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医療法人社団 協友会 横浜鶴見リハビリテーション病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

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看護部長インタビューinterview

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メイン写真
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一人ではなく仲間とともに、
仕事を楽しみ、成長していこう。

Profile

看護部長/戸嶋睦高校の衛生看護科にて准看護師の資格を取得。卒後は准看護師として上尾中央医科グループ(AMG)の病院に入職。1年間勤務後、看護師を目指して「上尾中央看護専門学校」へ進学。卒後は再び同じ病院に戻り、一般病棟・療養病棟・外来・回復期リハビリテーション病棟などの部署を経験。2019年、人事異動で「横浜鶴見リハビリテーション病院」に看護科長として赴任。2021年に看護部長代行、2022年に看護部長に就任して現在に至る。

これまでの歩み

どんな新人時代でしたか?

新人の頃は入院患者様の半数以上が点滴をしている病棟に勤務していて、申し送り後に一斉に行う点滴業務が苦手だった思い出があります。不安と緊張のあまり、トイレに逃げ込んだこともあったような、なかったような…(笑)。でも、その甲斐あってか点滴が得意になったので、新人時代の苦労が役に立っています。

いろいろな部署を経験されていますよね。

そうですね。急性期から慢性期まで、一通りの部署を経験しました。出産して子どもが小さかった頃は外来に勤務していて、地元の患者様たちと親しくなって、「このあいだ受診に来た時、あなたの姿が見えなかったから心配したわ」など、よく温かい声をかけていただきましたね。

私の看護師人生は本当に人に恵まれていて、お世話になった上司、支え合った同僚、成長に導いてくれた患者様など、素敵なエピソードがたくさんあるんですよ。

印象に残っている患者様とのエピソードを教えてください。

外来勤務時代、健康診断で胃に影が見つかり再検査が必要で紹介状を渡していた患者様がいました。気難しい性格で、どの職員も腫れ物に触るように接していた方で、「検査は受けない、結果がどうでも関係ない」と、再検査を拒否し続けていたんです。

私はどうにかその方の信頼を得ようと、世間話を重ねて根気よく再検査の必要性を伝えていったある日、「検査を受けて胃がんが分かり、手術をすることにした。あなたが諦めずに説得してくれたから命を延ばすことができた、ありがとう」と言っていただけて、すごく嬉しかったです。まずは相手の話を聞いて信頼関係を築くことができれば、こちらの話にも耳を傾けてくれるようになるのだと改めて実感しました。

テーマ1

現在の挑戦

こちらの病院では、どんな看護を学ぶことができますか?

当院には回復期リハビリテーション病棟と療養病棟があり、急性期治療後の患者様のケアやリハビリ、退院支援、認知症ケア、高齢者看護について深く学べる環境があります。回復期の病棟では、歩けなかった方が歩けるようになって自宅に戻る。経管栄養の方が経口摂取して自宅に戻るなど、患者様が元気に退院される姿を見送ることができることが大きな魅力です。

療養病棟では、看護師として強みになる観察力やアセスメント能力を磨くことができます。言葉による意思疎通が難しい方も多いですが、言葉以外でのコミュニケーション術を見つけるなど、新しい発見にも出会える部署です。

貴院の強みとしていることを教えてください。

部署を越えたチームワークが一番の強みです。回復期の病棟では「退院後の生活の質」、療養病棟では「入院中の生活の質」を上げることを目標に、多職種チームで支援にあたっています。

当院では、AMGで初めてリハビリスタッフの病棟配属制を導入していて、看護部とリハビリテーション科の連携がしっかり取れているので、回復期の病棟では常時90%前後の高い在宅復帰率を実現しているんですよ。

最近、チームワークの良さを実感した出来事はありますか?

2023年度のAMGの運動会に初めて参加し、見事優勝したことです。AMGでは職員間の交流を深めるために、グループ全病院・施設が参加する運動会を毎年開催しているのですが、2019年からは新型コロナの感染対策で控えていて、2019年に開院した当院は参加したことがありませんでした。

初出場にして初優勝という快挙を成し遂げられたのも、開院から築いてきたチームワークの賜物。もちろんこれからも優勝を目指しますよ!

テーマ2

職員への思い

看護師の採用で重視していることはありますか?

一番重視しているのは、元気に挨拶ができることです。あとは、心から看護を楽しみ、その楽しさを人に伝えることができる方に入職してほしいですね。私自身が「楽しく仕事がしたい!」と考えているので、看護の楽しさや成果を仲間と共有できたら嬉しいなと思っています。

スタッフに対して心がけていることはありますか?

コミュニケーションをしっかり取ることですね。スタッフ全員に毎日声かけをするのは難しくても、病棟ラウンドの際には極力声をかけていますし、率直な意見も聞くため、年3回は看護部の職員全員と面談を行っています。

私の20代の息子も看護師として働いているので、新卒看護師に対してはつい母親目線になってしまい、「ちゃんと眠れてる?」「ごはん食べてる?」なんて、生活の心配までしています…(笑)。あとは、他部署の仲間との交流も大事にしていて、たまには「飲みに行こう!」と誘うこともありますし、以前勤めていた病院では休日にスタッフを自宅に招き、手料理をふるまっていたこともあります。

求職者へのメッセージをお願いします。

当たり前のことですが、困っている仲間がいたら声をかける、自分も困ったことがあれば協力してもらうなど、「持ちつ持たれつの関係」を大切にしていきましょう。

また、職種にとらわれず、いろいろな専門職と働く楽しさを知り、「チームワークの力」を感じてほしいです。自分は一人ではないこと、自分の周りにはたくさんの仲間がいることを忘れずに、一緒に楽しく働きましょう!

テーマ3

プライベートの過ごし方

愛猫と過ごし、仲間と飲みに行きます

休日は録りためたドラマを一気に観たり、2匹の愛猫とまったりしたり、おうちで過ごすことが多いです。12歳と14歳の愛猫の1匹が糖尿病を抱えているので、仕事ではしばらく注射器を握っていないのに、自宅ではインスリン注射を打っています(笑) あとは、お酒が大好きなので、飲み仲間と飲みに行ってリフレッシュしています☆

プライベート