「あさひ病院」があるのは、東武スカイツリーライン「梅島駅」「西新井駅」徒歩約15分の国道4号沿い。「北千住駅」「亀有駅」「王子駅」方面からバスで通勤するスタッフもいるそうです。玄関では、新卒看護師のお2人が迎えてくれました。「ようこそ！今日は、より魅力的な病院づくりを目指している私たちの自慢の職場をたっぷりとご紹介しますね」。

まずは病棟のスタッフステーションに伺うと、ミーティングが行われていました。「患者様お一人おひとりに寄り添う看護を実現するには、そのための時間を確保する必要があるため、さまざまな業務の見直し・効率化を図っています。一般的には毎日時間をかけて行われる申し送りも、当院では重要伝達事項がある場合のみ短時間で開催し、普段は伝達事項を一目で確認できる『申し送りシート』を活用しているんです」と、皆さん。

お次は、看護部長にお会いしました。どんな仲間を歓迎していますか？「人柄重視で採用を行っているので、チームで協力して働ける方であれば年齢・キャリアは問いません。経験の浅い方でも、ベテランスタッフが手厚く指導しますし、脳神経に関する知識を楽しく学んでいけるような計画を立てているので、安心してくださいね。子育てと両立したいママさん・パパさんも歓迎しています」と、看護部長。

病棟では、ママさんが活躍しています。子育てサポートは整っていますか？「はい。子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・短時間勤務も選べて、小学校入学まで『保育費半額補助制度』が利用できます。また、有休や子の看護休暇なども取得しやすいので、子どもの行事に必ず参加できますし、子どもの急な体調不良時もお休みができて助かっています」と、ママさん。

つづいて、手術室を見せていただきました。どんな手術に対応していますか？「当院の強みは脳神経外科なので、脳卒中の手術実績が豊富です。開頭手術だけでなく、カテーテルを用いて治療を行う脳血管内治療にも対応できる体制を整え、安全で低侵襲な治療を行っています」。脳卒中の保存的治療から血管内治療、外科的手術に至るまで、幅広い症例に携わることができるそうです。

お次は、明るく開放的なリハビリテーション室へ。「リハビリの対象疾患は脳血管障害がほとんどで、発症後早期からのリハビリ介入を行っています。当院は、リハビリテーション環境が充実していて、セラピストの人数が多いのが特徴。脳卒中の後遺症ですぐに自宅退院が難しい場合には、関連施設の『老健あさひ』をご案内して、じっくり在宅復帰に向けたリハビリに取り組める環境も整えています」。

病棟に戻ると、管理栄養士さん（写真中央）が患者様への栄養指導に訪れていました。「当院の栄養課は直営なので、患者様のお食事の様子を私たち管理栄養士が直接確認した上で栄養指導を行っています。脳卒中の後遺症で嚥下障害を抱える方もいらっしゃるので、看護師や言語聴覚士と連携しながら食事形態の調整にも対応しているんですよ」と、管理栄養士さん。

外来フロアへ行ってみると、外来看護師さんと医事課スタッフさんが情報共有をしていました。「当院は120床の中規模病院なので、部署の垣根がなく、職種を超えて気兼ねなくコミュニケーションが図れる関係です。部署間の連携がしっかり取れているので、院内情報共有がとてもスムーズで、質の高い医療サービスの提供や円滑な業務遂行につながっています」と、外来看護師さん。

お次は、待合ロビーで総務課スタッフさんを紹介してくれました。「総務課はとても幅広い業務に携わっていて、スタッフステーションの電球交換や病室の床頭台のメンテナンスなどの営繕業務、電子カルテ導入などの院内ICT化の対応、院内システムの保守・管理などを行っています。総務課スタッフは、優しくて頼れる方ばかりなんですよ」と、看護師さん。総務課スタッフさんも、チーム医療の一員として活躍しているんですね。

病室で、先輩からの指導が始まりました。「当院には、新卒の方・脳神経未経験の方・ブランクのある方などさまざまなキャリアのスタッフがいるので、入職後はキャリアに合わせた個別計画を立てて、指導を行っています。日替わりで先輩が付いて、計画の進捗状況などを共有しながら指導を行っていますし、部署全体でもフォローしています。脳疾患に関する研修なども定期的に開催しているので、専門性を身につけながら成長できますよ」。

最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。どんなところが働きやすさにつながっていますか？「家庭やプライベートを大切にできるところです。毎日ほぼ定時に退勤できるだけでなく、休みの希望が通りやすく、有休もしっかり消化できるので、理想的なワークライフバランスが実現できています」と、皆さん。魅力的な職場ですね！今日はありがとうございました。