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社会福祉法人 聖ヨハネ会 桜町病院

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おうちでゆっくりご覧いただける、病院見学の体感コンテンツです。

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見学の下調べ

桜町病院の見学の下調べ

高齢化の進展によって、人生の最終段階における適切な意思決定支援が重視される時代となり、終末期の看護に興味を持つ方も増えたのではないでしょうか。東京都小金井市にある「桜町病院」には、全国的な知名度を持つ院内独立型ホスピスがあり、緩和ケアについて深く学べる環境があるそうです。ワークライフバランスを大切にできる職場で、結婚・出産後も長く定着するスタッフが多いらしいので、さっそく見学に行って確かめてきます。

形 態
ケアミックス型病院
所在地
東京都小金井市/武蔵小金井駅
病床数
199床(一般70床、地域包括ケア48床・17床、ホスピス20床、療養44床)
編集部が取材しました
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

百聞は一見にしかず見学開始!!

桜町病院の玄関

玄関

「桜町病院」へのアクセスは、JR「武蔵小金井駅」より徒歩15分。すぐ近くにバス停があり、JR「東小金井駅」や、西武新宿線「花小金井駅」方面からのバス通勤も便利です。玄関で迎えてくれたのは、整形外科・外科が中心の一般病棟で働く入職20年目の看護師長さん。「ようこそ!今日は自慢の職場をたっぷりとご紹介しますね」。

玄関の次
桜町病院の敷地内

敷地内

敷地内を歩いていると、工藤看護部長に遭遇。自然がいっぱいで癒されますね。「ええ、桜の木に囲まれた病院なので、春になると敷地内がピンク色に染まって本当にきれいです。また、教会やステンドグラス、修道院など、カトリックの精神を象徴するものも多く、穏やかな気持ちで働けます。私は2024年4月に赴任したばかりですが、すっかり当院のことが大好きになり、仲間と楽しく看護ができる職場づくりに取り組んでいます」。

敷地内の次

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

桜町病院の聖ヨハネホスピス

聖ヨハネホスピス

独立型のホスピス病棟「聖ヨハネホスピス」は、緑に包まれた別荘のような外観です。「当院のホスピス病棟は、日本のホスピスケアの草分けと称される山崎章郎医師が中心となって立ち上げた歴史があり、山崎医師の著書に感銘を受けて当院に入職した看護師も少なくありません。また、ホスピスでのボランティア活動を希望される地域の方もたくさんいて、こちらの庭園のお手入れはすべてボランティアさんが行ってくれています」。

聖ヨハネホスピスの次
桜町病院の聖ヨハネホスピス

聖ヨハネホスピス

つづいて、ホスピスのラウンジへ。とても素敵な空間ですね。「ありがとうございます。患者様に残りの人生をより良く生きていただけるよう、心が安らぐ環境で痛みを緩和し、その方が大切にしたいことを私たちスタッフも大切にしたいと考えています。そのようなマインドは、ホスピス病棟以外で働くスタッフにも大事にしてほしいので、在籍する3名の緩和ケア認定看護師が中心となって看護部全体に根付かせているんですよ」。

聖ヨハネホスピスの次
桜町病院のスタッフステーション

スタッフステーション

つづいて、一般病棟のスタッフステーションを案内していただきました。「199床の中規模病院なので部署の垣根がなく、医師をはじめ、さまざまな専門職と気軽にコミュニケーションを図ることができています。こちらの一般病棟は整形・外科の患者様が中心ですが、産婦人科・新生児・眼科病棟や、療養病棟、地域包括ケア病棟などもあり、職場内で幅広い看護を経験することができるんですよ」と、看護師長。

スタッフステーションの次
桜町病院のスタッフステーション

スタッフステーション

スタッフステーションの一角で、入職後のOJT風景を見学しました。「看護部には中途入職者が多く、入職後はキャリアに合わせた指導計画を立て、こんなふうに1対1のOJTを行っています。個々のペースに合わせた指導を行っているので、 第二新卒者やブランクがある方も安心して業務を覚えていけると思います。また、段階的な成長を支えるラダーも導入していて、能力に合った学びの機会も充実させています」と、看護師長。

