職場を探す時、便利な立地や好きな地域で選ぶ方も多いですよね。鎌倉市材木座の地域医療を支える「鎌倉ヒロ病院」は、鎌倉駅から徒歩圏内の魅力的な立地にあり、「大好きな鎌倉で働きたい!」という方にぴったりの環境。ワークライフバランスに配慮し、趣味や家族との時間を大切にできる働き方を推進しているらしいので、さっそく見学に行ってチェックしてきます。
- 形 態
- ケアミックス型病院
- 所在地
- 神奈川県鎌倉市/鎌倉駅
- 病床数
- 79床(地域包括49床、療養病床30床)
玄関
「鎌倉ヒロ病院」へのアクセスは、JR・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」から徒歩8分。駅前は観光客で賑わっていて、病院までの道のりにも、観光地ならではのショップや飲食店が充実しています。玄関では、副看護部長(写真左)と、地域包括ケア病棟の看護師長(写真右)が迎えてくれました。「ようこそ!今日は私たちの自慢の職場をたっぷりとご紹介しますね」。
待合室
外来の待合ロビーには、ハワイをイメージした絵画が掲示されていて、事務スタッフの皆さんがアロハシャツで迎えてくれました。「開院75年目を迎えた今も、ハワイ島ヒロ市出身の創業者の、優しさや謙虚さを大切にするアロハスピリットを受け継いでいて、訪れる方を温かくお迎えしています。当院をかかりつけ病院として長く通われている方も多く、外来には1日120名前後の来院があるんです」と、事務スタッフの皆さん。
屋上
つづいて、夏の鎌倉の花火大会の花火を眺められるという屋上へ。開放感抜群ですね!海岸は近いのでしょうか。「ええ、材木座ビーチという遠浅の穏やかな海水浴場があり、毎年多くの観光客の方が訪れています。海岸でケガをしたり、クラゲに刺されたりして当院の外来を受診する方もいますし、骨折などで入院される観光客の方もいらっしゃるんですよ」。地域密着型病院として、地元の観光業も支えているんですね。
職員食堂
お次は職員食堂に行き、新築リニューアル後の完成予想図を見せていただきました。素敵な病院に生まれ変わるんですね!「そうなんです。当院の歴史は長く、ハード面の老朽化が進んでいるため、最新の設備を導入してより魅力的な病院へとリニューアルします。移転はせずに、できる限り診療を継続しながら工事を進めるので、2025年度着工を予定しています」。
地域包括ケア病棟
地域包括ケア病棟に伺うと、多職種カンファレンスが行われていました。「こちらの病棟は在宅復帰を目指す患者様が中心で、医師・看護師・リハビリスタッフ・栄養士・薬剤師・相談員など、さまざまな専門職がチームを組んで退院調整を進めています。周辺にはデイサービスや訪問介護事業所、訪問看護ステーションなどのグループ施設があり、グループ内のネットワークを活かしてスムーズな退院を支援しています」と、お2人。
スタッフステーション
スタッフステーションの一角では、新人指導が行われていました。「入職後は業務に慣れるまでサポート役の先輩が付き、マンツーマンのOJTを行っています。看護部は中途採用が中心なので、その方に合わせた指導計画を立て、未経験の看護技術などは特に丁寧に指導しているので安心してくださいね」と、お2人。看護部にはベテランスタッフが多く、きめ細かい指導が行われているそうです。
療養病棟
つづいて、療養病棟を案内していただきました。「こちらの病棟は比較的容態の落ち着いた長期入院の患者様が多く、一人ひとりとじっくり向き合ったケアを提供しています。高齢者看護はご家族も含めたケアが欠かせませんから、ご家族の要望にも応えていけるようにコミュニケーションを大切にしていて、『最期は自宅で』と希望される場合は退院支援にも取り組んでいます」。
廊下
見学中に、木村看護部長にお会いしました。スタッフのために取り組んでいることはありますか?「私生活を大切にできる職場づくりです。スタッフ自身が幸せを感じていなければ笑顔で丁寧なケアは提供できないですから、いい仕事をするために、家庭やプライベートを充実させて欲しいと思っています。サーフィンなどの鎌倉ならではの趣味を楽しむスタッフも多いので、ワークライフバランスには十分配慮しています」と、看護部長。
リハビリテーション室
リハビリテーション室に伺うと、リハビリスタッフの皆さんが迎えてくれました。「79床と家庭的な規模の病院なので、部署の壁がなく、他職種とも気兼ねなく会話ができる関係です。特にリハビリテーション科と看護部は連携する機会が多く、病棟でも生活リハビリを意識した関わりができるようにアドバイスをもらっています」と、お2人。
スタッフステーション
つづいて、ママさん看護師さんを紹介していただきました。子育て中の仲間は多いですか?「はい。最近、産休・育休後の職場復帰率が上がり、ママさんも働きやすい環境づくりが進んでいます。出産を機に夜勤のない外来に異動したスタッフや、病棟でも日勤常勤・時短勤務・パート勤務のスタッフもいて、それぞれの家庭の状況に合わせた選んでいます」と、ママさん看護師さん。
ひかりグループのパンフレット紹介
最後は、所属する「医療介護ひかりグループ」のパンフレットを見せていただきました。「ひかりグループは6つの医療法人で構成されていて、本部は愛知県にあり、北海道から沖縄まで全国各地に拠点を拡げています。年に数回、合同の研修や学会などがあり、グループ施設のスタッフとの交流も深めているんですよ」と、お2人。大規模な医療法人グループの一員なんですね。今日はありがとうございました。
帰り道
――魅力的な鎌倉市で地域医療を支える病院、いかがでしたか?
- 鎌倉駅やビーチに近い魅力的な立地で、鎌倉市近郊が地元のスタッフさんだけでなく、鎌倉での生活に憧れて移住された方もいるそうです。残業は月10時間以内で、ワークライフバランスを大切にできる職場なので、仕事帰りに気になるショップ巡りをする方や、サーフィンなどのマリンスポーツが趣味という方もたくさんいました。
――どんなスタッフが活躍していますか?
- 看護部の年齢層は20代~50代と幅広く、経験豊富なベテランスタッフが多かったです。また、看護部長が中心となって子育てサポートを充実させているため、産休・育休取得後の職場復帰率が上がっていて、ママさんもいきいきと活躍していました。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 歴史ある病院のため、ハード面はレトロな雰囲気です。ただ、2025年には新築リニューアルが完了する予定で、完成予想図からもわかるように、とても素敵な病院に生まれ変わります。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 職員食堂のランチは1食350円とリーズナブルで、毎日多くのスタッフさんが利用していました。夜勤時の夕食は無料で支給され、朝食も必要な場合はお願いすることができるそうで、皆さんから好評なんだとか。
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