東京曳舟病院の特徴について

東京曳舟病院は、災害救援活動に力を注ぐ「伯鳳会グループ」の一員として、
救急医療と災害医療を2本柱とし、地域への医療貢献はもちろん、
災害発生時は全国へと赴き、災害急性期の医療救護活動に従事しています。

「断らない救急」をモットーに、年間約8000台という地域トップクラスの
救急搬送の受け入れに対応し（2023年2月）、救急救命士を病院スタッフ
として約20名採用。今後は年間約1万台の救急搬送の受け入れを目標に掲げて、
すべての職員にJPTEC（外傷病院前救護）、ICLS（蘇生トレーニング）、
AEDなどの認定資格取得を推進しています。

また、ハイブリッド手術室を含む手術室を4室設けて高度医療を追求し、
ICU（6床）やSU（5床）など、重症度の高い方への集中治療体制も万全。
人工透析室（透析ベッド24台）では、利便性の高い立地環境を活かして、
仕事帰りの夜間透析、旅行時などの臨時透析などにも対応しています。

看護部には、認定看護師をはじめ、NPやDMAT隊員など、さまざまな領域のスペシャリストが活躍しています。

手厚いキャリアサポートを用意し、
さまざまな看護領域のスペシャリストを育成

入職後は、新卒者にも中途入職者にもプリセプターが付き、業務に慣れるまで
マンツーマンの丁寧なOJTを実施。中堅・ベテラン看護師も目標を持ちながら
働けるように、キャリアラダーシステムとeラーニングを活用した継続教育を
実施するとともに、興味のある外部研修への参加や資格取得も応援しています。

認定看護師などのスペシャリストを目指す方へのバックアップ体制も手厚く、
研修期間は基本給を全額支給し、研修費用も病院が負担。感染管理、救急看護、
集中ケア、皮膚・排泄ケアなどの認定看護師が在籍し、特定行為研修も修了した
特定認定看護師も活躍しています。近年では、NPによる訪問診療も実施し、
スペシャリストたちの専門性を在宅医療の充実にも活かしています。

また、東京DMAT・日本DMAT・AMAT・JMATなど、災害救護活動に従事する
隊員が約60名（うち看護師約45名）所属し、派遣要請に迅速に対応。
看護部にはJICAなどの国際医療協力に関心を寄せるスタッフも複数いて、
理想のキャリアを歩めるようにできる限り参加をサポートしています。

入職後は、新卒者にも中途入職者にもプリセプターの先輩が付き、マンツーマンのOJTを行っています。

誰もが安心して働ける環境を目指して

救急医療に取り組む緊張感のある職場だからこそ、ONとOFFのメリハリを
重視してワークライフバランスを推進。みんなで「定時に帰ろう」と協力し、
お互いの予定や希望に配慮しながらシフトを作成しているので、
家庭やプライベートを大切にしたい方も安心です。

看護部には育児経験者が多く、妊娠中から体調面や働き方への配慮があり、
職場復帰後もお子さんの急な体調不良や行事による勤務変更に理解があります。
子育て支援の時短勤務制度は、お子さんが小学校入学前まで活用できて、
1日最長2時間まで勤務時間を短縮することが可能です。

新型コロナ対策にも力を注ぎ、感染管理認定看護師やICT（感染対策チーム）
が毎月会議を開催し、効果的な感染管理を計画・実践・評価し、院内ラウンド
やスタッフ指導に介入。地域医療を支えるため、早期から新型コロナウイルス
感染症患者様を受け入れ、スタッフ全員の感染対策意識を高めています。

近くに保育室があるので、小さなお子さんがいる方も安心して働くことができます。天気が良い日は、近隣へのお散歩にも出かけます。