに復職できるか不安はありませんか?「出産後も自分らしく働く先輩ママさんがたくさんいるので、不安はありません。年間休日が120日あり(+有休)、子どもの急な体調不良や行事によるお休みにも理解のある職場なので、最近はパパさんの入職も多く、男性スタッフの育休や子の看護休暇の取得実績も増えています」と、看護師さん。
こどもランド花はた
お次は、苑田会グループの合同保育室「こどもランド花はた」へ。「保育中にお子さんの体調に変化があれば、すぐに職場に連絡がもらえて、様子を見にくることができるので安心です。看護部ではライフスタイルに合わせた働き方を応援していて、お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択もできるようにしているんですよ」。どの部署も残業がほとんど発生しないため、お迎えに遅れる心配はないとのこと。
病室
院内に戻り、病室で看護助手さんの仕事風景を見学しました。「食事・入浴・排泄介助など、患者様に寄り添う時間の長い看護助手もチーム医療の大切な一員です。無資格・未経験者だけでなく、介護福祉士資格を取得した方や、看護師を目指して学校に通っている方などもいるんですよ」と、副主任さん。苑田会グループでは、看護師を目指す方への「奨学金制度」を用意し、仕事と学業の両立を応援しているそうです。
併設のサ高住
最後は、併設のサ高住へ。退院された方も多く入居していて、訪問診療・訪問看護・訪問リハビリに対応しているとのこと。「退院後も患者様の生活に寄り添って長いお付き合いができるのは、看護師にとって大きなやりがいです。働く中で在宅医療に興味を持った方は、苑田会グループの訪問看護事業所に異動希望も出せるんですよ」。職場の魅力をたくさん紹介していただき、今日はありがとうございました!
帰り道
――お疲れさまでした。高い在宅復帰率を維持するリハビリ専門病院、いかがでしたか。
- 苑田会グループや地域の急性期病院を退院した患者様を中心に受け入れ、多職種がチーム一丸となって在宅復帰・社会復帰をサポートしていました。リハビリ環境がとても充実していて、デイケアや訪問看護・リハビリの提供など、退院後のフォローアップや在宅支援も充実させています。
――働くスタッフにとって、どんな魅力のある病院でしたか?
- 結婚・出産・子育てなど、ライフスタイルの変化があってもキャリアを継続しやすい環境が大きな魅力です。急性期病院ほどの忙しさはなく、子育て支援の充実や、残業時間の削減、有休消化の促進などに取り組んでいるため、看護部には子育て中のママさん・パパさんがたくさん活躍しています。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 駅から少し距離があることでしょうか。ただ、マイカー通勤もできますし、苑田会グループの独身寮から自転車通勤している方も多いそうです。
――最後に、ここだけの話を一つお願いします。
- 福利厚生として、おいしいランチが1食250円で食べられる職員食堂があり、スタッフの皆さんに大人気だそうですよ。
回復期~慢性期の看護に興味があり、未経験から深めていきたい方
結婚・出産後も、自分らしい働き方を実現していきたい方