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医療法人社団 哲仁会 井口病院

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おうちでゆっくりご覧いただける、病院見学の体感コンテンツです。

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見学の下調べ

井口病院の見学の下調べ

新しいチャレンジを続ける病院は、スタッフがいきいきと働ける環境づくりに取り組んでいそうですよね。東京都足立区にある「井口病院」では、大きな転換期を迎えていて、より魅力的な病院づくり・職場づくりに参加してくれる仲間を歓迎しているとのこと。病院とともに看護部も体制を一新し、スタッフ一人ひとりが自分らしく活躍できる環境を整えているらしいので、さっそく見学に行って確かめてきます。

形 態
一般病院
所在地
東京都足立区/北千住駅
病床数
53床
編集部が取材しました
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

井口病院の

玄関

「井口病院」へのアクセスは、「北千住駅」から徒歩3分。駅周辺には大型商業施設や親しみやすい商店街、飲食店などが充実していて、仕事帰りの楽しみが広がりそうです。玄関で迎えてくれたのは、手術室で働く入職1年目の看護師さん。「ようこそ!当院は2022年に消化器内視鏡の検査・治療に特化した『尚視会グループ』の一員になり、大きな転換期を迎えています。今日は、そんな当院のことをたっぷりご紹介しますね」。

玄関の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

井口病院の

看護部長室

まずは、2024年4月に赴任した佐藤統括看護部長にお会いしました。看護部は新体制になったそうですね。「はい。理事長の『消化器内視鏡の検査・治療件数で日本一を目指す』という大きな目標に共感して、私も管理者として『看護師が日本一働きやすい病院をつくります』と伝えました。近い将来には近隣の土地への新築移転計画もあるので、新しい病院づくりに携わってくれる仲間の採用にとても力を入れています」と、統括看護部長。

看護部長室の次
井口病院の

手術室

お次は、手術室を案内していただきました。「当院が得意とするのは、早期退院・早期社会復帰を支える短期滞在手術。最新の内視鏡を用いた低侵襲手術を積極的に行っていて、中でも理事長による内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の実績が増えています。2024年6月からは院長による腹腔鏡下手術もスタートし、入退院も手術件数も増えている状況なので、手術室看護師として活躍したい方も大歓迎ですよ」。

手術室の次
井口病院の

スタッフステーション

スタッフステーションに行ってみると、多職種の皆さんが迎えてくれました。スタッフ一人ひとりが自分らしく働ける環境があるそうですね。「ええ、多様な人材の活躍を推進する当院では、LGBTQへの理解を深め、新しい身だしなみのルールをつくりました。ケアに支障がなく、他者がみて不快に感じない範囲であれば、ネイルOK・ヘアカラーOK・髪型やユニフォームも自由なんです」と、皆さん。時代に合わせた対応ですね。

スタッフステーションの次
井口病院の

スタッフステーション

つづいて、業務中の、5人のお子さんを持つママさん看護師さんにお話を聞きました。仕事と子育ての両立に理解のある職場ですか?「はい。統括看護部長も育児経験者で、子育ての大変さを理解してくれるため、子どもが体調を崩した際なども休みの相談がしやすいです。子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務を選択するスタッフも複数いて、家庭の状況に合わせて柔軟な働き方ができます」と、ママさん。

スタッフステーションの次
井口病院の

透析室

つづいて、20床のベッドを備える透析室を案内していただきました。「入院患者様の中に透析治療が必要な方は少ないですが、駅に近い病院なので、外来透析のニーズが高いです。仕事と治療を両立する就労世代の患者様も複数いらっしゃるのが特徴で、22時半までの夜間透析にも対応しています」と、看護師さん。手術室では、シャント手術や経皮的シャント拡張術(VAIVT)にも対応しているとのこと。

