理想のキャリアと自分のライフスタイルとの両立を実現をする上で、職場選びはとても重要ですよね。上尾中央医科グループ(AMG)の「桜ヶ丘中央病院」では、みんなが笑顔で楽しく働ける職場を目指し、スタッフ一人ひとりの「理想の働き方」に寄り添っているとのこと。キャリアサポートも子育て支援も手厚く、結婚・出産後も自分らしく働くスタッフがたくさんいるらしいので、さっそく見学に行ってチェックしてきます。
- 形 態
- 一般病院
- 所在地
- 神奈川県大和市/桜ヶ丘駅
- 病床数
- 171床(一般病棟45床 障害者病棟40床 回復期リハ病棟86床)
玄関
「桜ヶ丘中央病院」へのアクセスは、小田急江ノ島線「桜ヶ丘駅」西口から徒歩1分。電車に乗れば「横浜駅」まで約30分で行けて、新宿や湘南方面にもアクセスしやすい立地です。玄関で鈴木看護部長が笑顔で迎えてくれました。「私は当院に入職して25年目を迎えますが、看護部長には2024年春に就任したばかり。新しい仲間をたくさん迎え、より魅力的な看護部をつくっていきたいと思っています。ゆっくり見学していってくださいね」。
外来フロア
さっそく玄関を入って外来フロアへ。「外来患者様は当院をかかりつけ医としている地元の方が中心で、小児科にも対応しているため、小さなお子さんから高齢者の方まで幅広い年齢層の患者様の来院があります。2次救急病院として24時間体制で救急車を受け入れていて、外来看護師が救急外来も兼務しているんですよ」。
健診エリア
つづいて、健診などを行うエリアへ。健診管理課があり、人間ドックや健診目的で来院される方も多いとのこと。「当院の院長は地域医療に熱心で、近隣住民の方の健康維持・増進を支える予防医療にも力を注いでいます。行政と連携し、大和市特定健診・がん検診の協力医療機関となっているため、当院の広報誌でも受診を呼びかけ、健康長寿の街づくりに貢献しています」。
病棟
病棟に伺い、子育て中のママさん・パパさんにお会いしました。「当院では男女ともに子育てを大切にできる職場づくりを進めていて、女性だけでなく男性スタッフの育休取得実績も増えています。子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務など、家庭に合った働き方を選ぶスタッフも多いですよ」と、お2人。子育て支援が充実していて、結婚・出産後も定着するスタッフが多いのだとか。
AMGの運動会の様子
「こちらは、2024年度に開催されたAMGの運動会の写真です。当院は日頃のチームワークを発揮して、見事ブロック優勝に輝きました」と、看護部長が紹介してくれました。すごいですね!「仕事では常にチームで働くことを意識していますし、共通の趣味のスタッフ同士がフットサルなどの同好会を結成して活動しているので、息の合った動きや掛け声で優勝することができました」。
障害者病棟
病棟に戻り、新人看護師さんへの指導風景を見学しました。「看護部は『部署全体で育てていこう』という方針で、教育担当者を固定せず、いろいろな先輩が教育担当となってマンツーマンの丁寧なOJTを実施しています。入職1年目は精神的なサポートを担うメンターの先輩も付くため、仕事の悩みなども相談しやすいと思いますよ」と、看護部長。
リハビリテーション室
最上階の7Fにあるリハビリテーション室に行ってみると、セラピストの皆さんが迎えてくれました。「当院は回復期の病床数が一番多く、リハビリテーション科にはPT・OT・ST合わせて80名前後のセラピストが勤務しています(2024年11月)。スムーズな在宅復帰のために、患者様のリハビリの進捗状況やADLに合った介助方法などを看護師と共有し、病棟でも生活リハビリに取り組んでもらえるよう働きかけています」と、皆さん。
屋上庭園
リハビリテーション室のベランダは屋上庭園につながっていて、周辺の景色を見渡すことができます。「天気の良い日は富士山も見え、開放的な気持ちでリハビリに取り組むことができるんです。こちらの屋上庭園には、屋外リハビリ用のスペースや、園芸療法のためのリハビリ菜園も備え、患者様と一緒に季節の野菜を育てているんですよ」と、看護部長。
研修室
研修室に行き、看護部教育委員会に所属する看護主任さん(写真右)にお会いしました。「新人研修は主に看護部主任会が中心となって運営し、看護部長や各部署と連携して新人さんの成長を一年間見守っています。主任会では、入職後のローテーション研修や、毎月行う技術研修のほか、月に一度の個人面談を通して目標管理とメンタルケアも行い、前向きに看護を楽しめるようサポートしているんです」と、看護主任さん。
訪問事業部門
つづいて、訪問事業部門のスタッフさん達を紹介していただきました。「当院では在宅支援にも多職種で対応していて、訪問看護の他に、訪問診療・訪問リハビリ・訪問薬剤管理指導・訪問栄養指導などに対応しています。薬剤師や管理栄養士による在宅サービスを行っている施設は地域に少なく、今後も需要が高まっていきそうなので、訪問事業の更なる拡大を検討中です」と、看護部長。
保育室
最後は、病院のそばにある保育室へ。「保育室は24時間対応なので夜勤にも安心して入れますし、近隣の3つの幼稚園バスが乗り入れているため、朝は一緒に通勤して保育室から幼稚園に通うことも可能です。園バスの送り出し・お迎えを保育士さんが対応してくれるため、ママさんたちは安心して仕事に専念できています」。魅力的な保育サービスですね。今日はありがとうございました。
帰り道
- ――理想とする働き方に寄り添ってくれる病院、いかがでしたか?
- 救急から在宅まで切れ目なく対応するケアミックス型病院で、看護師に幅広い活躍の場が用意されています。興味に合った看護が学べるように、配属先の希望にはできる限り応えているそうで、教育体制も充実していて、理想のキャリアを形成しやすい職場だと感じました。
- ――ライフスタイルに合った働き方もできますか?
- はい。看護部には結婚・出産後も定着するママさんが多く、それぞれの家庭の状況に合った働き方をしているそうです。お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務を選んでいる方もいますし、子育て中も常勤としてバリバリ働く方もいて、24時間対応の保育室も完備されています。
- ――では、ここはちょっと、というところは?
- 認定看護師などのスペシャリストが在籍していないことでしょうか。ただ、AMGには手厚いキャリア支援制度が整っていて、来年度には感染管理認定看護師を目指して研修に参加予定の方がいるとのこと。看護部長としても各領域の認定看護師や特定行為研修修了者を育てていきたいそうです。
- ――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 保育室の保育士さんたちは優しくて頼りになる方ばかりで、安心して預けられるという声をたくさん聞きました。天気の良い日はお散歩に行ったり、病院の小児科に健診に連れて行ってくれたり、年間を通した季節行事も充実しているそうです。
結婚・出産後もキャリアアップを目指したい方
家庭やプライベートを大切にしながら長く働きたい方