2023年12月23日
看護師が目指せるキャリアアップについて
これまでの看護師経験を活かし、更なるキャリアアップを望んでいる方もいらしゃるかと思います。
さて看護師にはどういったキャリアルートがあるのか。 看護師が経験を活かし目指せるキャリアアップの方向と、キャリアアップのメリットについてご紹介していきます
―― 専門的な医療資格で仕事の幅を広げる
―― 医療資格を取得して、異なる医療分野へ進む
―― 認定看護師を目指す
さらに視野をひろげて考えるキャリアアップ
―― 医療分野の一般企業に転職
―― 医師
まとめ
看護師としてのキャリアアップに資格は必須
専門的な医療資格で仕事の幅を広げる
「呼吸療法認定士」や「医療環境管理士」など専門的な医療資格を取得する事で仕事の幅を広げ現職内でキャリアアップ・待遇アップを狙う、もしくは資格を武器に更に良い待遇の病院に転職するというルートが描けてきます。
医療資格を取得して、異なる医療分野へ進む
他にも「救命救急士」「臨床心理士」「カウンセラー」「介護士」などの医療資格を取得し、看護師の経験も活かしながら異なる医療分野へ進むというルートも考えられてきます。経験がある方が資格を取得すれば明確な武器となるためさまざまなルートに可能性が広がるでしょう。
認定看護師を目指す
更に専門性を深めた看護職種として「認定看護師」という選択肢があります。看護師の上位職種となるため、認定看護師になることでより専門的な看護業務に携わる事ができ、給料、待遇などのアップも期待できます。認定看護師になるには、一定期間(5年ほど)看護師としてのキャリアを積み、更にその後指定の教育機関(大学や教育センター)での勉強が必要となります。教育を受けるため一度現職を辞めなければならない場合もありますが、更なるキャリアアップを狙うのであれば一つの選択肢といえるでしょう。
さらに視野をひろげて考えるキャリアアップ
医療分野の一般企業に転職
医療メーカーや医療コンサルティング系の業種など、医療分野の一般企業に転職しキャリアアップを狙うのも一つのルートです。 もともと看護師は高給職ですので、一般企業に転職すると収入が落ちる場合もありますが、大手企業や外資系企業への転職、専門性の高い職種に転職できれば現職以上の収入が期待できることもあります。一般企業に転職しかつキャリアアップを狙う場合は、自身の能力を生かせる分野を狙うといいでしょう。
医師
看護師の仕事を通じて、医師という職業に関心を持った方もいらっしゃるかと思います。医師になるためには、大学の医学部を卒業した上で研修医として経験を積む必要があります。学力、費用、時間が掛かってきますが、年齢制限や学歴制限などは特にないため、努力すれば看護師から医師になること自体は可能です。熱意がある方は狙ってみるのも手かもしれません。
まとめ
これまでの看護師としてのキャリアを活かしつつ更に専門性の高い分野へのキャリアアップを計画すれば、仕事の質向上だけでなく、収入・待遇アップも期待できるでしょう。
ただし、もともと看護師は高給職ですので、安易な転職やキャリアアップのために一時期仕事を休職したりしてしまうと収入面ではマイナスになってしまう可能性もありますので、その辺を良く考慮した上で進めることが大切になってきます。
看護師は元来専門性の高い職種ですので、これまで培った能力を上手く昇華できれば良い結果が期待できるでしょう。キャリアアップに関心がある方は、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
医療21コラム記事監修者
株式会社アドバン
人材採用サポート・Web事業・印刷物制作を中心とする事業を展開する株式会社アドバンを1991年に設立。人材採用サポートの中でも、医療・介護業界に特化する専門求人サイト『医療21』『介護21』を運営。リアルな求人情報を届け、人材紹介ではない”ベストマッチングの場”を提供している。