透析室の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

井口病院の

透析室

透析室には、NP(診療看護師)を目指して進学予定の男性看護師さんがいました。「以前からNPとして働くことに憧れていたことを統括看護部長に相談すると、応援するからと背中を押してくださり、これから2年間の大学院修士課程に進学予定です。当院の理事長・院長はとても教育熱心で、看護師のキャリア形成に協力的なので、今後は認定看護師や特定行為研修などを目指したい方が増えてくれたら嬉しいです」と、男性看護師さん。

透析室の次
井口病院の

関連施設の東京千住・尚視会クリニック 健診プラザ

お次は、関連施設「東京千住・尚視会クリニック 健診プラザ」へ。北千住駅徒歩2分のビルの4F・5Fにあり、井口病院からもアクセスしやすい立地です。「こちらは、当院の健診部門と外来部門を独立させて、最新の医療機器とデジタル技術を取り入れたクリニックとして2023年に開院しました。他にも関連施設として足立区と千代田区に内視鏡クリニックを展開していて、当院では手術目的の紹介患者様を積極的に受け入れています」。

関連施設の東京千住・尚視会クリニック 健診プラザの次
井口病院の

関連施設の東京千住・尚視会クリニック 健診プラザ

クリニックの外来では、井口病院の勝又院長が診療を行っていました。「消化器外科を専門とする院長は、大学病院で長年活躍されてきた方で、2024年4月に当院に赴任しました。これまでの豊富な実績を活かして、外来でも病棟でも活躍されていて、6月からは大腸がんに対する腹腔鏡下手術も担当しているんですよ」と、看護師さん。とても気さくな院長で、現場とのコミュニケーションを大切にしているそうです。

関連施設の東京千住・尚視会クリニック 健診プラザの次
井口病院の

休憩室

病院に戻り、職員用休憩室を案内していただきました。「看護部では2024年度内にeラーニングを導入予定で、通勤時間や休憩時間などに個人のスマホ・タブレットから気軽に学習できるようになります。入職後のOJT制度や年間研修計画、ラダーシステムなども現在確立している途中で、教育サポートも充実させていく方針なので安心してくださいね」と、看護師さん。

休憩室の次
井口病院の

ベランダ

最後は、ベランダから周辺の景色を紹介していただきました。北千住駅がすぐ近くにあり、本当に魅力的な立地ですよね。「ええ。病院の体制が大きく変わったことで看護部でも新しい業務が増えていますが、ONとOFFのメリハリを大事にしているので、時間外業務はほぼゼロ。仕事帰りは、駅周辺でゆっくりお買い物や食事が楽しめます」。それは魅力的な情報!今日はありがとうございました。

ベランダの次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。大きな転換期を迎えている病院、いかがでしたか。

――お疲れさまでした。大きな転換期を迎えている病院、いかがでしたか。

北千住で70年以上の歴史を持つ病院で、もともとは慢性期病院でしたが、2022年に「尚視会グループ」となってから、消化器系疾患の診療を強みとする急性期病院になったそうです。2023年には外来と健診部門を独立させたサテライトクリニックを開院し、2024年には新院長と新統括看護部長を迎え、今後もさまざまな新しい挑戦をしていく方針とのこと。

――看護部の取り組みで印象に残ったことはありますか?

統括看護部長が中心となって、新しい身だしなみのルールをつくったことです。多様性を認め合う時代を迎え、いろいろな業界で「自分らしく働ける環境づくり」が進められていますが、井口病院でもスタッフの個性や多様性を尊重していて、LGBTQへの理解も進められていました。

――では、ここはちょっと、というところは?

外観や設備の老朽化が気になる方もいるかもしれません。ただ、数年以内に新築移転リニューアルを計画しているので、きれいで魅力的なハード面が整うと思います。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

統括看護部長は、これまで全国のいろいろな病院で管理職を務め、職場改革に取り組んできた経験があるそうで、とてもエネルギッシュで魅力的な方です。現場との距離が近く、いつも笑顔で飾らない人柄なので、スタッフの皆さんから厚い信頼を寄せられていましたよ!

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