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医療法人社団 仁恵会 黒河内病院

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おうちでゆっくりご覧いただける、病院見学の体感コンテンツです。

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見学の下調べ

黒河内病院の見学の下調べ

新しい取り組みに積極的な病院は、活気があって、スタッフのモチベーションも高そうですよね。救急医療に力を入れながら進化を続ける「黒河内病院」では、バイタリティ溢れる院長が中心となって、時代と地域のニーズに合った新しい取り組みにチャレンジしているとのこと。やりがい・働きやすさ・チームワークなど、さまざまな魅力が揃った職場らしいので、さっそく見学に行って働く魅力を見てきます!

形 態
一般病院
所在地
神奈川県相模原市南区豊町/相模大野駅
病床数
51床
編集部が取材しました
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

黒河内病院の

玄関

小田急線「相模大野駅」周辺は、再開発によって多くの商業施設が建ち並び、ショッピングに便利な街並み。賑やかな駅周辺から15分ほど歩くと自然の多い景観となり、「黒河内病院」に到着しました。玄関で迎えてくれたのは、新卒で入職した2人の看護師さん。「ようこそ!今日は、地域のために挑戦を続ける当院の魅力を、たっぷりとご紹介しますね」。

玄関の次
黒河内病院の

救急入口

救急入口前には、救急車の列ができています。年間どのくらいの救急搬送を受け入れているんですか?「新型コロナの影響で受け入れ台数が少し減りましたが、年間1600台前後です(2024年6月)。ちなみに手術は、整形外科を中心に年間650件前後対応しています。全51床の小回りが利く病院規模を活かして断らない医療を実践し、地域住民の皆様から信頼を得ているんですよ」と、お2人。それは素晴らしい!

救急入口の次
黒河内病院の

外来フロア

外来に行くと、外来看護師さんたちが集まってくれました。「当院は救急医療に力を注ぐ一方で、地域の『かかりつけ病院』としての役割も担っていて、外来には小さなお子さんから100歳近い高齢者の方まで幅広い患者様が来院されます。より受診しやすい環境を整えるために、院長の提案で呼び出しモニターも設置しています」。院長による骨粗鬆症外来も評判が高く、発熱外来も設置しているんだとか。

外来フロアの次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

黒河内病院の

手術室

手術室に伺うと、院長(写真中央)にお会いできました。「私は整形外科医として骨粗鬆症や股関節の診療を専門としていて、人工関節センターのセンター長も務めています。膝関節の専門医の副センター長とともに大学病院から赴任し、当院のような地域密着型病院で大学病院と同等レベルの治療を提供していくため、新しい挑戦を続けているんです」と、院長。外来診療・手術・病棟回診など、院長は各部署で活躍しているそうです。

手術室の次

創意工夫を伺う独自の取り組み

黒河内病院の

院長室

院長室で、多職種による骨粗鬆症ワーキンググループの活動を紹介していただきました。「結成当初は、骨粗鬆症リエゾンサービスを院内でのみ展開してきましたが、近年では院外活動も増えていて、2023年度から行政とタッグを組んで健康長寿の街づくりに力を注いで、市民講座も開催しています」。看護部では、1名が骨粗鬆症学会認定の骨粗鬆症マネージャーの資格を取得していて、3人が取得を目指しているそうです(2024年6月)。

院長室の次
黒河内病院の

リハビリ室

つづいて、リハビリ室へ。整形外科が強みのため、多くのセラピストが活躍しています。「最新の手術法は回復が早く、術後早期からリハビリに介入し、平均10日ほどで退院に導いています。当院では多職種によるチーム医療を推進しているので、部署の垣根がなく、職種を超えたチームワークを発揮して高い在宅復帰率を実現しているんです」と、お2人。皆さん笑顔が多くコミュニケーションが活発で、とても良い雰囲気ですね。

リハビリ室の次
黒河内病院の

院内研修の様子

「こちらは、院長による院内研修の写真です」と、紹介してもらいました。院長は教育にも熱心なんですね。「そうなんです。院内研修の開催に加えて、院外でも、行政職員や市民の方に講義や勉強会を開催していて、とても分かりやすいと好評です」と、お2人。「院長による研修に加えて、各委員会が主催となって行う研修や、医師が講師となって行う研修も開催していて、最近は『整形外科の基本のき』というテーマで開催しました」。

院内研修の様子の次
黒河内病院の

スタッフステーション

スタッフステーションで、新人指導が始まりました。「入職後はプリセプターが付いて丁寧な指導を行います。各人のキャリアファイルを作成して習得した技術のチェックリストを残し、先輩みんなで共有して、みんなで新人さんを育てています」と、病棟師長。

スタッフステーションの次
黒河内病院の

病棟

病棟では、看護補助者さんと看護師さんが協力しています。「当院では、業務効率を上げるために、看護師と看護補助者の連携を大切にしていて、現在は看護補助者も積極的に採用しています」とのこと。「看護補助者の主な業務は、物品の整理・補充や、患者様の日常生活の援助です。看護師の指示のもと行いますし、一から丁寧に指導するので、無資格・未経験の方でも安心してくださいね」。

病棟の次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

黒河内病院の

管理室

お次は、看護部長(写真左)と事務長(写真右)を紹介していただきました。「看護部長は学生時代から当院で働いていて、地域の患者様からもスタッフからも厚い信頼を寄せられています。事務長は看護師免許を持っていて、前任の看護部長を務めていたため、看護部長と一緒になって、より良い組織づくりに取り組んでいるんですよ」。看護部と医事課のチームワークも良さも、自慢の一つなんだそうです。

管理室の次
黒河内病院の

病棟

ママさん看護師さんにお会いしました。子育て支援は整っていますか?「はい。当院から徒歩2分の場所に保育室があり、1日800円とリーズナブルな保育料が魅力です。子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務も選択できて、有休は1時間単位で取得できるので、子ども急な体調不良で早退やお休みをした場合でも安心です」と、ママさん。プライベートも大切にできる職場なんですね。今日はありがとうございました。

病棟の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。新しい取り組みに積極的な病院、いかがでしたか?

――お疲れさまでした。新しい取り組みに積極的な病院、いかがでしたか?

はい。地域の患者様にも働くスタッフにも思いやりに溢れた病院でした。51床という家庭的な病院規模ですが、年間1600台前後の救急車を受け入れ、大学病院と同等レベルの治療環境を実現していて、手術実績も伸びているそうです。また、業務効率化のために他職種へのタスクシフト・タスクシェア(業務移管・業務共同化)をすすめたり、冬期休暇を5日から6日に増やしたりと、スタッフさんが働きやすいよう進化を続けている印象です。

――どんなスタッフを歓迎していますか?

新卒・第二新卒の方、経験の浅い方、子育て中の方など幅広く歓迎しています。また、今後は、部署の垣根を越えてフォローしあえる体制を整えるために、配属部署以外の業務を経験する機会をつくっていく予定だそうで、幅広い看護の経験を積みたい方も歓迎していました。

――では、ここはちょっと、という点は?

歴史ある病院なので、ハード面に多少古さを感じるかもしれません。でも、定期的にメンテナンスやリニューアルを行い、職員用休憩室や会議室などは新しくなりました。また、業務効率向上のために電子カルテも導入し、医療機器なども随時最新式に切り替えているそうです。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします

看護部には20代~70代の幅広い年齢・キャリアの看護師が活躍していて、看護部長をはじめとして、気さくで優しい方が多かったです。新人・中堅・ベテランがバランス良く在籍していて、年齢・キャリアに関係なくコミュニケーションが取りやすい雰囲気がありました。

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