板橋宮本病院の特徴

入院設備として3つの療養病棟があり、急性期病院から転院されたばかりの
要介護度が低い方から、全介助が求められる寝たきりの方、看取り期の方まで、
さまざまな患者様がいらっしゃるのが特徴。言葉でのコミュニケーションが
難しい方や、認知症を抱えている方も多いですが、「身体拘束ゼロ」を目標に、
フランス発祥の認知症ケア技法「ユマニチュード」の考えを取り入れています。

また、最期まで口から食べる喜びを感じていただけるよう、摂食・嚥下ケア
にも力を注ぎ、季節感を盛り込んだ華やかな食事を提供。入院時は経管栄養の方
でも、再び経口摂取ができるように多職種チームで取り組んでいます。

長期にわたる入院生活では四季の変化を感じる機会が減ってしまうため、
季節にちなんだ手作りの装飾を院内に飾っているのも特徴。患者様の夢や希望を
叶える「夢プラン」という独自の取り組みもあり、ご家族の協力も得ながら、
最期まで希望を持ち、その方らしい人生を送れるように支援しています。

病棟にはゆったりとした時間が流れ、患者様一人ひとりとじっくり向き合った看護を提供しています。

看護師にも看護助手にも
手厚い教育サポートを実施

入職後は、業務に慣れるまでサポート役の先輩が付き、キャリアに合わせた
マンツーマンの丁寧なOJTを実施。療養病棟が未経験の方も安心して働ける
ように、老年看護や認知症ケアに関する研修も充実させていて、
院内研修は原則勤務時間内の開催なので、無理なく参加可能です。

また、看護師にも看護助手にもeラーニングを導入し、自己学習もサポート。
看護助手は無資格・未経験で入職する方が多く、初任者研修・実務者研修・
介護福祉士の資格を取得する際には、受験費用の補助、特別休暇の付与、
合格祝い金を用意していて、奨学金制度を利用して看護師の資格を取得する
看護助手の入職も毎年受け入れています。

時間の流れが穏やかで、緊急の処置なども少ないため、ブランクのある方や
年齢を重ねている方でも無理なく働ける環境。患者様一人ひとりとじっくり
向き合い、寄り添ったケアを提供したい方にはぴったりの職場です。

各病棟には看護師とほぼ同数の看護助手（写真右）が勤務していて、看護助手の補佐を担う環境整備スタッフ（写真左）も配置しています。

子育てサポートや福利厚生について

看護部には20代から60代の幅広い年齢・キャリアのスタッフが活躍していて、
看護助手や環境整備スタッフ（看護助手の補佐）には男性職員も複数在籍。
子育て中のママさんも多く、小さなお子さんを持つ方は日勤常勤・時短勤務・
パート勤務を選択し、ライフスタイルに合わせた働き方をしています。

子育てサポートの「保育費・学童保育補助制度」とは、保育園に通うお子さん
を持つ職員や、小学1年生～4年生までのお子さんを持つ職員に補助金を支給する
制度で、常勤だけでなく非常勤スタッフも対象です（規定あり）。

福利厚生として、1食300円で手作りランチが食べられる職員食堂や、
1人1泊550円で利用できるリゾートマンションがあるほか、
スタッフの誕生日には図書券を贈呈。また、ケガや病気で働けなくなった際の
収入減少を補償する制度も用意し、長く安心して働ける環境を整えています。

多職種カンファレンスの様子。患者様の容態はさまざまなので、職種間での情報共有を徹底しています。