看護師の仕事内容と資格について

2024年02月26日

ページ目次

看護師のお仕事とは

看護師とは、病気、怪我などを患っている人々の身の回りの世話をしたり、その治療を行う医師を助ける業務を遂行する人のことを言います。
看護師の仕事は2つに分かれます。
一つは病人やけが人の療養を助けることであり、もう一つは医師によるこうした患者の診察を助けることとなります。
また病気の予防や健康維持を人々に教えることもその役割となっています。
看護師は国家資格であり、看護師になるためにはあらかじめ受験資格を満たす所定の教育過程を卒業し、厚生労働省による看護師国家試験に合格することが必要です。

看護師の受験者数と合格率

看護師国家試験の受験者はここのところ年々増加する傾向にあり2017年には6万2534名が受験し5万5367名が合格していますので合格率は88.9%となっています。

これからの看護師

現在国内では少子高齢化と人口減少が進行しており、社会における高齢者の割合が増す中で、看護師を必要とする職場は、既存の医療機関のみならず、訪問看護ステーション、居宅サービス部門、介護老人保健施設、介護老人福祉施設、看護学校等研究機関、社会福祉施設、市町村、事業所など多岐にわたり、増加傾向にあり、活躍が期待される職種となっています。

医療専門の求人サイト医療21

医療専門の求人サイト医療21

看護師国家試験の受験資格について

2001年に保健婦助産婦看護婦法が保健師助産師看護師法に改正されたのに伴って男女とも看護師がその正式名称となりましたが、この看護師国家試験は、文部科学大臣、厚生労働大臣の指定を受けた大学もしくは3年制短大の看護系学科、または看護師養成課程のある専門学校など所定の学校を卒業することで受験資格を得ることができます。

また中学校または高等学校卒業後に、都道府県知事指定の養成所もしくは職業学校の衛生看護科などで2年間学び、所定の試験に合格すれば、准看護師の資格を得ることができ、資格取得後3年以上実務を経験するか、高校卒業後2年過程の再教育を受ければ、国家試験の受験資格が得られて看護師(通称:正看護師)になることができます。

看護師の国家試験の実施時期と試験科目

看護師の国家試験は毎年2月中旬から下旬に実施され、3月下旬に合格発表が行われます。
試験科目は、「人体の構造と機能」「疾病の成り立ちと回復の促進」「健康支援と社会保障制度」「基礎看護学」「成人看護学」「老年看護学」「小児看護学」「母性看護学」「精神看護学」「在宅看護論」「看護の統合と実践」で、所定の教育を受けて修了していれば、他の国家試験にくらべて比較的高い合格率で推移しています。
したがって、看護師になるためにはまず国が指定している所定の教育課程を受験しそれを修了することが必要となります。

     

医療21コラム記事監修者
株式会社アドバン

人材採用サポート・Web事業・印刷物制作を中心とする事業を展開する株式会社アドバンを1991年に設立。人材採用サポートの中でも、医療・介護業界に特化する専門求人サイト『医療21』『介護21』を運営。リアルな求人情報を届け、人材紹介ではない”ベストマッチングの場”を提供している。

家にいながら施設見学まで可能!!

医療現場の求人情報サイトはこちらから

学生の知りたい情報満載新卒2025

【人気記事】看護師の勤務時間は2交替制と3交替制ではこんなに違うの?

【人気記事】看護師のスキルアップにおすすめの資格4選

職種資格から求人を探す

介護系
事務系
心理・相談系
その他

医療21は、看護師・准看護師の求人情報を100%公開している、看護師・准看護師・その他医療従事者専門の求人サイトです。一都三県に特化しています。利用登録しなくても、サイト上に、勤務医療機関名や、各種条件等全ての情報がご確認いただけます。ですから、好きな時間に自分の気の向くまま、あれこれ探してみてください!そして「ここで働きたいな」と思える求人に出会えたら、直接電話応募が可能です。また、医療21では、求人を探されている看護師さん・准看護師さん・医療関係者のために、現在求人を行っている医療機関へ直接取材にお伺いさせて頂き、写真やインタビューを掲載しています。勤務条件だけでは見えてこない、実際の雰囲気や人間関係も垣間見れて、求人を探されている看護師さん・准看護師さんに大変好評です。さらに病院見学のコンテンツは、他では見ることのできない職場の人間関係などを垣間見ることができ、「ググッときますね」の一言を頂き嬉しい限りです。医療21が、皆様の就職・転職のお力になれましたら幸いです。