活躍の場が広く、自分が挑戦してみたい看護領域に携われる職場は魅力的ですよね。IMS(イムス)グループの「江田記念病院」は、幅広い看護経験を積めるケアミックス型病院で、スタッフ一人ひとりが興味をとことん深めていける教育サポートを行っているとのこと。子育て支援が充実していて、ママさん看護師もスキルアップに励んでいるそうなので、さっそく見学に行って働く魅力を見つけてきます!
- 形 態
- 一般病院
- 所在地
- 神奈川県横浜市青葉区/江田駅
- 病床数
- 229床(障害者病棟60床、精神科急性期52床、特殊疾患60床、回復期リハ57床)
玄関
「江田記念病院」へのアクセスは、田園都市線「江田駅」から徒歩約3分。駅のホームから病院外観がよく見える近さで、とても便利な立地です。玄関では、回復期リハビリテーション病棟で働く看護主任さんが迎えてくれました。「ようこそ。地域のニーズに寄り添った医療の提供を目指す当院には、看護師に幅広い活躍の場が用意されています。今日はゆっくり見学していってくださいね」。
看護部長室
まずは、櫻井看護部長にお会いしました。病院名の「江田」にかけて、えだまめグッズを集めているとのこと。どんな取り組みに力を入れていますか?「入院患者様の重症度が年々上がっているため、研修内容を随時見直し、部署全体のレベルの底上げに取り組んでいます。また、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)プロジェクトチームを結成し、人生の最終段階の医療やケアについて患者様・ご家族と話し合う時間も大事にしています」。
障害者病棟
お次は、3Fの障害者病棟へ。こちらの看護師長は、感染管理認定看護師資格を取得したそうです。「以前から多職種で構成された感染対策チームに所属していて、チームの中で期待される役割を十分担っていけるように、感染管理のスペシャリストを目指したんです。IMSグループには資格取得支援などのキャリアサポートが手厚く、研修費用の補助などが受けられるため、安心して学びに行くことができました」と、認定看護師さん。
精神科急性期病棟
つづいて、4Fの精神科急性期病棟へ。「横浜市青葉区は人口30万人の地域ですが、精神科の入院設備を持つ病院は当院だけなんです。統合失調症・うつ病・適応障害など、さまざまな心の病を抱える方を受け入れていて、看護師は患者様の悩みや不安に寄り添い、それを理解して支える『支持的関係形成』を目指して、十分な関わりを持つよう心がけています」と、看護主任さん。
特殊疾患病棟のイベントの様子
5Fの特殊疾患病棟で、「こちらは、百歳を超えた患者様の長寿のお祝いを、ご家族と一緒に皆で行ったときの様子です」と、写真を見せていただきました。「長い入院生活を送る患者様のために、さまざまなイベントを職員一丸となって開催しています。病棟で患者様のお子さんの結婚式を挙げたこともあるんですよ」と、看護主任さん。とても素敵な取り組みですね。
回復期リハビリテーション病棟
6Fの回復期リハビリテーション病棟に伺うと、多職種カンファレンスが行われていました。「質の高いチーム医療の実践に向けて、このような職種を超えた意見交換の場を大切にしています。回復期の病棟の看護師は、患者様お一人おひとりに合わせた介助方法についてリハビリスタッフからアドバイスをもらい、生活リハビリにも積極的に介入しているんですよ」と、看護主任さん。
回復期リハビリテーション病棟
病棟の一角では、新人看護師さんへの指導が行われていました。「入職後は、新卒者にも中途入職者にもプリセプターの先輩が付き、マンツーマンの丁寧なOJTを行っています。スキルアップ支援として、幅広いテーマの院内研修やラダー別研修を定期開催しているほか、IMSグループの合同研修や、個々が興味のある外部研修への参加も促しているんですよ」。学べる環境が充実していますね。
リハビリテーション室
お次は、リハビリテーション室へ。「リハビリ科にはPT・OT・ST合わせて55名以上が在籍し、回復期~生活期における身体障害への機能訓練と、多様な精神疾患へのOTプログラムを提供しています。難病や障害を抱える患者様にも個別的なリハビリを提供していて、退院後もリハビリを継続していただくため、通所リハビリ・訪問リハビリ・精神科デイケアに対応しているんですよ」。屋上には、屋外リハビリができるテラスがあるのだとか。
精神科デイケア えだまめ
つづいて、併設の精神科デイケア「えだまめ」を案内していただきました。「こちらでは、社会復帰や就労復帰に役立つ多彩なプログラムを用意し、多職種チームで『その方らしい地域での暮らし』を応援しています。少し離れた場所には、精神科に対応する訪問看護ステーションもあり、在宅医療に興味を持った方は併設施設への異動も可能です」。本当に幅広い活躍の場があるんですね。
院内保育室
院内には、働くママ・パパに人気の保育室も完備されていました。「保育料がリーズナブルな上に、英語レッスンや季節行事などの保育サービスも充実していて、多職種(パート職員含む)が利用しています。『子育て中でも夜勤にも入りたい』というスタッフを応援するために、夜勤時は保育料も食事代も無料にしていて、各部署の所属長が夜勤の回数・曜日の相談などにも柔軟に対応しているんですよ」。
廊下
最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。「当院では、時代と地域のニーズに合わせて診療体制をリニューアルしていて、精神科急性期治療病棟・特殊疾患病棟・回復期リハビリテーション病棟・障害者病棟と、全国でも珍しい病棟編成となっています。働く環境も、職員のニーズに合わせて随時見直しを図り、みんなが笑顔で働ける職場を目指しているので、安心して応募してくださいね」と、皆さん。今日はありがとうございました。
帰り道
- ――お疲れさまでした。幅広い看護経験が積めるケアミックス型病院、いかがでしたか?
- うわさ通り活躍の場が広く、IMSグループの教育プログラムを活用しながら新人教育・継続教育ともに充実させていました。定期的に開催される院内研修やラダー別研修に加えて、IMSグループの合同研修や外部研修にも積極的に参加することができて、認定看護師などを目指す方への資格取得支援制度も整っています。
- ――配属先の希望は通りますか?
- 面接時に希望を聞き、できる限り考慮しているとのこと。看護部には、「精神科に挑戦したい」「回復期を学びたい」「認知症ケアを深めたい」など、目的を持って入職される方が多いそうで、現場の皆さんからは「興味のある看護に携われているから毎日が充実している」という声を聞くことができました。
- ――では、ここはちょっと、というところは?
- 急性期の治療を終えた患者様を受け入れている病院なので、「急性期看護に携わりたい」という方には向いていないかもしれません。どの部署もゆったりとした雰囲気で、看護師さんたちが一人ひとりの患者様とじっくり向き合っていました。
- ――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- さまざまな職種がひとつのチームとなってグループの他病院のチームと対戦するeスポーツ大会など、部署を超えた職員交流が盛んでした。また、新人さんが同期とのつながりを深めていけるように、座談会形式で仕事の悩みを語り合う「ホッとカフェ」というメンタルサポートを取り入れていることも印象的でした。
駅チカの都市型病院でスキルアップに励みたい方
結婚・出産後も興味のある看護領域を深めていきたい方