「八王子北部病院」へのアクセスはJR「八王子駅」からバスに乗り、「新川口」バス停で下車して徒歩5分。玄関では、3人のお子さんを育てながら働く看護師長さんが迎えてくれました。「駅からは少々離れているものの、平日の日勤者向けには無料送迎バスがあります。また、マイカー通勤者向けには無料駐車場も完備しているので、通勤に便利な環境ですよ」。今日はよろしくお願いします！

広々とした待合ロビーですね。「当院では、内科だけでなく、リハビリテーション科の診療にも対応しています。患者様の暮らしに寄り添うため、高血圧や糖尿病などの生活習慣病に対する長期診療も可能です。中でも外来リハビリは、整形外科医と理学療法士の協力のもと実施しているんですよ」と、看護師長。

廊下で、看護部長にお会いしました。「看護部長は、とにかく明るくて、相談しやすい雰囲気があります。現場経験も豊富なので、みんなの状況を考えたアドバイスがもらえますし、悩み事にも共感してもらえるんです」と、看護師長。その隣で「これから新しく入られる方にも、ぜひご自身らしくご活躍いただきたいです」とおっしゃる看護部長の笑顔が印象的でした。この看護部長、職員からの人気も高いムードメーカーなんだそうです。

続いて、リハビリテーション室へ伺いました。「こちらでは日頃から理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など、合わせて10名以上の専門職が患者様の機能回復に注力しています。多職種協働の体制を大切にしているため、定期的な合同カンファレンスや、それぞれの知見を合わせたケア方針の策定などを、実施しています」と、リハビリスタッフさん。

病棟に行き、新人指導の様子を見学させていただきました。「新卒や、看護の経験が浅い方にも安心して勤務していただけるよう、研修や教育に力を入れています。先輩による1対1のOJTや、認知症に関する勉強会など、実践的な学びができます。認知症分野に初めて挑戦される方も多いと思うのですが、各人の経験領域に合わせたOJTを通して、丁寧にお教えしていきます」。それは安心です。

「こちらは、eラーニングの『ジョブメドレーアカデミー』が使えるパソコンです」と紹介してくれました。「職員の自己学習を支援するeラーニングだけでなく、精神科の専門領域教育や、資格取得サポート、支援金の支給など、学びを奨励する体制を整えています。外部研修への参加も積極的に支援しています」とのこと。参加費用がかかるものも相談次第で病院負担で受けることが可能だそうです。

ナースステーションでは、カンファレンス中でした。「入院患者様について、看護計画に沿って現状の問題点を洗い出しながら、各職種の意見を聞きながら最良のケアを模索しています」と、看護師長。活発な意見交換があり風通しの良い雰囲気ですね。「看護師は1病棟あたり15名～20名程度で、20代から60代まで幅広い年齢層のスタッフが揃っています。相談しやすい気さくな人柄の方ばかりなので、職場の雰囲気もいいんですよ」。

見晴らしのいい屋上にやってきました。周辺地域の様子を一望できます。「当院がこのあたりで一番高い建物なので、解放感は抜群です。富士山は見えませんが、景色がとてもいいので、少しリフレッシュしたいときにも最適なんですよ」と看護師長。普段から患者様にとって最良の看護に取り組む上で、こういう癒しの場所があるのはいいですね。

医療療養病棟の病棟と病棟の間にあるデイルームへ。広くて明るい素敵な空間ですね。「ここでは季節の行事や、日々のレクリエーション活動を行っています。先日はお琴の得意な職員による演奏会が実施されて、患者様にも喜ばれました」。どちらの病棟からも来やすいため、今日も利用されている患者様の姿がありました。スタッフにとっても、病棟同士がつながっているので夜間帯にお互いにフォローできます。

院内から出て、職員専用送迎車のところへ。「平日の日勤時間帯のみになりますが、JR八王子駅から無料送迎を行っています。地域柄、自家用車を持っている職員も多いのですが、やはり送迎車の利用率も高いですね」とのこと。日勤のみの働き方も叶えられるとのことです。

最後は、スタッフの皆さんが集まってくれました。「当院には幅広い年齢・キャリアを持つスタッフが勤務しています。人同士の温かさが感じられる、誰とでも気兼ねなく会話ができる雰囲気が特長です。希望休が通りやすく、お子さんの学校行事なども事前に相談すればOK。ライフステージの変化にも柔軟に対応できる、働きやすい職場です」と、皆さん。今日はありがとうございました！