
看護師を長く続けるには、ライフステージに合わせて働き方を柔軟に選べる職場が理想ですよね。上尾中央医科グループ(AMG)の「三郷中央総合病院」では、誰もが楽しく長く働ける職場づくりを進めていて、働きやすさだけでなく、キャリア支援も充実しているとのこと。子育て中もスキルアップ・キャリアアップに励みやすい環境があり、認定看護師資格を持つママさんも活躍しているらしいので、さっそく見学に行って確かめてきます!
- 形 態
- 一般病院
- 所在地
- 埼玉県三郷市/三郷中央駅
- 病床数
- 289床(一般223床 回復58床 ICU8床)


玄関
「三郷中央総合病院」へのアクセスは、つくばエクスプレス「三郷中央駅」から徒歩8分。駅の近くには自然豊かな公園があり、子どもたちが元気に遊ぶ姿を見ることができました。玄関で迎えてくれたのは、新卒入職8年目で内科病棟の主任を務める看護師さん。「ようこそ!つくばエクスプレスに乗れば『秋葉原駅』まで約20分で到着しますし、東京にも気軽に出られるため、看護部のスタッフは多方面から通勤しています」。


エントランスロビー
玄関を入った受付ロビーは、オレンジ色が基調のあたたかい雰囲気。待ち時間を快適に過ごせるように、天井の造りや照明にもこだわっているのだとか。「当院は地域に根差した病院で、地域の方々が多く受診されています。急性期病棟は在院日数が短いですが、退院後にこちらの外来で再会することもよくあり、多くの患者様と長いお付き合いができています」。2025年度には内視鏡室を拡張リニューアルし、検査目的の来院も増えているとのこと。


救急処置室
お次は、救急処置室を案内していただきました。「当院は二次救急病院として、『24時間365日断らない救急』をモットーとし、月250~300台の救急車を受け入れています。また、ICUを完備し、循環器内科医が24時間常駐している地域でも数少ない病院であることから、救急外来には緊急性の高い重症患者様も多く運ばれてくるんですよ」。地域医療に大きく貢献しているのですね。


ICU
つづいて、ICUでクリティカルケア認定看護師さんを紹介していただきました。「ICUで専門性を発揮するだけでなく、RRS(院内救急対応システム)チームを結成して各部署からの救急コールに対応したり、院内外で研修講師を務めたり、AMGのグループ病院の認定看護師と交流を深めたりと、幅広く活躍しています。こちらの認定看護師は、6歳のお子さんを持つママさんですが子育て中もキャリアを磨き続けているんです」と、看護主任。


病室
病室へ行き、特定行為研修を修了した看護主任さんにお会いしました。私は9区分の特定行為研修を修了し、組織横断的な活動がしやすいように看護部室に在籍しています。院内では、主にPICC(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル)挿入の依頼を受けることが多く、こんなふうにタブレットと連携したポータブルエコーを持参してベッドサイドに出向きます」。看護部には現在10名の特定行為研修修了者が在籍しているとのこと(2025年4月)。


病棟
病棟に行き、新人指導の様子を見学しました。「看護部では部署全体で新人育成に携わっていて、このような技術指導は同じ部署のスタッフが交代で対応しています。看護方式にPNSを導入しているので、ひとり立ち後もペアの看護師と相談しながら業務に取り組めますし、新卒者には1年間のメンター制度を取り入れ、メンターの先輩が精神的なサポートを担っているので安心してくださいね」。


病棟
病棟を見学していると、院内回診中のNST(栄養サポートチーム)の皆さんに遭遇。「チーム医療を推進する当院では、こんなふうに多職種でさまざまな専門チームを結成し、患者様とスタッフの安心・安全を守るために活動しています。私も心不全療養指導士としてRRS(呼吸サポートチーム)回診に参加していますし、感染対策チームによる回診も行われています」と、看護主任。2025年度からは認知症ケアの回診をスタート予定とのこと。


スタッフステーション
スタッフステーションに伺うと、スタッフの皆さんが集まってくれました。働きやすさはどうですか?「年間120日の公休があり、希望休がほぼ100%通るので働きやすいです。看護部には子育て中のスタッフが多いのですが、常勤・時短勤務・パート勤務の中から家庭の状況に合わせた働き方を選び、無理なく仕事を続けています」と、皆さん。2024年度からは有休を1時間単位で取得できる時間休が導入され、ママさん達に好評だそうです。


リハビリテーション室
お次は、開放的なリハビリテーション室へ。「リハビリテーション科の強みは、十分な人員配置と高い成果指標を維持していること。PT・OT・ST合わせて100名以上が在籍し、病棟スタッフと連携して高い在宅復帰率を実現しています。リハビリの対象疾患は、運動器疾患・脳血管疾患・廃用症候群に加えて、呼吸器疾患や心疾患など幅広く、がんリハチームも結成しているんですよ」。


看護部室
看護部室では、荒川看護部長(写真右)と教育委員会の皆さんが会議を行っていました。「教育委員会では、AMGのラダーやeラーニングを活用し、自分のペースで成長していけるようにサポートしています。一般病床が大半を占める当院は、予約入院よりも緊急入院が多く、すべてが混合病棟で多様な疾患の患者様を受け入れているので、さまざまなコース別の研修カリキュラムを導入し、ジェネラリストの育成にも力を注いでいます」と、皆さん。


くるみ保育室
最後は、病院の目の前にある「くるみ保育室」へ。保育室に幼稚園バスが停車し、幼稚園との二重保育を利用している子どもたちが降りてきました。「幼稚園バスのお迎えも保育士が対応しているので、ママさん・パパさんは安心して仕事に専念できます」と、看護主任。手厚い保育サービスですね。今日はありがとうございました。

帰り道

- ――お疲れさまでした。誰もが楽しく長く働ける職場づくりを進める病院、いかがでしたか?
- 地域の中核病院として、救急医療や集中治療体制を充実させているため、現場に忙しさはあるものの、看護部の皆さんは笑顔でいきいきと働いていました。多様な働き方の選択肢を用意したり、休暇制度を充実させたり、仕事も私生活も楽しめる環境があるので、長く定着しているスタッフさんも多かったです。
- ――キャリア支援も充実していましたか?
- はい。所属するAMGでは、認定看護師の資格取得や、特定行為研修の受講をサポートしていて、資格取得後も学んだ知識を活かせる場を積極的につくってもらえるそうです。現在7分野9名の認定看護師と、10名の特定行為研修修了者が在籍していました(2025年4月)。
- ――では、ここはちょっと、という点は?
- 緊急入院や手術も多い病院なので、急性期病棟では30分~1時間程度の残業が発生しがちだそうです。ただ、時短勤務やパート勤務のスタッフは定時に退勤できるように配慮しているそうですよ。
- ――最後に、ここだけの話をひとつお願いします
- スタッフ同士の仲が良く、仕事の後に食事に行ったり休みを合わせて遊びに出かけたり、公私ともに良い関係を築いているのだとか。独身のスタッフさんはリーズナブルな職員寮を利用している方も多く、職員寮は県外出身の方だけでなく、三郷市出身の方も利用できるそうです。
ライフステージに合わせて多様な働き方ができる職場を探している方
年齢を重ねても、大好きな看護の仕事を続けていきたい方