病院の特徴

「神奈川中央病院」は、認知症を抱える高齢者患者様のための専門病院として、
2017年に開院以来、多くの入院希望・紹介の受け入れに応え続けています。
稼働中の入院設備は、2F病棟（60床）と3F病棟（60床）で、人員が整い次第、
4F病棟（60床）もオープン予定。全病棟稼働後は、在宅生活を支えるデイケア
・訪問診療の開始も視野に入れ、地域医療への更なる貢献を目指していきます。

入院患者様は認知症だけでなく、さまざまな身体疾患を併せ持っている方が
ほとんどで、終末期を過ごす方も増えている状況。看護師には、慢性腎臓病や
肺炎などの内科的合併症の管理や、皮膚排泄ケア、経管栄養管理、看取りケア
など、精神科を越えた幅広い知識・技術が求められています。

認知症患者様が本来の穏やかな状態を取り戻し、可能な限り元の生活環境に
戻れるように、作業療法士によるリハビリや趣味活動に加えて、
多職種によるレクリエーション活動も定期的に行っています。

入職後は、サポート役の先輩が付き、キャリアに合わせたマンツーマンのOJTを実施。面倒見の良い中堅・ベテランスタッフが多く、認知症看護が未経験の方も安心です。

認知症や老年期看護が未経験でも歓迎。
ゼロから認知症ケアのプロを育成します。

看護部では、認知症ケアに興味がある方なら、経験・年齢問わず大歓迎。
イレギュラーな対応やスピードが求められる場面が少ない職場なので、
ブランクのある方、年齢を重ねている方も活躍しやすく、
入職後はキャリアに応じた1対1のOJTで成長をサポートしています。

スキルアップ支援として、教育委員会が年間研修計画を組み、
幅広いテーマの院内研修や、各領域の認定看護師による専門講義、
外部講師による勉強会などを定期開催。また、各人が興味のある外部研修にも
参加しやすい体制を整え、自己学習支援としてeラーニングも導入しています。

さらに、看護補助者として働きながら看護師の資格を目指す方も歓迎し、
国家試験前には看護部長が試験対策の勉強会を実施。特定技能外国人として
入職したスタッフの中にも、看護師の国家試験に合格した方が複数います。

質の高いチーム医療を実践するため、定期的に多職種カンファレンスを開催。医師や看護師だけでなく、作業療法士、薬剤師、管理栄養士、相談員なども参加しています。

子育て支援や福利厚生を充実させて、
多様な人材の活躍を推進。

看護部の年齢層は幅広く、新人・中堅・ベテランスタッフが偏りなく在籍。
看護部長をはじめ、男性看護師も各部署に複数名在籍していて、
キャリアの浅い第二新卒者や、復職希望の潜在看護師の入職も多く、
多様な人材が笑顔で働ける職場づくりに取り組んでいます。

また、子育て中も常勤を希望するスタッフのために、夜勤免除はもちろん、
土・日・祝日休みの働き方や、夜勤の曜日・回数の軽減などの相談にも
柔軟に対応。お子さんの急な体調不良や行事によるお休みにも理解があり、
ママさんだけでなく、パパさんも子の看護休暇を取得しています。

スタッフに人気の職員食堂は、日替わりランチが1食300円とお手頃な値段。
バイクやマイカー通勤者のための無料駐車場や、遠方から入職する方のための
「借り上げ寮制度（病院から2km圏内の物件の家賃を病院が補助）」など、
さまざまな働きやすさを整えています。

1Fの外来待合スペース。外来診療は基本的に予約制で、認知機能検査などにも対応しています。