病院の特徴

病床数は400床と地域屈指の規模で、9つの病棟とICUで構成されています。
習志野市・船橋市・八千代市・千葉市と広い医療圏をカバーしていて、
昼夜を問わず救急搬送が多いため、夜間緊急入院の専用病棟を確保。専用病棟で
全診療科の夜間（16:00～翌8:30）緊急入院を受け入れる体制を整えたことで、
その他の病棟の夜間帯の業務負担軽減や、残業削減などにつながっています。

各病棟では看護師から看護補助者へのタスクシフト・タスクシェア（業務の移管・
共同化）を進め、病棟薬剤師の業務範囲拡大（注射薬混合等）を図るなど、看護師
が本来の業務に専念しやすい環境づくりを推進。また、電子カルテと連携した
ジョインター付バイタル測定器など、業務効率化のために最新機器も活用しています。

多職種による専門チーム活動も盛んで、栄養サポートチーム・緩和ケアチーム・
褥瘡対策チーム・身体拘束最小化チーム・CCOT（Critical Care Outreachチーム）
・MACT（Monitor Alarm Controlチーム）などを結成し、
カンファレンスや勉強会、院内ラウンドなどを定期開催しています。

新人さんの成長を部署全体で支えるため、「屋根瓦方式」の指導体制を採用。同じ部署のいろいろな先輩からOJTを受けられます。

看護部の取り組み

看護方式は、受け持ち看護師が入院から退院まで責任をもって対応する
「モジュール型継続受け持ち方式」をベースに、複数名で観察すべき
重症患者さんはペアで看護にあたっています。個人負担が大きくならないよう、
コーディネーターが定期的に業務調整しています。

入職後は、新卒者にも中途入職者にもプリセプターが付きますが、
プリセプター以外のメンバーもOJTに携わる「屋根瓦方式」の指導体制を採用。
プリセプターは身近な相談役として、メンタルケアに力を注いでいます。

入職1年目は毎月さまざまなテーマの研修があり、2年目以降もラダー研修・
スキルアップ研修・役割別研修・専門領域別研修など、学びの機会が充実。
外部研修にも参加しやすい体制があり、資格取得支援などのキャリアサポートも
整っているので、さまざまな専門看護師・認定看護師が在籍しています。

看護部のスペシャリストたち。現在は感染症看護専門看護師1名と、多様な領域の認定看護師が10名在籍しています（2025年1月）。

長く安心して働き続けられる環境

看護部には、卒後間もない20代から30代・40代の子育て世代、定年退職前後の
プラチナナースまで、幅広い年齢・キャリアのスタッフが活躍中。
管理体制がとてもしっかりしていて、看護部長は認定看護管理者資格を有し、
大半の師長はセカンドレベルを、主任はファーストレベルを修了しているので、
メンバーが意欲的に業務に取り組める環境が実現しています。

子育て支援として、敷地内の保育園は夜間保育にも対応し、お子さんが小さい
うちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択も可能に。
最近では、女性だけでなく男性看護師の育休取得率も上がっていて、
男女ともに子育てを大切にできる職場づくりが進んでいます。

院内には、一般の方も職員も利用できるレストラン・ラウンジ・図書室があるほか、
職員寮やサークル活動などの福利厚生も充実。職員寮はオートロック付きマン
ションで病院から徒歩3分の場所にあり、家賃は月1万2000円とリーズナブルです。

保育園の様子。職員寮の1階にあり、夜勤にも安心して入れるように夜間保育対応日も設けています。