「三軒茶屋第一病院」へのアクセスは、東急田園都市線「三軒茶屋駅」南口から徒歩4分。三軒茶屋エリアは雑誌などの「東京の住みたい街ランキング」でいつも上位にあり、駅周辺には商業ビルや飲食店、おしゃれなカフェなどが充実しています。病院の入口で迎えてくれたのは、ママさん看護師のお2人。「当院では、産休・育休後、時短勤務などを活用して仕事と子育てを両立しているスタッフがたくさんいるんですよ」とのこと。

まずは、病棟に伺い、山村院長を紹介していただきました。「院長はとても気さくな人柄で、患者様からもスタッフからも信頼を寄せられています。地域密着型の医療に取り組む当院は、地域住民の皆さんに愛され続ける病院を目指して、スタッフ全員が接遇力を磨き、『患者様・ご家族が自分の家族・大切な人であったら』という視点を大切にしているんですよ」と、お2人。

スタッフステーションを覗くと、多職種カンファレンスが行われていました。「入院設備は半数以上が療養病床で、長期入院の高齢患者様が多く、どんなケアやサポートをしていくべきかを多職種で話し合っています。近年では、認知症ケアを充実させたり、在宅生活を見据えた退院支援に取り組んだりと、多職種が一丸となって時代と地域のニーズに応えているんです」と、皆さん。

つづいて、新人さんへの指導風景を見学させていただきました。「入職後はプリセプターの先輩が付き、チェックリストに沿ってマンツーマンのOJTを実施しています。毎日の振り返りに加えて、プリセプター・プリセプティ・所属責任者が集まって話し合う機会も設け、今後のキャリア形成や先輩・上司との関係づくりもサポートしているんですよ」と、お2人。

会議室を覗くと、管理者会議が行われていました。「当院では、必要に応じて、各部署の管理者が集まり、情報共有や業務改善のための会議を行っています。状況や人員体制などを確認し合って、忙しい部署や人手が足りない部署には他部署からヘルプ要員を出す体制も整えているんです」と、お2人。それは良い取り組みですね。

つづいて、手術室を案内していただきました。「部署を越えたチーム連携が取れているから、病棟の看護師とはすっかり顔見知りの関係ができています。術前～術後の情報交換もスムーズで、患者様に適切な関わりが持てているんですよ」と、手術室の看護師の皆さん。整形外科の手術が多く、予定手術が中心とのこと。

談話室を覗くと、看護師のお2人が職員行事の企画のために、本を広げて盛り上がっていました。「当院ではスタッフ同士の親睦を深めるため、納涼会や忘年会など、楽しい職員行事を開催していて、企画の段階から意見を出し合っているんです」と、お2人。新型コロナの影響で職員行事を控えていた期間も、豪華な景品が当たる「大抽選会」を企画して盛り上がったのだとか。

つづいて、医療福祉相談室へ。「こちらは、地域との連携や入院・退院のサポートに取り組んでいる相談員さんです。ご家族からの相談にも親身に対応していて、現場に必要な情報があれば提供してくれます。患者様と長期的にお付き合いする慢性期看護では、ご家族のニーズにも耳を傾ける必要があるので、相談員さんとの連携は欠かせないんですよ」。

機能訓練室に行ってみると、リハビリスタッフの皆さんが迎えてくれました。「173床の中規模病院なので、他職種との距離がとても近く、看護師とリハビリスタッフの連携もばっちりです。患者様一人ひとりのADLやリハビリの進行状況などを共有し、多職種チームでベストな支援方法を導き出しています」と、お2人。

最上階のラウンジで、藤田看護部長にお会いしました。どんなスタッフを歓迎していますか？「やる気と思いやりがある方なら、年齢・経験に関係なく歓迎します。多様な人材の活躍を推進する看護部には、20代の新卒から子育て世代、定年退職前後のプラチナナースまで、いろいろな仲間が働いていて、ワークライフバランスを大切にできるよう、残業削減・有休消化の促進・子育て支援の充実などに取り組んでいます」と、看護部長。

「ラウンジからの眺めは最高で、天気が良いと富士山が見えます。東京タワーやスカイツリーも見えて、よくご家族が景色を楽しまれていますよ」。本当にいい眺め！ 立地がとても良いですよね～。「三軒茶屋駅周辺は何でも揃っているので、仕事帰りに買い物を楽しんだり、職場の皆でゴハンに行ったり、アフター5が充実します」。プライベートの充実があるからこそ、笑顔で元気に働けるんですね。今日はありがとうございました。