陽和病院の特徴について

「陽和病院」では、従来の精神科病院の閉鎖的なイメージを払拭するため、
リニューアルを重ねて、地域に開かれた明るい病院づくりを実現。
外観の愛らしい「イルカ」のモニュメントは、近隣住民の方にも
親しまれていて、病院が目指す「心の癒し・自由さ」を象徴しています。

精神科病院における入院期間の長期化の問題にも目を向け、入院患者様の
6割以上を3カ月以内に退院に導く「スーパー救急病棟」を2病棟設置。
慢性期や認知症の患者様が中心の病棟においても、多職種チームで退院支援に
取り組み、併設の訪問看護ステーションや、関連施設のグループホームなどを
活用して、できる限り退院へと導いています。

また、地域に密着した精神科病院として、近隣の介護施設への訪問診療に対応。
「地域支援室」の看護師が中心となって訪問診療の同行を行い、
地域の方が住み慣れた場所で安心して生活できるように支援しています。

入職後は、新卒者にも中途入職者にもプリセプターの先輩が付き、チェックリストを用いてマンツーマンの丁寧なOJTを行っています。

新人教育も継続教育も充実させています

入職後は、新卒者にも中途入職者にもプリセプターの先輩が1年間付き、
チェックリストを用いたマンツーマンのOJTを実施。入職時教育を充実させて、
新卒採用を毎年行っているほか、ケアワーカーとして働きながら看護師の資格を
目指す方も歓迎し、仕事と学業の両立をサポートしています。また、外国籍の方
も数名いて、丁寧にコミュニケーションをとりながら勤務しています。

看護部教育委員会では、クリニカルラダーを活用して継続教育にも力を注ぎ、
ラダー別研修やフォローアップ研修を定期的に開催。病院全体の教育委員会
が主催する研修の機会も多いですし、自己学習支援として「eラーニング」が
導入されていて、個人のPC・スマホから好きな時間に学ぶことができます。

また、業務貢献につながる外部研修には勤務扱いで参加でき、研修費用も
病院が負担するため、興味のある領域を深めているスタッフも多数。
法人内には、精神科看護専門看護師、精神科認定看護師、CVPPP（包括的暴力
防止プログラム）トレーナー、BLS（一次救命処置）トレーナー、
災害支援ナースなどが専門性を発揮しています（2023年6月）。

多職種カンファレンスの様子。スムーズな退院を実現できるよう、さまざまな職種の意見を取り入れながら退院調整を進めています。

ワークライフバランスを大切にできます

スタッフから好評なのは、休みの希望がほぼ100％通ること。
夏季・冬季休暇もたっぷりあり、有休消化率も高く、家庭やプライベートを
大切にしたい方にピッタリの職場です。残業は月2～3時間程度で、
入退院の多い「スーパー救急病棟」でも定時退勤できる日が多いです。

看護師の年齢層は20代～60代と幅広く、全体の約3分の1が男性看護師。
看護部の管理職は育児経験者が多く、女性だけでなく男性職員の育休取得も
推進していて、お子さんの急な体調不良によるお休みにも理解があります。
また、子育て世代も管理業務を担いやすい職場づくりを進めていて、
小さなお子さんを持つママさんも看護師長もいきいきと活躍中です。

職種間の交流を深めるために、陶芸部・ランニング部・フットサル部・
アームレスリング部など、さまざまな部活動が行われていることも特徴。
所属する「翠会ヘルスケアグループ」には、リーズナブルな職員寮や、
グループ合同の保育室、保養所なども用意されています。

患者様の生活支援や環境整備を担うケアワーカーも積極的に採用。働きながら看護師の資格取得を目指したい方も大歓迎です。