「東京都済生会向島病院」へのアクセスは、京成押上線「京成曳舟駅」から徒歩7分。東武線「曳舟駅」からも徒歩9分とアクセスが良く、駅周辺にはさまざまな飲食店やスーパーなどがあり、買い物に便利です。玄関で迎えてくれたのは、看護師副主任と事務スタッフさん。「ようこそ！当院は日本最大の社会福祉法人『済生会グループ』に属しています。今日は働く魅力をたっぷりご紹介しますね」と、お2人。

院内に入り、まずは外来を案内していただきました。「当院は一般的な内科系疾患を強みとしています。具体的には、急性期から在宅までを継続して支えています」と、お2人。「外来看護師は、処置や診察介助に加えて、患者さんの通院状況や生活状況の情報をもとに、直接患者さんやご家族への指導を行います。時には他職種と連携しながら業務を行っているので、外来でも患者さんと密に関わることができています」。

病棟で看護部長にお会いできました。どんな仲間を歓迎していますか？「患者さんにもう一歩深く関わりたい方や、これまでの経験を活かしてチャレンジしていきたい方を歓迎しています。看護部では、現場の意見を積極的に取り入れながら時代に合った形に変化したいと思っていますので、一緒に創り上げたい人には最適ですね。また、ワークライフバランスも重視しているので、プライベートを大切にしたい方にも向いている職場ですよ」。

つづいて病室へ。「全床に『スマートベッドシステム』を導入していて、患者さんがベッドに横になっているだけで、呼吸数・心拍数などが計測できたり、睡眠状態を把握できたりします。看護師が測定した血圧・体温・酸素飽和度の値は、ベッドサイドの端末から入力が可能です。ベッドには離床センサーが内蔵されているので、患者さんにストレスをかけることなく見守りができ、業務効率化も実現できているんです」。

スタッフステーションでは、多職種カンファレンスが行われています。「当院は中規模の病院なので、どのスタッフとも顔見知りの関係になることができてコミュニケーションが活発です。提案された意見はみんなで話し合い、合意が得られればすぐに反映されます。入院時から患者さんの退院後の生活を見据え、多職種で密に話し合いながら、お一人おひとりの課題や目標に合わせたケアを実施できる環境です」。

新人指導が始まりました。「入職後はマンツーマンのOJTで新人さんをサポートしていて、期間は希望や成長に合わせて決まります。研修はプライベートと両立できるように必要最低限となっていて、院内研修と院外研修を組み合わせながらスキルアップ可能です。2年目以降も、学びたい項目があれば選択受講できます。また、済生会グループの研修も開催されるので、選ばれれば他県の済生会スタッフと交流が深められる機会も用意されています」。

多職種の皆さんが集まってくれたので、働きやすさについてお聞きしました。「定時で帰ろうという雰囲気があるので、残業は少ないです。希望休の申請日数に制限はなく、有給休暇は入職2カ月経過ののち取得できて、ワークライフバランスを大切にできます。また、ライフスタイルに合わせた働き方ができて、急な勤務変更にも柔軟に対応してもらえるので、子育て中の方も働きやすいと思います」。

つづいてお会いしたのは、スペシャリストの皆さんです。現在は、感染管理・皮膚排泄ケア・糖尿病看護・認知症看護・摂食嚥下障害看護の認定看護師が活躍していて、その内3名は特定行為研修も修了しているとのことです（2025年1月）。「スペシャリストを目指す際は、研修に勤務扱いで参加できて、費用も負担してもらえるなど、キャリアアップへの支援が行われています」と、皆さん。活躍の幅が広がりそうですね。

認知症看護認定看護師さんに、認知症ケアについて教えてもらいました。「こちらは『認知症マフ』という、認知症高齢者の方のケアに使われる筒状のニット製品で、スタッフが手作りしています。手を入れると温かく患者さんの気分が落ち着くと聞き、身体拘束を減らせるのではないかと考えて取り入れたんですよ」と、認知症看護認定看護師さん。「ほかにも、認知機能が低下した患者さん向けに、院内デイケアを定期的に開催しています」。

お次は職員食堂へ。広々としていて開放感がありますね。「職員食堂には、ミニコンビニが設置されているほか、フルーツやサラダなどの冷蔵商品も販売していて、スタッフから好評なんです。また、食事補助もあるので美味しいお弁当も注文できますよ」と、お2人。

最後は、職員寮を紹介してもらいました。「福利厚生として、病院近隣に1Kや1DKの借り上げ寮を用意しています。駅にも近くて便利ですよ。バス・トイレ別で、寮によってはオートロックも完備していて、リーズナブルに住むことができます」と、お2人。うれしい福利厚生ですね。今日はありがとうございました。