「埼玉回生病院」の特徴

全部で8つある病棟は、1つが在宅復帰を目指すための地域包括ケア病棟・
7つが医療療養型病棟と、長期療養目的の患者様が大半を占めていることが特徴。
地域屈指の療養病床を持つ病院として、医療依存度・重症度の高い患者様も
積極的に受け入れていて、近隣の急性期病院や介護施設と連携体制を構築し、
住み慣れた地域で最期までの支援ができる体制づくりに取り組んでいます。

高齢患者様はさまざまな疾患を抱えているので、学べる看護・介護領域は幅広く、
特に、認知症や終末期のケア、ご家族のメンタルサポートについて深く学べる環境。
チーム医療を推進し、感染対策・医療安全管理・褥瘡予防・
NST（栄養サポートチーム）・DCT（認知症ケアチーム）などの専門活動に、
多職種で取り組んでいます。

また、院内歯科と連携した口腔ケア、外部講師によるオムツ交換・移乗介助の
研修なども定期的に開催。併設施設として、通所リハビリ、居宅介護支援事業所、
地域包括支援センターなどがあり、ケアマネージャーの資格を持つ
看護師・介護職も活躍しています。

看護部の特徴

看護部には、20代～60代の幅広い年齢のスタッフが活躍中。
働きやすい環境づくりに注力していて、全職員がほぼ毎日定時退勤できる
環境です。忙しい急性期病院が合わなかった方や、
結婚・出産を控えて働き方を見直すために入職した方が、多くいます。

看護部の新人教育では、「チューターシップ・チーム支援型」のOJTを採用し、
配属部署全体で育てていく方針。ラダー別研修の他にも、
同期との絆を深める「リフレッシュ研修」や、看護師の先輩や多職種の先輩と
意見交換を行うワールドカフェ形式の「グループワーク」の機会も多く、
2023年からはeラーニングの活用も進んでいます。

子育て中のスタッフには、院内保育室や、時短勤務・日勤常勤制度の活用を
推進して、無理なく仕事ができるようサポート。看護部には育児経験者が
多いので、お子さんの急な体調不良によるお休みや早退にも理解があり、
仕事と子育てを両立できる環境が整っています。

介護職の特徴

介護職の実務者研修施設として、無資格・未経験者の資格取得を支援していて、
現在在籍している介護職のほとんどが入職後に初任者研修・実務者研修を
修了し、約半数は介護福祉士の資格を取得しています（2024年2月）。

新人さんには、独自の技術チェックリストと行動計画書をもとに、
教育担当の先輩によるマンツーマンのOJTを実施していて、
ラダー別研修の他、eラーニングも行っています。今後は、AMG統一の
介護クリニカルラダーを、「埼玉回生病院」の特徴を盛り込んで導入し、
継続的なスキルアップが目指せる環境を整えていく予定です。

介護部には、異業種からの転職者や外国人スタッフなどの多様な人材が
多数活躍中。介護職が主体となる季節のイベントにも力を入れているので、
介護施設のような生活支援にも多く携われます。職員用駐車場・職員寮・
院内保育室などの福利厚生は、介護職も利用可能です。