自分がどこの病院に勤めたいのか、どんな職場が向いているのか、考えたことはありますか?
「看護師を目指しているけど、具体的な将来像が浮かばない……」という方も多いのではないでしょうか。病院選びは、自分の中にある理想の看護師像で変わってきます。
看護学生の病院選び・就職先についてご紹介します。
どこに就職すべきか、また自分に向いている職場を見つけるには、まず自分の理想の看護師像を把握しましょう。自己分析をして理想の看護師像を把握することにより、自分が志望する就職先が見えやすくなります。
自分はどのような分野が得意なのか、働く上で何を望むのか、自己分析をしてみてください。自分自身を知ることが、職場探しの第一歩となり、面接や履歴書など自己PRでも役に立ちます。
ほとんどの看護師が、病院での勤務を選択します。ここでは、代表的な勤務先をご紹介します。
大学病院は、最新の医療技術を研究している場所です。そのため、普段あまり看護することのない重症度の高い患者さんへのケアなども経験できます。また、看護師への教育体制も整っているところも多いです。最新の医療を学びたい、教育が行き届いている職場を選択したいという方は、大学病院が向いているかもしれません。
大学病院は仕事が細かく分業化されていますが、民間や総合病院の場合は、幅広く業務に携わることができます。そのため、ジェネラリストとしてキャリアアップを目指したい方には向いているといえるでしょう。
自己分析をした際、単科の専門病院に勤めたいと思う方もいるでしょう。新卒で単科の病院に勤めても良いのだろうか、と思う方もいるかもしれませんが、自分が志望しているのであれば特に問題はありません。
基本的な勤務形態は、2交替制または3交替制です。ただし、医療機関によってシフトの組み方が異なります。2交替制は日勤と夜勤、3交替制は、日勤・準夜勤・深夜勤に分かれている勤務体制です。
3交替制は、2交替制と比較して、勤務時間の短いシフトが組まれます。そのため、2交替制よりも休みが少ないように感じるかもしれません。一方で、2交替制は夜勤だと16時間勤務など長時間勤務になる場合もあるようです。勤務形態は、どちらもメリットデメリットがありますし、施設によって異なるため、自分の生活リズムなどに合わせて選択しましょう。
病院選びの際、勤務形態や給与、休日だけではなく、「職場の雰囲気」や「人間関係」も就職先の条件として大切です。 しかし、求人情報や病院のホームページでは、把握することができません。そこで、おすすめなのが、インターンシップ制度の利用。インターンシップ制度とは、職場で実際に現場を体験できる制度のことで、看護の現場でも導入されています。 勤めたい病院でインターンシップ制度の利用し、職場の雰囲気や人間関係を把握すると良いでしょう。
看護学生の病院選び・就職先についてご紹介しました。自身の求める看護師像によって職場選びをすることで、自分に合う病院を探すことができます。どこの職場が向いているのか、就職先をどのように選べば良いのか、迷っている方はぜひ自己分析から始めてみてください。
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