「明和セントラル病院」へのアクセスは、東武伊勢崎線「川俣駅」から徒歩2分。スタッフ用無料駐車場があり、マイカー通勤も可能とのことです。玄関で迎えてくれたのは事務スタッフさん。「ようこそ！当院は『明和メディカルセンター』という医療複合施設内にあり、A棟には病棟・通所リハビリ、B棟には外来・内視鏡検査室・手術室などを備えています。今日は当院の魅力をたっぷりとご紹介しますね」。

院内に入ると、看護部長にお会いできました。病院の特徴を教えてください。「当院は病床数39床と家庭的な規模の病院ですが、消化器外科手術や内視鏡検査・治療を中心に、循環器・呼吸器・内分泌などの内科診療、健診、がん化学療法、通所リハビリなどの幅広い医療提供を行っています。患者様の疾患や年齢層もさまざまなので、幅広い経験を積むことができる環境です」と、看護部長。

「2025年9月に新館が完成する予定なんですよ」と、看護部長が完成予想図を見せてくれました。「新館には健診センターが入り、そのほかに他法人の整形外科・婦人科・皮膚科などのクリニックが併設となる予定なので、それらのクリニックとも密に連携しながら、地域の方の健康をサポートしていきます」と、看護部長。

お次は内視鏡室を案内していただきました。「消化器内視鏡は、最新の機器を導入し、高度な検査・治療を行っています。内視鏡の業務は外来看護師の中で担当を決めて行っていて、現在は3～4名のスタッフが兼務しています。内視鏡に興味のある方であれば未経験の方もOKで、イチから丁寧に指導するので安心してくださいね」。

スタッフステーションに伺うと、新人さんが先輩からの指導を受けていました。教育面はいかがですか？「入職後は、1年間プリセプターが付いて、マンツーマンの指導を行ってくれます。先輩は優しい方ばかりですし、段階を踏んで教えてもらえるので、無理なく仕事を覚えられます」と、新人看護師さん。

つづいて、手術室へ。どのような手術を行っていますか？「手術は院長を中心に、虫唾炎・胃がん・胆石症・鼠経ヘルニアなどの消化器外科の手術や、下肢静脈瘤の手術など、多岐にわたって実施しています。手術日は週2回設けていて、ほとんどが予定手術です」と、事務スタッフさん。

渡り廊下を歩いて病棟へ。広々としていてきれいですね。「ええ。2021年11月に新築移転したので、ハード面が整っています。廊下幅が広く動線が良いですし、デイルームも開放感がありますよ。病室のベッド周りも清掃や整頓がしっかりされていて、療養環境が整っています」と、事務スタッフさん。歩いてきた渡り廊下はガラス張りになっていて、周囲の景色を見渡すことができて、癒されました。

病室では、看護師さんが患者様と向き合っていました。「患者様の年代は20～100歳台と幅広く、急性期治療後のリハビリ目的の方・消化器外科の手術目的の方・がん終末期の方など、さまざまな目的・病状の方が入院しています。看護体制は受け持ち制なので、入院から退院まで継続して支援できますし、患者様は1週間以上入院している方が多いので、信頼関係を築くことができます」。

廊下で、パパさん看護師さんにお会いしました。子育てとの両立は順調ですか？「はい。子育て中のスタッフが多いので、子育てに関する相談がしやすいですし、子どもの体調不良やイベントで急に勤務変更をする際も『お互い様』と柔軟に対応してもらえます。産休・育休もしっかり取得できて、子どもが小さいうちは短時間勤務や日勤常勤も可能なので、子育てと両立しやすい環境ですよ」と、パパさん看護師さん。

スタッフステーションでは、多職種カンファレンスが行われていました。「入院時から退院後の生活を見据え、受け持ち看護師・退院支援看護師・リハビリスタッフ・MSWなどの多職種で情報共有を行いながら、患者様お一人おひとりに合った退院支援を行っています。看取りを希望される患者様には、本人・ご家族の希望する最期を迎えられるように支援しています」。

最後に、働きやすさの魅力を皆さんにお聞きしました。「当院は残業が少なく、定時退勤できる日が多くあります。月4日申請できる希望休はほとんど通り、連休も取得できるので、プライベートの予定が立てやすいです。また、職種関係なく気軽にコミュニケーションが取れて、わからないことは相談しやすく、和気あいあいとした雰囲気の中で働くことができます」と、皆さん。今日はありがとうございました。