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医療法人社団 明芳会 イムス横浜狩場脳神経外科病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

医療法人社団 明芳会 イムス横浜狩場脳神経外科病院

看護部長インタビューinterview

看護部長の“想い”がわかるコンテンツです。

メイン写真
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患者様に寄り添いながら
看護を楽しんでほしい。

Profile

看護部長/菜花郁恵衛生看護科のある高校を卒業後、短期大学に進学し、看護師の資格を取得。新卒で大学病院に入職し、呼吸器内科で勤務する。その後総合病院で働き、2004年にIMSグループの病院に入職。そちらで主任・師長・副看護部長の経験を積み、2023年に「イムス横浜狩場脳神経外科病院」に看護部長として赴任。スタッフの話を聞くことを大切にしながら、楽しんで仕事に取り組める環境を整えている。

これまでの歩み

看護師を目指したきっかけを教えてください。

はっきりと理由はわからないのですが、小学生のときから看護師になりたかったんです。小学校の卒業アルバムにも「将来の夢は看護師」と書いていて、他の職業は思いつきませんでした。強いてきっかけを挙げるなら、父が入院していたときに、毎日叔父と一緒に面会に行っていたことが関係しているかもしれません。面会に行けば父と母に会えて、行き帰りは叔父とドライブできて、たまにアイスを買ってもらえて(笑)。病院に行くことが楽しかったからというのもあるかもしれないですね。

「看護師になるなら早くなりたいな」と思い、看護師になるまでの最短距離を考えた結果、高校は衛生看護科のある高校に進みました。その後短期大学に進学して看護師資格を取得し、20歳で看護師になりました。

新人のころの印象的なエピソードはありますか?

新卒で入った部署は呼吸器内科の病棟で、そこでがん末期の患者様を受け持ったのですが、その患者様は足がむくんで呼吸も苦しそうな状態で、ご本人はその状況にイライラしていたんですよね。むくみ軽減のために、私が毎日足の包帯を巻きなおしていたのですが、初めのころは患者様から「そんなのやらなくていい」「下手くそ」と怒られてばかりで、処置が終わった後は毎日泣きながらステーションに戻っていました。

それは大変でしたね。

ええ。でもめげずに毎日患者様のもとに行っていたら、いつの日か「ありがとう」と言ってくれるようになって、そのときに「これからも諦めずにベッドサイドに行かなきゃな」と感じました。その患者様はお亡くなりになられましたが、今でも名前はしっかり覚えています。当時は必死で気付かなかったけれど、「患者様はつらい、ということを伝えてくれていたんだな」と後になって思いました。

患者様はどこでも自由に行けるわけではないので、私たちが足を運ばないと、患者様は言いたいことが言えないし、私たちも知ることができないんですよね。なのでそれに気づいてからは、積極的にベッドサイドに行って、患者様と関わることを心掛けるようになりました。

テーマ1

看護について

こちらの看護の特徴を教えてください。

当院は、SCU(脳卒中ケアユニット)・急性期病棟・回復期リハビリテーション病棟を備えた脳神経外科単科の病院です。2024年6月に訪問看護ステーションをオープンしたので、現在はそちらとも密に連携を取りながら入院前から退院後までの切れ目のない看護の提供に努めています。

脳血管疾患の発症は季節に左右されやすく、夏は少なく冬は多いです。なので看護部では、夏に教育や勉強をしっかり行って、冬に備えています。とは言っても、冬もそこまで残業は多くはなく、プライベートを大切にしながら仕事に取り組むことができます。

こちらで働く魅力は何ですか?

脳外科は、「脳のこの部分に異変があるからこういう症状が出ている」ということがわかりやすく、回復過程もきちんと目に見えるので、そこは看護をしていて楽しい部分だと思います。脳梗塞でSCUに入院している患者様が、昨日は指が動かなかったのに今日は動いたり、目が合うようになったりと、元気になっていく過程が目に見えるのでやりがいを感じられる環境です。

また、超急性期・急性期・回復期から自分が経験したい領域を選べることも魅力です。配属希望はほぼ100%通していますし、年1回異動希望も聞いて柔軟に対応しています。

スタッフに心掛けてほしいことは何ですか?

あいさつをしっかりすることと、ベッドサイドに行って患者様に寄り添うことです。長い時間をかけなくても、バイタルを取る間の2~3分間でも良いんです。患者様との時間を大切にしてほしいですね。

テーマ2

職員への思い

看護部長として大切にしていることはありますか?

スタッフみんなを財産だと思い、スタッフの話を聞くことを大切にしています。師長・主任などから状況を聞くことはもちろんですが、現場のスタッフからも直接話を聞くことを大切にしています。なので、新卒者だけでなく中途入職者とも面談を行い、「何か困っていることはないか」「先輩と話せているか」「思っていたことと違ったことはないか」などと、スタッフ一人ひとりの思いや悩みを聞くようにしています。

どんな仲間を歓迎していますか?

相手を思いやる声掛けやあいさつができる方だとうれしいですね。あとは、リーダー経験のある方や、第二新卒の方なども歓迎しています。

また、当院は子育てとの両立にとても理解がある病院なので、子育て中の方も働きやすいと思います。実際に師長・主任などの管理職も、小さなお子さんを育てながら時短勤務をしていて、ライフスタイルに変化があっても長く勤め続けられる職場です。

求職者の方にメッセージをお願いします。

せっかく看護師になったからには、看護を楽しんでほしいです。どの職業でも仕事が大変なのは同じ。どうせ大変なら楽しんでしまった方が良いですよね。私はず~っと楽しんでいます(笑)。看護師にしかない楽しさ・やりがいもたくさんありますから、それを感じながら、一緒に仕事に取り組んでいきましょう!

テーマ3

プライベートの過ごし方

外に出て、身体を動かす!

ゴハンとお酒を美味しくいただきたいので、休日は山登り・ピラティス・ジョギングなどをして身体を動かしています。今年は富士山に行きました。今後の人生を元気に楽しんでいくために、適度に身体を動かしていきたいと思います。

プライベート