「結婚・出産・育児などライフスタイルに変化にあっても急性期で働きたい」と、考えている方は多いのではないでしょうか。「相模原駅」徒歩1分の好立地に建つ「総合相模厚生病院」は、一般急性期病棟181床、地域包括ケア病棟44床を有する病院。残業は月平均10時間以下で、子育てサポートなども充実しているそうなので、早速見学に行って、働く魅力を見てきます！

「総合相模厚生病院」へのアクセスは、JR横浜線 ｢相模原駅｣ 北口徒歩1分。バスや電車での通勤が便利な立地で、お子さんと一緒に通勤しているスタッフもいるのだとか。玄関では、透析室の看護主任が迎えてくれました。今日はよろしくお願いします。「ようこそ！今日は当院の魅力をたっぷりとご紹介します」。

最初に案内していただいたのは、4Fの手術室。こちらではどのような手術を行っていますか？「消化器系の手術を多く行っています。他にも、整形外科の人工骨頭置換手術を行ったり、眼科の白内障手術を行うこともあります」と、看護主任。手術は予定手術がメインだそうです。

つづいて、3Fの内視鏡検査室へ。たくさんの機材がありますね。「はい。当院では上部内視鏡・下部内視鏡に加えて、ERCP（内視鏡的逆行性胆管膵管造影）を利用した検査・治療も行っています。初期の胃がんを切除する手術などの際は、身体への負担が少ない手術も行っているので、さまざまな学びを得ることができます」と、看護主任。

内視鏡室の向かいにある「PET-CT室」に伺いました。一般的なCTとは違うのですね。「はい。PET-CT室では、専門の製剤を投与して、よりがんを見つけやすくする検査を行っています。当院は入院患者様への治療に加えて、外来での化学療法にも力を入れていて、通院しながらがん治療が受けられる体制を整えています」。

お次は、スタッフステーションへ。今は何を行っているのですか？「患者様のリハビリについて、多職種でカンファレンスを行っています。当院は人間関係が良好で、職種の垣根がないので、気軽に相談ができるんです」と、看護主任。多職種で協力しながら患者様に最適なケアを提供できるのですね。

血液浄化センターで、新人さんへの指導が始まりました。教育制度について教えてください。「入職後は、プリセプターが付いてマンツーマンのOJTを実施していて、特に新人さんにはしっかりとスケジュールを立ててきめ細やかな指導を行っています。ほかにも、勤務年数に沿ってリーダーシップ研修や、プリセプターになるための研修なども開催されますし、外部研修にも積極的に参加できます」。

スタッフステーションに伺うと、看護師さんがパソコンでeラーニングを受講しています。「好きな時間に、自身のスマホや職場のパソコンから研修を受けられるe-ラーニングを活用することで、誰もが幅広く学べる環境を整えています」と、看護主任さん。

廊下で認定看護師さんにお会いしました。「私は2023年に認定看護師の資格を取得しました。資格取得を目指しているときには、研修費用の補助や研修期間の給与保障など、さまざまなキャリアサポートを受けられたので、ありがたかったです」と、認定看護師さん。

つづいて、入院患者様用の病室に案内していただきました。見晴らしがいいですね！「はい。入院患者様ができる限りリラックスして過ごせるよう、ベッド周りの環境を整えています。当院には高齢の患者様も多くいて、『患者様として見る』よりも『一人の人として見る』ことを大切にしながら、お一人おひとりに合ったケアを提供できるよう取り組んでいます。」と、看護主任さん。

つづいて、職員食堂へ。「当院の栄養士が調理したバランスの良いランチを、一食320円で食べることができます。また、フレッシュな野菜や果物を100円で自由に冷蔵庫から購入できる置き型社食サービス（『オフィスでやさい』）も導入していて、どちらもスタッフから好評です。」と、看護主任。スタッフさんの食生活もサポートしているのですね。

最後に、敷地内の「わげん保育園」へ伺いました。お子さんの対象年齢は何歳から何歳までですか？「わげん保育園では生後6カ月から2歳までの乳幼児を対象にしています。保育士が2名以上24時間常駐していて、夜勤時に利用しているスタッフも多くいますよ」と、看護主任。子育てと両立しやすそうですね。今日はありがとうございました。

――お疲れさまでした。ワークライフバランスを大切にできる急性期病院、いかがでしたか？

内科・外科・眼科・耳鼻科・整形外科・婦人科・小児科などさまざまな診療科目があり、幅広く学べる職場だと思いました。また、残業は月平均10時間以下をキープしているので、プライベートを大切にしながら働けます。

――働きやすさはどうでしたか？

家賃の半額が補助される家賃補助や、敷地内にある24時間対応の保育園など、独身の方にも子育て中の方にもうれしい制度が整っているので、働きやすいと思います。また、フットサルなどのサークル活動も活発で、強制ではありませんが参加されている方は多く、そちらも楽しそうな印象を受けました。

――では、ここはちょっと、というところは？

看護部長としては、さらに教育体制を強化して、認定看護師や特定行為看護師の育成に力を入れていきたいと考えているそうです。また、今後は接遇を褒められる病院を目指して、社会人としてのマナーなども教える機会を増やしていきたいとのこと。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

設立から約80年の歴史ある病院ではありますが、一部の病棟は2021年に改装工事を行い、ハード面が改善されたのだとか。院内はホテルのようにきれいで、落ち着いた雰囲気を感じましたよ。