精神保健福祉士の勤務の特徴

精神保健福祉士は、本人の適性・希望を考慮した配属・異動が行われ、
医療・福祉・介護など、幅広い分野のソーシャルワークに携わっています。
配属部署は20数カ所あり、久喜市内だけでなく、
大宮・浦和・草加・新座にも関連施設があります。

久喜すずのき病院の地域連携室での業務内容は、入退院支援が中心。
複数の病棟で精神科救急急性期病棟の施設基準を満たし、埼玉県指定の
認知症疾患医療センターを設置しているので、県内外の病院や地域の支援機関
などから入院相談が多く寄せられ、退院支援にも早期から介入しています。

その他の業務には、外来受診相談や、自立支援・障害年金の相談、精神保健
福祉法上の手続きなどがあり、予防から退院後のフォローまで切れ目なく対応。
チーム医療を推進しているので、院内の医師・看護師などとはもちろん、
地域の病院・関連機関・行政の職員と連携する機会が多くあります。

外来患者様の相談対応の様子。新規患者様からの受診相談や、地域の病院からの紹介患者様の入院予約調整なども担っています。

精神科相談職のプロを育成する
教育プログラムを構築

入職後は新卒者にも中途入職者にも教育担当の先輩が付き、
個々のキャリアに合わせたマンツーマンのOJTを実施しています。
また、人事異動後の職場でも、業務に慣れるまで相談役の先輩が付き、
それぞれの現場で求められるスキルの習得をサポートしているので安心です。

スキルアップ支援として、定期的に部署内で勉強会を開催しているほか、
久喜すずのき病院の医師や臨床心理士などによる専門講義、グループ全体での
研修会など、学びの機会が充実。また、近隣の関連施設とのつながりを深める
ため、地区ごとに行われる事例検討会などにも積極的な参加を促しています。

業務貢献につながる外部研修・資格取得は法人に費用を負担してもらえるため、
介護支援専門員・相談支援専門員・サービス管理責任者・認知症サポーター
キャラバンメイトなど、さまざまな資格を取得する精神保健福祉士も多数。
資格取得後は、身に付けた専門性を発揮できる活躍の場も与えてもらえます。

医師（写真左）との連携の様子。スムーズな入退院支援のために、さまざまな専門職とチームを組んで働いています。

ワークライフバランスを大切にできます

在籍する精神保健福祉士は20代～30代が中心で、明るく和気あいあいとした部署。
法人合同の保育室は1日500円とリーズナブルな保育料が魅力で、お子さんが
小さいうちは時短勤務の選択もできるため、産休・育休後もスムーズに復帰し、
ライフスタイルに合わせて働くママさんも複数います。

年間休日が充実していて、有休もしっかり取得できるため、旅行を楽しんだり、
趣味を追求したりと、プライベートを充実させることが可能。
勤務時間は9時～17時半（休憩60分）で、法人全体で定時退勤を推奨している
ため、どの職場も残業はそれほど発生していません。
※久喜市内に配属の場合は宿直勤務があります。

久喜すずのき病院は駅から少し離れた立地ですが、車・バイク通勤が可能で、
電車通勤者のために「久喜駅」と病院を結ぶ無料送迎バスを運行しています。

久喜すずのき病院にはカフェや売店があり、天気の良い日は中庭で休憩時間を過ごすこともできます。