スタッフステーションの次

創意工夫を伺う独自の取り組み

桜町病院の療養病棟

療養病棟

療養病棟を見学していると、看護師さんと看護助手さんが連携していました。「当院では、看護師が本来の業務に専念できるように看護助手の採用にも力を注ぎ、看護師と看護助手のチームワークでケアの質を高めています。看護助手は無資格・未経験OKで、働きながら介護福祉士資格を取得したスタッフも複数います」。近年、生活支援が必要な高齢患者様が増えていて、看護助手さんは現場に欠かせない存在なのだとか。

療養病棟の次
桜町病院のリハビリテーション室

リハビリテーション室

お次は、最上階のリハビリテーション室へ。「窓が大きく、景色を楽しみながら訓練できる環境が患者様に好評です。退院支援に力を注ぐ地域包括ケア病棟では、リハビリスタッフが中心となってご家族の介助指導を行ったり、退院先の生活環境について話し合ったりする時間も設けています」と、看護師長。関連施設としてデイサービス・特養・地域包括支援センターなども運営し、退院後の在宅介護の相談にも柔軟に対応しているそうです。

リハビリテーション室の次

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

桜町病院の廊下

廊下

つづいて、ママさん看護師さん(写真右)と妊娠中の看護師さん(写真中央)を紹介していただきました。子育て中のスタッフは多いですか?「私たちが働く病棟の看護師は半数以上が育児経験者です。出産・子育ての大変さを経験した仲間が多いので、妊娠中の体調不良や、子どもの急な発熱などで休む場合も理解があり、『お大事にね』と優しい声をかけてもらえます」と、お2人。あたたかい職場ですね。

廊下の次
桜町病院の職員食堂

職員食堂

つづいて、スタッフの皆さんに人気の職員食堂へ。「食堂では手作りの日替わりランチがリーズナブルな値段で食べられるので、多くのスタッフが利用しています。栄養科では旬の食材を使った季節感のあるメニューにこだわっていて、とても美味しいと患者様からも好評です。患者様向けのお食事は当院のインスタグラムから見ることができるので、良かったら覗いてみてくださいね」。

職員食堂の次
桜町病院のさくらまち保育所

さくらまち保育所

最後は、働くママ・パパを支えている「さくらまち保育所」へ。「こちらは多職種が利用できて、夜勤にも入れるよう24時間保育に対応しています。当院の外来では小児科の診療も行っているので、保育中にお子さんの体調に変化があってもすぐに受診できて安心です」。子育てサポートが充実していますね。今日はありがとうございました。

さくらまち保育所の次
※マスクなしの写真は撮影時のみはずしています。

医療21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

お疲れさまでした。独立型のホスピス病棟を持つ病院、いかがでしたか。

――お疲れさまでした。独立型のホスピス病棟を持つ病院、いかがでしたか。

地域に密着したケアミックス型病院として、急性期から慢性期、終末期に至るまで切れ目のない医療を提供していて、幅広い看護を経験できる環境があります。都内でも珍しい院内独立型ホスピス「聖ヨハネホスピス」があり、緩和ケアや終末期の看護に興味がある方にとってはもちろん、ホスピス以外で働く方にとっても学びの多い環境です。

――働きやすさはどうでしたか?

とても働きやすい職場なので、看護部には長く定着するスタッフがたくさんいます。2024年4月に新看護部長が赴任し、看護師が本来の業務に専念できるよう看護助手との協働を推進しているので、今後はより働きやすい環境が整っていくと思います。

――では、ここはちょっと、というところは?

自宅や施設で療養中の高齢者の方や、近隣の高度急性期病院で治療を終えた方の入院が多いそうで、亜急性期~慢性期、終末期の患者様が中心です。なので、高度急性期の看護に携わりたいと考えている方には合わない職場かもしれません。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

法人内には医療部門・介護福祉部門・障害福祉部門があり、別館の「桜町児童ショートステイ」では、自閉症や障害を持つ高校生までのお子さんお預かりしているそうです。今後も地域のニーズに寄り添いながら、時代に合わせたサービスを提供していく方針なのだとか。

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