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医療法人社団 哺育会 白岡中央総合病院

教育担当インタビューinterview

教育担当の“想い”がわかるコンテンツです。

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教育担当インタビューinterview

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メイン写真
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先輩や同期との関係を大切に、
自分のペースで成長してほしい。

Profile

看護係長 看護部教育委員会委員長 糖尿病看護認定看護師 高校卒業後に埼玉県に転居し、「白岡中央総合病院」に看護補助者として入職。働きながら准看護学校・看護専門学校に通い、看護師の資格取得後は整形外科病棟に勤務し、数年後に看護学生実習指導者の資格を取得。外来に異動し、2012年にフットケア講習会を修了、2014年に糖尿病看護認定看護師の資格を取得。現在は、配属部署での管理業務や、認定看護師として専門活動に携わりながら、看護部教育委員会委員長を務めている。

これまでの歩み

看護師を目指したきっかけを教えてください。

私は美しい海に囲まれた島の出身で、将来は地元で海女さんになるか、看護師を目指すかの二択で悩み続けた末、白衣に憧れて看護の道を選びました。ただ、海なし県の埼玉で生活していると地元の海が恋しくなり、毎年夏には地元に帰省して海に潜るのを楽しみにしているんですよ。

当院に入職当初は看護学生で、看護補助者として働きながら准看護学校と看護専門学校に通い、看護師の資格を取得しました。後輩ができると「人に教えること」を経験するようになり、だんだんと教育に興味が出てきて、数年後には実習指導者資格を取得して学生指導にも携わるようになりました。

新人時代のエピソードを教えてください。

看護師になってからの看護部の同期は私を含めて3人いたのですが、3人が3人とも年齢や学習課程が異なり、一番年長者の私が「しっかりしなければ!」と、自分にプレッシャーを与えていた気がします。

誰よりも先に業務を覚えミスなく業務を終わらせて、誰よりも先に夜勤デビューやリーダーデビューを果たさなければ!という思いで働いていたので、すごく疲れたし苦しかったです。私の働き方を見ていた経験豊富な先輩から、「それは看護じゃなくて業務だよね」と指摘されたのをきっかけに、「看護」ができていなかったことに気づき、自分の働き方を見直すことができました。

新人のうちは、先輩からの厳しい指摘に必要以上に落ち込んだり、反発心がわいたりすることがあるかもしれません。でも、それをネガティブな体験として終わらせずに、その指摘を素直に受け止めて、「成長するきっかけをくれた、自分のために言ってくれた」と、ポジティブに受け止めることが大事だと思います。

糖尿病看護認定看護師の資格を取得されたそうですね。

はい。病棟から外来へ異動し、それまでのキャリアを活かして継続看護にあたる中で、患者様が病気や治療とうまく付き合っていけるようサポートしていきたいと考えるようになって、2012年に「フットケア講習会」を修了しました。その後、より専門性のある資格取得を上司に勧められて、2014年に糖尿病看護認定看護師の資格を取得したんです。

当院の認定看護師第1号は現在の看護部長で、私は第2号でした。その後も当院には認定看護師仲間が少しずつ増えていき、現在は緩和ケア・糖尿病看護・認知症看護、訪問看護、感染管理と、5分野6名の認定看護師が在籍しています(2025年1月)。

当院が所属する上尾中央医科グループ(AMG)には、認定看護師などのスペシャリストを目指す際の資格取得支援制度が整っていて、経済的なサポートが受けられることから、キャリアアップにチャレンジしやすい環境なんですよ。

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教育担当者としての取り組み

教育には長く携わっていますか?

そうですね。看護部教育委員会には看護主任時代から所属していて、認定看護師の資格取得後は院内研修の講師を務めるようになったので、教育にはかれこれ10年以上携わっています。現在は、教育委員会委員長を任されていて、看護師と看護補助者の年間研修計画の立案・運営が主な業務です。

スタッフたちの現場での困りごとを少しでも減らしていきたいという想いから、研修内容には「実践ですぐに役立つこと」を盛り込むようにしていて、自ら参加したくなるような研修の実施を目指しています。

研修計画を立案する上で、工夫していることがあれば教えてください。

AMGには共通のキャリアラダーシステムがあるのですが、そこに当院の目指す看護師像も取り入れることで、「習得する看護スキル」と「現場で求められる看護」にギャップを生まないよう工夫しています。

また、自ら学ぶ時間・場所を選べるように、院内研修は対面形式からeラーニングへ部分的に移行していることも特徴です。ラダー研修は原則勤務時間内の参加or視聴とし、各人が興味のある内容を学べるように、研修計画は電子カルテからいつでも閲覧・申し込みができるようにしています。

さらに、5分野6名の認定看護師を活かして、スペシャリストによる専門講義も充実させています。さまざまな領域に精通した先輩からの講義を通して、専門知識を深めていくだけでなく、「自分も認定看護師の資格を目指したい」と思ってくれるスタッフが増えたら嬉しいです。

教育委員長として、大切にしていることを教えてください。

一番大切にしているのはコミュニケーションですね。特に新人さんに対しては、廊下ですれ違った時や、病棟にラウンドに行った時などに、こちらから積極的に声をかけるようにしています。

あとは、同期とのつながりをつくることです。新卒看護師の場合、定期的に同期全員が参加する集合研修があるので関係を深めやすいのですが、中途入職者の場合は同期と集まる機会がなかなかありません。だから当院では、入職後1年間は3カ月ごとに「中途入職者交流会」を開き、同期とのつながりを大事にできる場を用意しているんですよ。

教育についての詳細はコチラ

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求職者へのメッセージ

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

看護部教育委員会では、「自信をもって患者様に看護を提供できる人材」を育てていけるよう、成長につながる研修の在り方について日々検討を重ねています。勉強を「やらされている」から「自ら学ぶ」に導くため、各人の目標やペースに合わせて学習できる環境づくり、自分の好きな時間・場所で学べる環境づくりに取り組んでいます。

学びは本来楽しいもので、勉強が楽しくなると自然と仕事へのモチベーションが上がります。ぜひ私たちと一緒に、看護を楽しく学んでいきましょう!

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プライベートの過ごし方

地元の海で素潜り★

夏になると地元に帰省し、実家の裏にある海に行くのが楽しみです。素潜りをしてたくさんの魚たちを眺めたり、海岸でのんびり過ごしたりしています。

プライベート