施設の特徴について

病床は2F・3Fに40床（長期入所38床・短期入所2床）あり、
2Fでは比較的自立度の高い方を、3Fでは胃ろうなどの医療依存度が高い方を
中心に受け入れています。近い将来には、1Fに短期入所の病床を増床予定で、
在宅で暮らす重症心身障害児者の相談に対応する地域連携室も開設予定です。

1Fの広いデイルームでは、夏祭りや文化祭などの季節行事を定期的に開催。
2Fにはリハビリテーション室もあり、理学療法士や作業療法士による
個別の機能訓練を実施しています。また、重度の障害を抱える利用者様も
楽しめるリラクゼーション空間「スヌーズレン室」も完備していて、
光・音・香りなど、さまざまな感覚刺激を得る活動も大切にしています。

所属する「ワゲングループ」は、医療と福祉が一体となった社会福祉法人で、
多様な医療・介護・福祉施設を運営。特に、グループ病院「総合相模更生病院」
と密な連携体制を築き、検査や入院の受け入れも迅速に対応してもらえています。

多職種カンファレンスの様子。利用者様一人ひとりの支援について、それぞれの職種の視点から意見を出し合っています。

OJTにはプリセプター制度を取り入れ、
働きながらの資格取得もバックアップ

重心施設の勤務が初めての方でも安心して働けるよう、入職後は業務に
慣れるまでプリセプターの先輩が付き、マンツーマンの丁寧なOJTを実施。
集合研修は、各委員会が主催する研修や、多職種対象の全体研修に加えて、
看護課と生活支援課それぞれが年間研修計画を立て、定期開催しています。

キャリアサポートも充実していて、業務貢献につながる外部研修は勤務扱い
とし、研修費費用も法人が負担。また、認定看護師などのスペシャリストを
目指す方への資格取得支援も行っていて、日本看護協会認定の認定看護管理者、
日本重症心身障害福祉協会認定の重症心身障害看護師、臨床実習指導者、
介護福祉士などの資格を取得したスタッフもいます。

看護師も生活支援員も、重心施設未経験で入職したスタッフが多いですが、
利用者さんとじっくり関われる環境にやりがいを感じ、長く定着する方が多数。
施設で最期を迎える利用者さんもいらっしゃるため、長い人生に寄り添い
ながら、ご家族との信頼関係も深め、個別性を重視したケアを提供しています。

言葉でのコミュニケーションが難しい利用者さんが多いため、じっくり向き合う中で表情や行動の変化に気付き、お互いが笑顔になれる時間を大切にしています。

ワークライフバランスを大切にできます

スタッフの年齢層は20代から50代と幅広く、経験・資格もさまざま。
グループ病院「総合相模更生病院」には法人の保育園があるため、
産休・育休後もスムーズな職場復帰が可能で、お子さんが小さいうちは
日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択も可能です。

どの部署にも育児経験者が多く、妊娠中のスタッフの体調への配慮や、
小さなお子さんを持つスタッフへの理解もあり、子育て世代の定着率が抜群。
残業も少なく、看護部は毎日ほぼ定時に退勤可能で、生活支援課は残業が発生
しても1時間程で終わります。年間休日の多さも魅力で、希望休も通りやすく、
公休と連休を組み合わせて長期休暇の取得もOKです。

駅から離れた立地ですが、敷地内には無料の職員用駐車場があり、
ほとんどのスタッフはマイカー通勤。また、電車通勤のスタッフのために、
相模原駅と施設を結ぶ無料送迎バスを運行しています。

屋上からの景色。施設周辺は自然が豊かで、雄大な山々に囲まれています。