リハビリ専門病院は急性期病院のような慌ただしさがなく、心にゆとりを持って働けるイメージがありますよね。IMS(イムス)グループの「イムス板橋リハビリテーション病院」も、ゆとりを持った働き方が可能で、ワークライフバランスを大切にできるため、結婚・出産後も仕事を続けやすいそうです。チームワークも抜群らしいので、さっそく見学に行ってチェックしてきます!
- 形 態
- リハビリテーション病院
- 所在地
- 東京都板橋区/志村坂上駅
- 病床数
- 153床
玄関
「イムス板橋リハビリテーション病院」へのアクセスは、都営三田線「志村坂上駅」から徒歩約6分。病院から徒歩約1分の場所にはバス停「志村坂下」があり、赤羽駅・池袋駅・練馬駅・成増駅からバスが循環しているため、バス通勤も便利です。玄関では、入職3年目の病棟看護師さんが笑顔で迎えてくれました。今日はよろしくお願いします。
看護部長室
まずは、山口看護部長にお会いしました。看護部にはどんなスタッフが活躍していますか?「年齢・キャリアはさまざまですが、残業が少なくてワークライフバランスを大切にできる職場なので、20代後半~30代の子育て世代が多いです。IMSグループにはオリジナルの研修制度やクリニカルラダーが整っているので、新卒者や経験の浅い方も歓迎し、リハビリ看護のプロへと育成しています」と、看護部長。
病棟
病棟に伺うと、ママさん看護師のお2人が活躍していました。子育てとの両立は順調ですか?「はい。休みの希望が通りやすく、子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務なども選べるため、無理なく仕事を続けることができています。また、有休も積極的に取得できるので子どもの行事にも参加しやすく、子どもの急な体調不良による勤務変更にも理解があって助かっています」と、お2人。
スタッフステーション
病棟のスタッフステーションでは、多職種による退院支援カンファレンスが行われていました。「3つある病棟はすべて回復期リハビリテーション病棟で、病棟ごとに多職種チームを結成し、患者様の1日も早い在宅復帰・社会復帰に向けて意見交換や情報共有を行っています。当院ではチーム医療を推進しているので、部署の垣根がなく、職種を超えたコミュニケーションがとても活発なんです」と、皆さん。
病棟
「こちらのお2人は病棟師長で、回復期リハビリテーション認定看護師の資格を持っています」と、紹介してくれました。「看護部では、管理職がメンバーのお手本となるような働き方を示していくため、外部研修や資格取得に積極的にチャレンジしています。そのため、認定看護管理者教育課程の修了者をはじめ、認定看護師や特定看護師の資格を持つ管理職が複数在籍し、マネジメント業務に加えて専門活動にも従事しています」と、お2人。
研修室
研修室では、看護師の皆さんがIMSグループのリモート研修を受講していました。「IMSグループでは、スキルアップ支援にとても力を注いでいて、毎月さまざまなテーマの研修を行っています。現在は新型コロナ対策として、動画研修やオンライン研修で対応しているので、こんなふうに職場のパソコンから学んでいるんです」。子育て中もスキルアップに励みやすいように、院内研修は原則勤務時間内に開催しているとのこと。
リハビリテーション室
つづいて、広いスペースが自慢のリハビリテーション室へ。さすが専門病院だけあって、設備も充実していますね。「そうなんです。最新のリハビリ機器を導入し、心身の機能回復だけでなく、生活復帰・社会復帰につながるようなサポートに力を注いでいます。患者様一人ひとりの退院後の生活を想像しなら、オーダーメイドのリハビリプログラムを立案して、運転再開支援や復職支援にも取り組んでいることが特徴です」。
リハビリテーション室
リハビリテーション室の一角では、PTさんが個別リハビリを行っていました。どんな疾患に対応することが多いですか?「脳血管疾患と運動器疾患がメインですが、廃用症候群や心疾患にも対応しています。入院患者様は高齢者の方が中心なので、退院後もリハビリを継続して穏やかな生活を送っていただけるよう、外来・通所・訪問リハビリ事業も展開しているんですよ」と、PTさん。幅広いリハビリの経験を積めそうですね。
会議室
つづいて、会議室でリハビリカンファレンスの様子を見学させていただきました。「リハビリテーション科では、定期的にカンファレンスを開いて個別のリハビリ計画を立て、家屋調査や家族指導、外出・外泊練習といった退院支援も手厚く行っています」。近隣にはIMSグループの本院である「板橋中央総合病院」をはじめ、急性期を担うグループ病院が複数あるため、リハビリを継続したい方の転院を積極的に受け入れているとのこと。
職員食堂
お次は、職員の皆さんに大人気の職員食堂に行き、栄養士さんを紹介していただきました。「当院の栄養科は直営方式なので、同じ組織の仲間として近い距離感で接することができ、患者様の食事に関する要望なども伝えやすいです。こちらの職員食堂では、毎日手の込んだメニューを4種類(定食2種類・麺類・カレー)も用意してくれて、とっても美味しいんですよ!」。ランチは1食200~300円とお手頃な値段だそうです。
病棟
最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。明るい笑顔が溢れていて、職場の活気が伝わってきます。「どの部署にも気さくなメンバーが多いので、現場はいつも和気あいあいとした雰囲気で、新人さんも馴染みやすいと思います。入職後は、同じ職種の先輩だけでなく他職種の先輩からも直接指導を受けられるため、チーム医療を学びたい方にはぴったりな職場ですよ」と、皆さん。それは魅力的!今日はありがとうございました。
帰り道
――ゆとりを持った働き方ができるリハビリ専門病院、いかがでしたか?
- 看護部の残業時間は月平均3時間(2021年度実績)で、希望休もほぼ100%通るため、子育て中のママさんもいきいきと活躍していました。全病棟が回復期リハビリテーション病棟で、救急搬送の受け入れは行っていないため、忙し過ぎず、ゆったり穏やかに仕事ができる環境です。
――回復期の看護が未経験でも大丈夫ですか?
- 大丈夫です。入職後は、新卒者にも中途入職者にもプリセプターの先輩が付き、業務に慣れるまでマンツーマンのOJTを行っています。中途入職者の方は急性期病院から転職される方が多いそうですが、教育体制が充実しているため、みなさん回復期未経験からリハビリ看護のプロへと成長しているそうです。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 看護部長としては、新人教育やリーダー業務を担える中堅看護師を増やしていきたいとのこと。将来は管理職を目指したい方も大歓迎で、IMSグループの研修制度を活用しながら成長を応援していくそうです。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 独身者への福利厚生として、職場の近くにリーズナブルな「職員寮」があり、地方出身の方もたくさん活躍していました。帰省の際は1週間ほどの長期休暇をいただけるそうで、実家でのんびり過ごすことができて嬉しいという声を聞くことができました!
ワークライフバランスを大切にできるリハビリ専門病院で働きたい方
質の高いチーム医療を学び、在宅復帰・社会復帰を応援したい方。