病院の特徴

入院設備の289床は、急性期がメインの一般病棟223床、ICU8床、回復期リハビリ
テーション病棟58床の構成。心臓血管外科医や循環器内科医が24時間常駐する
地域でも数少ない病院のため、重症患者様の救急搬送・入院が多く、
ICUの医師やクリティカルケア認定看護師が中心となってRRS（院内救急対応
システム）チームを結成し、各部署からの救急コールに迅速に対応しています。

リハビリテーション科には、PT・OT・ST合わせて100名以上が在籍し、
治療直後または治療と並行したリハビリによって、高い在宅復帰率を実現。
病棟看護師は退院後の生活を見据えた関わりを入院時より心がけ、入退院支援室
には地域との連携窓口となる退院支援専従看護師が6名配置されています。

近年では、AMGのグループ施設や近隣の介護施設との連携体制を一層強化し、
地域の高齢者の方が住み慣れた場所で安心して生活を続けられるよう、
地域包括ケアシステムの構築を進めています。

2023年度より、医療相談室と入退院支援室が一つになり、地域連携や入退院支援がよりスムーズに行われるようになりました。

興味やレベルに応じた学びの場を提供

看護部では、部署全体で新人さんを育てていく方針で、技術指導には
同じ部署の先輩が交代で携わります。精神面のサポートにはメンター制度を
取り入れていて、卒後年数の近い先輩がメンター（相談役）を担います。

看護方式は固定チームナーシング制の中にPNSを取り入れ、
看護師が二人一組で複数の患者様を受け持つため、ひとり立ち後も安心して
働ける環境。また、入職2年目以降も継続的に成長していけるように、
AMGのラダーに沿ったラダー別研修を定期開催し、2023年度からはeラーニングも
活用して、個々のレベルや興味に応じた学びの機会を設けています。

さらに、AMGはキャリア支援が手厚く、認定看護師の資格取得や特定行為研修
などの長期間の研修においても支援が受けられます。現在、クリティカルケア、
感染管理、脳卒中看護、皮膚・排泄ケア・糖尿病看護の認定看護師が在籍し、
院内コンサルテーションや研修講師、院外での専門活動などに従事しています。

看護部では、部署全体で新人さんの成長を応援していて、入職後はいろいろな先輩からマンツーマンのOJTを受けることができます。

家庭やプライベートも大切にできます

看護部には、20代から70代まで幅広い年齢・キャリアのスタッフが
在籍していて、男性看護師の活躍も増えているのが特徴。
ワークライフバランスに十分配慮し、子育て支援にも力を注いでいるため、
ママさんの活躍も多く、お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・
パート勤務など、ライフスタイルに合わせた働き方の選択肢も用意しています。

多職種が利用できる「くるみ保育室」は病院の目の前にあり、
定員は80名と大規模。保育対象は生後3カ月から小学3年生までで、
週末のみのスポット利用や、幼稚園との二重保育の利用者も多く、
幼稚園バスのお迎えには保育士が対応しているので仕事に専念できます。

年間休日が120日（＋有休）あり、休みの希望も通りやすいため、
家庭やプライベートを大切にしたい方も安心。旅行などのリフレッシュ目的の
有休取得や、お子さんの急な体調不良による勤務変更にも理解のある職場です。

定員80名のくるみ保育室の様子。病院のそばにあり、生後3カ月から小学3年生までのお子さんが利用しています。